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マジック・アイ、視力の良くなる(?)3D絵本の作り方

Magic_eye_practice_thumb 先日、本屋に行くと、「マジック・アイ・エクササイズ」などの、「立体視」(「3D視」)の本が山積みになっていた。ずいぶん以前からある技術だが、最近「視力が良くなる」などの触れ込みで一部の人たちに流行っているようだ。

 この手の技術を見ると、「この本で視力を良くしてみよう」という消費者の立場ではなく、「どうやって作るのだろう」、「私にも作れるに違いない」と、製作側の立場に立って考えてしまうのが私の性分である。

 そこで(本は買わずに、家に帰って)早速作ってみたのが、左の習作(左の絵は、縮小画像なので、3D視は無理。クリックして大きな図を開き、画面の少し先を見るようにすると「3D視」ができる)。

 3D視用の画像を作る時に大切なことは、リファレンスとなる繰り返しパターンをバックグラウンドに置くこと。これを省くと、「3D視」をするのが極端に難しくなるので要注意。出版物の中にも、この辺りをキチンと理解せずに作っているものがあり、「3D視には練習が必要です」などと書いてあるので困る。ここでは45度傾けた市松模様にしたが、もちろん別のパターンでもかまわない。この際、繰り返しパターンの幅は、画面(印刷した場合は紙)の上で2~3センチぐらいにしておくこと。あまり細かいと、2つ以上ずらして見てしまうことがあるし、あまり幅が広いと目線をそこまで広げられない。

 ちなみに、この作品だが、一番上の列には、比較のために青い長方形をリファレンス・パターンと同じ間隔で配置してある。こうしておくと、左右の目には同じ像が写るので、3D視をしても、青い長方形は浮かんで見えたりして来ない。

 二番目の列には、青い長方形をリファレンス・パターンより少し狭い間隔で配置してある。こうしておくと、3D視をした時に、右の目には左の目より少し左にずれた位置に青い長方形が見えるため、結果として浮かんで見えるのである。「3D視画像」の基本中の基本テクニックである。

 三番目の列の青い長方形は、それぞれの間隔を微妙にずらして配置してあるため、それぞれが異なった浮かび上がり方をして見える。長方形の間隔は、計算して決めたのではなく、3D視をしたまま画像を編集して作った。結構簡単に思ったような浮き上がり方に長方形を配置できる。

 とりあえず今日の所は、分かりやすくするために、あえて単純化したケースのみにとどめて置いたが、これを応用して、さまざまな奥行きを持つ3Dオブジェクトを見せたり、3D視したときだけに浮かび上がる隠し絵を作ったりすることもできるので、皆さんにもぜひ試していただきたい。

 ちなみに、これを作っていたら、妙に目が疲れてしまった。本当に「3D視」に視力を良くする効用があるのか少し疑問である。

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Comments

inko

先生!縮小画像でもちゃんと3Dに見えました。
確かに自分で作りながら確認作業をしていると相当目がやられそうですね。
これを専門に作っている人達は目がいいのでしょうか?
ちなみに私はこの業界で約20年。視力は両目とも1.5ありますよー
ブルーベリーも大好きですが、眼球の運動が効く気がします。

satoshi

inkoさん、「本当に縮小画像では3D視は無理かなあ」と試してみたんですね。その気持ち分かります。両目とも1.5はうらやましいですね(私は、0.7)。

shun

「3D視」とはいえ、モニタとずっと睨めっこしていたらなんか逆効果になりそうな気が...

> 3D視をしたまま画像を編集して作った。
さらっと書いていますが、これって結構難しそう。

satoshi

>> 3D視をしたまま画像を編集して作った。
>さらっと書いていますが、これって結構難しそう。

3D視状態だと、マウス・カーソルが2つ見えるので、それを見ようとすると2D視に戻ってしまうのが難点でした。そこで3D画像の方に意識を集中しながらマウス・カーソルを視線の片隅で捕らえながら、なるだけキーボードで位置を調整する、ということをしました(ツールはPhotoShop)。

kalcha

http://www.omn.ne.jp/~tsutomu/TA/3D/index.html

当幅フォントだと複数行も楽なんですけどね

 (^。^ ) ( ^。^) 

tico

トラックバック送った者ですが、自分の記事のタイトルを間違っていたので編集しました。申し訳ありませんが、「声楽レッスン12」の方を削除お願いします。すみません。

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