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「なま返事」防止ツール

Hihoney 私と同じように、家にいるときも四六時中ノートブックを持って歩いて、仕事やらブログやらをしている、「いつでもインターネット族」(英語なら"always connected peaple")はますます増えているはずだ。そんな私たちの一番の敵は、「なま返事」だ。

 脳が器用なタイプではないので、パソコンをいじっているとどうしても脳の95%ぐらいがそっちに行ってしまい、残りの5%ぐらいでテレビを見たりコーヒーを飲んだりしている。その状態になったときの5%の部分の脳は、ある意味で私の「分身」(もしくは「身がわり」)と化して、残りの95%(=真の私)をできるだけ煩わせることなく、「リアルの世界」とのやり取りをしてくれる。

 相手がテレビやコーヒーだったら、例え失敗したとしても、見ているドラマの筋が分からなくなったり、コーヒーをこぼしてしまう、など被害はたかがしれている。しかし、相手が人間だと、色々と問題が生じる。

 一番の問題は、「なま返事」だ。私の分身は、完全な言語処理能力も持ち合わせていないくせに、相手の言葉のニュアンスだけから勝手に判断して、「うん」とか、「そう」とかの適当な相槌をうってしまうのだ。ほとんどの会話はそれでも成り立ってしまうのだが、たまに大事な情報が含まれた時にも、それを的確に認識する能力はなく、同じ調子で返事をしてしまうのだ。いっそのこと一切返事をしないでおいてくれれば良いのだが、そうも行かないらしい。

 その結果、「あの時はちゃんと伝えたはずだ」だとか、「行くって約束したでしょう」などの誤解が生じてしまうので、困ってしまう。「あれは、僕の分身が返事をしただけだよ」と言っても通じない。相手から見れば、あくまで返事をしたのは私の顔と声をした「私」であり、そこにいたのは私の分身でしかなく、私の「実体」はインターネットのどこかを渡り歩いていたとは想像もしようがないのである。

 そんな私が欲しいとずっと以前から思っているツールが、「なま返事防止ツール」である。仕組みはいたって簡単で、常駐型のソフトでパソコンのまわりでされる会話を音声認識でテキストに変換して、パソコンの画面の右隅に履歴順に表示してくれるだけでよいのだ。これがあれば、私の分身がまわりの人とどんな会話をしているかをモニターできるし、必要になればクリックして会話を遡って私の分身が余計な返事をしてしまっていないかチェックしたりもできる。

 すでに商品名もユーザーインターフェイスも考えてある。米国での商品名は「Hi, Honey」(honey は、アメリカ人が恋人や配偶者を愛を込めて呼ぶときに使う言葉である)、日本での商品名は「愛妻28号」(昔「愛妻号」という洗濯機があったが、そのもじり)。サクッと作って、キチッとマーケティングすれば結構売れると思うのだがどうだろうか?

 音声認識も完璧である必要もないので、作るのはそんなに難しくないはずだ。認識率90%ぐらいで十分だし、同音異義語の処理だってきちんとする必要はない。要は、「え、今何て言ったの?」と聞きなおす必要を無くしてくれば十分なのだ。

 残念ながら、今の仕事と離れすぎているので、私が実際に手を動かして作るわけにはいかない。そこで、このブログで商品企画を公開し、商品化してくれる人・会社を募集することにした。「アイデア料」を請求したりはしないので、ぜひ作って欲しい。本気で作ってくれるなら、ボランティアで商品企画のコンサルティングもしたっていいぐらいだ。

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Comments

mswar

ああ、自分も同じ症状を持つ人間。確かにこのツールあったらいいかも。
集中している時に話しかけられると自動返答してしまうせいで、何度かみさんと喧嘩になりかけた事か・・・。

歩きながらとか買い物しながらも、常に思考タスク(考え事)が常駐していて、そっちにリソースの大半もってかれてるので、ぼーっとしてるって怒られます。だって考なきゃいけない事が色々とありすぎるんだもの。

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