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ノルウェーの「凍った耳はあわててこすってはいけない」という言い伝え

Stop_1 雪は降り止んだが、カナダから吹き込んできた寒気のせいで11月としては記録的な寒さになったシアトル。家の外においてある温度計は摂氏マイナス8度を指している。

 ちなみに、このくらい寒くなると思い出すのがノルウェー人の友達から教わったノルウェー独自の言い伝え。子供のころに外から帰って冷え切った耳を両手で何とか暖めようとこすっていると、母親に、「寒い日に家の中に入ってあわてて耳をこすると、凍った耳が落ちてしまう」と何度も注意されたそうだ。

 私はこの話はかなり疑わしいと思っているのだが、摂氏マイナス20度にもなるノルウェーでは、子供たちの耳がすぐ「しもやけ」になってしまうことは想像できる。そして、しもやけ状態で神経が麻痺してしまっている耳をあまり強くこすることは確かに良くないのかも知れない、と無理やり科学的な説明をつけて納得している私である。

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Comments

hana-hana

ブログをよんで、へレン・ケラーと並び賞される中村久子女史のことを思い出しました。
彼女は、凍傷で両手足をなくしたのです。
http://www.nakamura-hisako.co.jp/

fujio

たまたまこのブログに行き当たりおもしろく読ませてもらいました。このスウェーデンの耳の話しは、凍傷あるいは、凍瘡にかかりかけたときに急激に温度を上げると皮膚にとっては、かえって鬱血を誘発するとの経験則からきているのだと感じました。指の場合でも、冷えて血管が収縮し血流が途絶えているときに、全体を強く暖めると体からの血流がまだ開ききらない血管に過剰に流れてよりうっ血を起こしてしまうからだと思います。以前、モンゴルの冬の乗馬の訓練で子供が凍傷になりかけたとき、大人が家にいれず、雪でマッサージをしていたシーンがありますが、まさしくこれに相当すると思います。私、皮膚科の治療を担当していますが患者さんに説明するときも一日の温度差が10度以上あるような朝の氷点下になるひに注意してくださいと指導しています。

Satoshi

fujioさん、丁寧な解説ありがとうございます。急に温めてはいけないとは知りませんでした。

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