自分の天下り先にオオナタを振るうことが出来る人などいない
前々から、「JASRAC問題」に関して一言書かねばと思っていたので、先日のブログに対するコメントを受けて、私の意見を、CNetのブログの方に表明させていただいた。
このブログでは何度も述べてきたテーマだが、人間だれもが「欲」を持っており、自分の利益を最大にしようと行動するのはごく自然のこと。
そんな人間が集まっている社会で、みんなが私利私欲に走らないようにするには、役人であれ会社員であれ、「会社や国民にとっての利益」と「自分自身に対する利益」が相反しないような常態においてあげることが何よりも大切である。あきらかに相反する利益にさらされた状態(たとえば、自分の天下り先を管理する立場)に人をおいておいて、その人が自分の利益を優先する行動をとったときに「モラルが低い」「私利私欲に走っている」と非難するのはあまりに酷である。
ちなみに、こういう考え方のことを「性悪説」と呼ぶ人がいるが、この呼び方だとまるで「人間は生まれつき悪い」と言っているみたいで、あまり語感が良くない。そうではなくて、「人間には生まれつき欲があり、自然にそれにしたがって行動してしまう」と言いたいのである。だからといって「性欲説」と呼んでしまうとそれはそれでまったく別の意味になってしまうから、言葉とは難しいものだ。
性欲説、確かにまったく違う意味を想像させる言葉ですね。
性悪説、というと語弊が生じてしまうというのはよくわかります。組織の運営において個人の利益と組織の利益が共通のベクトルを向くというのは重要ですね。さらに、それが社会全体の利益とも同じ方向を向かないといけません。
まったく別の話になりますが、それが分離しかけているのが、日本における医療の現状です。これは医者は聖職であるといった幻想や性善説に基づいて構築されたシステムの弊害ですね。
Posted by: 内科医(在米) | 2006.12.02 at 03:33
本当です。性善説に基づいて構築されたシステムじゃどうしてもうまく行きませんよね。
Posted by: Satoshi | 2006.12.02 at 05:30
http://www.jasrac.or.jp/network/side/hayami.html#04
個人の非商用 利用は同時利用数換算で1曲150円/月。
月あたり同時に1曲なら、かけかえしてもこの値段。
アメリカと日本とは政治レベルでのシステムからして異なるので
かならずしも、アメリカ的な考えが良いとは限らないでしょう。
Posted by: 心は萌え | 2006.12.02 at 06:02
組織における「性欲説」「性悪説」について、
米国企業のエンロン事件以後、SOX法はじめとして
「コンプライアンス」を強化する動きが見られます。
そこで、果たして、「コンプライアンス」とは何だろうかと
素朴な疑問が浮かんで参ります。
自分としては、実は、組織としての「実行力」そのものに
近い意味があるのではないかと・・・。
米マッキンゼーによると、組織が実行力を発揮するうえで、
大きく7つの要素に分類されています。
(1)「Structure」(2)「Strategy」(3)「Systems」
(4)「Staff」(5)「Skill」(6)「Style」(7)「Shared Values」
この7つの中で、経営者ご自身の努力次第で、
変えられるものと変わられないものに分かれるという。
前者の3つ、つまり、「Structure」「Strategy」「Systems」、
以上の3つは経営者の「実行力」「判断力」「人間力」で、
組織に影響力を与えることができる・・・・。
Wiiを市場に送り出した任天堂の岩田社長は、
後継者問題に苦しんでいた同社をみごとに復活させた。
岩田氏は、失敗続きで社内では片隅に追いやられていたであろう
人たちを新しいプロジェクトチームとして、
社長直属の戦略的なチームに再編した(「Structure」)。
また、既存の社内政治のしがらみから切り離し、保護し育てた(「Strategy」)。
さらに、「設計・開発部門」だけでなく、
「マーケティング部門」も、デザイン段階から、
共同で一緒に戦略を練り上げながら進めていった(「Systems」)。
組織における経営スキルとして、
より論理的なアプローチやビジネス・スキルなども注目されます。
時代は、「Pull」から「Push」へ。
Posted by: Maki | 2006.12.02 at 13:32
組織にとっての「倫理観」について、元HP CEOのC・フィオリーナ氏が動画で説明しています(Zdnet)。
・「お客様の成功(短期ではなく長期)」
・「ひとの考えを変えるのは大変なこと」
・「ひとは変化を好まない」
・「人生にはリスクはつきもの」
*URL: http://japan.zdnet.com/video/interview/story/0,2000091437,20324687,00.htm
Posted by: Maki | 2006.12.02 at 14:21
性善説やら性悪説などなにも関係ないのではないでしょうか?
この話題の問題は役人が外郭団体に無条件で天下りして
役人時代のコネやらなにやらを駆使して所属する団体の利益を追求する・・・という事で、
民間企業で自分のスキルを駆使して同じ事やればだれも文句言わないのでは?
Posted by: kyo | 2006.12.02 at 17:45
米国IT企業社長ブログのhiroです。こんにちは。
先日はありがとうございました。早速「あの件(親子どんぶり)」の話を記事にしましたのでTBさせて頂きます。
またJASRACの件も、あの時話されていたお話がこのようなカタチで世に出るとは!今後のコメント、TBの行方とても楽しみにしております。
Posted by: hiro@米国IT企業社長 | 2006.12.03 at 08:59
弁護士の牧野二郎氏は、ある講演で「性弱説」と呼んでいました。
これなら変な意味にはならないのでよろしいのではないかと思います。
Posted by: p | 2006.12.07 at 09:29
Posted by: Karikotis | 2007.09.21 at 02:08
It will have an OS X system and many advanced features that will revolutionize the PDA market. According to Apple the iPhone will be available in Mid-2007.
Posted by: soymmeste | 2007.11.25 at 14:19