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ソニーBMGの「rootkit」事件は「旧メディア産業」の最後のあがきか

051115_013003  今回のソニーBMGの起こした「rootkit事件は、たぶん10年後か20年後には、「旧メディア産業の最後のあがき」として象徴的な歴史の一コマとして扱われることになるかも知れない、と思った。

 旧来型の音楽やビデオをCDやDVDといった媒体に焼き付けて配布するというビジネス・モデルは、インターネットを介したiTunes Music StoreやRhapsodyのようなビジネスに取って代わられることは既に時間の問題であることは明白である。

 そこで、ソニーBMGに代表されるような「旧勢力」としては、何とか今のビジネスの延命をしつつ、新しい形のモデルを模索せざるをえないのだ。今回の「rootkit」事件は、まさにその象徴だ。若者達の間の違法コピーによる売り上げの落ち込みを何とかストップしようと、「藁(わら)にもすがる」思いで採用したのだろうが、こんない騒ぎになってしまい、イメージ・ダウンもなはだしい。これも、まさに失うものが大きすぎる故に起こる「イノベーションのジレンマ」の代表例である。

 そう考えてみると、番組の企画段階からネット配信を可能にした形での契約を俳優達と結んでおき、iTunes Music Storeを介したテレビ番組のネット配信に一番乗りしたディズニーは、本当にすごい(参照)。ちゃんと先が読めるリーダー達が揃っているに違いない。

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Comments

マッキー

はじめまして。

アメリカでは、プロデューサーに権利が集約されているのが一般的だそうで、二次利用する際も、ハードルはそんなに高くないそうですね。日本でも、例えばアニメなんかはハードルが高くないそうです。
http://plusd.itmedia.co.jp/broadband/0310/27/lp16.html

もっとも、iTMSを活用するかどうかはまた別問題ですが。

テレビ番組のネット配信等が難しいのは、二次利用を前提にした契約を行っていない事が原因だと聞いたことがあります。

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