「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」は「ウェブ進化論」の格好の解毒剤!?
遅ればせながら「2ちゃんねるはなぜ潰れないか?」を読んだ。なかなかである。著者のひろゆき氏とはまだ直接会ったことはないが(共通の知り合いはたくさんいる)、この本のおかげで彼に対するイメージが大きく変わったことは否めない。どう変わったのかを一口では説明しにくいが、あえて誤解を恐れずに言えば「ちょっと危なそうな2ちゃんの管理人」から「一度はゆっくりと話してみたい人」に変わったと言うべきだろうか。
「グーグルのすごさって技術力じゃなくて企画力にある」、「mixiの株価はどうかんがえても高すぎるし、上場すべきではなかった」、「ホリエモンが逮捕されていなかったら日本はもっと面白い国になっていたかも知れない」などは、私も常々思ってきたことなので、本を読みながら何度も心の中で拍手をしてしまった。
そもそも世の中には「これが正解」なんてものはないことを考えれば、さまざまなベクトルを持った人たちの意見を幅広く吸収することは大切。その意味では、梅田氏の「ウェブ進化論」を読んだ人は、バランスをとるためにもぜひともこの本は読むべきだろう。「ウェブ進化論」は今ネットの世界で何が起こっているのか良く分からない人には良い薬だが、良薬の常でそれなりの副作用もある。その意味では、この「2ちゃんねるはなぜ潰れないか?」は「ウェブ進化論」の副作用の解毒剤としては最適ではないだろうか、というのが今日の結論である。

本文については僕も同意見なのですが、「解毒」という見出しはちょっと誤解を招かないかと思います。うまい言葉は浮かびませんが、「酔い覚まし」くらいの柔らかい言葉がてきとうかと。
Posted by: nn | 2007.08.15 at 20:17
>> さまざまなベクトルを持った人たちの意見を幅広く吸収することは大切
Satoshiさん、同感です!
確かに、「ネットの向こう側は素晴らしい」のかもしれません。しかし、Googleが狙ってきた方向性とは、『ネットワークをコンピュータへ変える』ためのテクノロジー方向性と近いアプローチを実践してきたのではないかと思われます。例えば、信頼性のないチープな部品から、完全性の高いシステムをデザインするアプローチとは、フォン・ノイマン氏以来の課題であったと予想されます。ただし、実践することは言葉で表現するほど簡単ではない・・・・。
Posted by: Maki | 2007.08.16 at 17:18
月刊ASCIIあたりで
ひろゆき氏との対談記事とか面白そうですね。
いかがですか?
Posted by: 114 | 2007.08.16 at 23:56
僕はむしろ両極端な梅田氏とひろゆき氏の対談が見てみたいですね。
あるいはそこに中島さんが加わって三人で…っていうのも面白いかもしれません。
Posted by: 川合亮輔 | 2007.08.17 at 07:01