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運命の出会い

050512_144536 「Sleepless in Seattle」(邦題は「めぐり逢えたら」)は私の大好きな映画の一つだが、それにとても好きなシーンがある(ネタバレなので、まだ見てない人は注意)。主人公二人がエンパイア・ステートビルの展望階でやっと出会い、トム・ハンクスがメグ・ライアンに手を差し出すシーンである。それ以前に、トム・ハンクスの祖母が、「私とおじいさんは、二人の手が触れ合った瞬間に、相手が運命の人だと気がついた」という伏線がしっかりと張ってあるので、ここで二人が同じことを感じたことが見ている人に分かる仕掛けだ。

 私は「科学うんちく」を展開するときには、「恋なんて単なる幻想で、単に進化の過程で『子孫を残す』ために人間が取得した生殖本能の結果でしかない」と言ってはばからないタイプだが、この手の「ロマコメ(Romantic Comedy)」や「トレンディ・ドラマ」に出て来る、「運命の出会い」テーマは大好きである。

 「運命の出会い」テーマの中でも、この「手が触れた瞬間に分かる」という皮膚感覚は、何ともセクシーで、その至福の時を想像しただけで、こっちにも電気が走ってきそうだ。太古の昔から我々のDNAの中に刻み込まれた「最適な配偶者を見つける能力」が、とかく容姿・収入・地位・年齢などで相手を判断しがちな大脳ではなく、「手のひら」とそこに直結した「小脳」にあるという説は、何ともロマンチックである。男でも女でも、こんな「運命の出会い」が出来たなら、どんな障害があろうとも一緒になるべきだろう、と思ってしまうのは私だけではないはずだ。

 ちなみに、私も一度だけこんな「肌で感じる運命の出会い」をしたことがあるのだが、残念ながら相手は人間ではなく靴である。Rockportの何の変哲もない革靴なのだが、試着した瞬間に、「この靴に出会うために私は生きてきた」と思えるぐらいしっくりきたのである。何も言ってはくれなかったが、靴のほうも「この人に履かれるために私は作られた」と感じてくれたに違いない。

 十数年前にその「運命の出会い」をして以来、このモデルの靴を何十足と履き続けている。靴箱には、常に履き古したものからまだ一度も履いたことのないものまで常に4~5足を用意しておき、「今日は犬の散歩で芝生の上を歩くから使い古しで」、「今日は大事な取引先とのミーティングだから新品で」などと、TPOに応じて使い分けているのである。

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Comments

meigara

meigaraです。こんにちは!
実は、私もRockportの靴にはまった時期がありまして現在でも5足保有しています。その中でもお気に入りだったローファーがあるのですが、こともあろうにディスコンになってしまいました。人気モデルでしたらそんな心配もないかとは思いますが、まとめて10足くらい購入しておくのも手ですよ。(笑)
足の健康を考えるとRockport、それも同じモデルを履き続けるのはとても良いことですよね。

satoshi

 確かにディスコンは困りますね。近所のデパートで時々セールになるので、今度の機会にまとめ買いしようかな…

shun

> 「この靴に出会うために私は生きてきた」

コーヒーをキーボードの上に噴出しそうになってしまいました。。。
これが逆だと、相手にとっては運命の出会いでも、Satoshi-san にとっては運命の出会いではないかもしれないという事でしょうか。

satoshi

>これが逆だと、相手にとっては運命の出会いでも、Satoshi-san にとっては運命の出会いではないかもしれないという事でしょうか。

片方だけが「運命の出会い」を感じる、ということは実際にはあるかも知れませんが、ドラマとかにはできれば描いて欲しくない図ですね。

よーへー(息子)

17年間一緒にすんでてこの靴の事知らなかった僕って。。。
やっぱり一緒に住まなくてブログを読むようになってからの方がいろいろ知れる。

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