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テレビ番組の低俗化に関する一考察

Images 最近のテレビは面白くない・テレビ番組の低俗化が一層進んでいる・民放は視聴者を馬鹿にしたような番組しか作らない・最近の若い人たちはもうテレビは見ない、などの声は何年も前から聞く。その割になぜテレビ局のビジネスモデルが破綻しないのか、なぜ民放のプロデューサーたちが高給をもらい続けることができるのかが私には不思議でしょうがないが、そこはあまりにも奥が深い話なのでひとまず置いておいて、まずは「(視聴者が必ずしも望んでいないのに)なぜテレビ番組の低俗化が進んでしまうのか?」とう部分にフォーカスを当てて、一つづつ疑問を解消していきたいと思う。

 私は「なぜテレビ番組の低俗化が進んでしまうのか?」という疑問に対する答えは、マクドナルドに代表される「ジャンクフード・ビジネスモデル」にあると思う。「ジャンクフード・ビジネスモデル」とは、慢性的な食料不足にあった原始の時代から人間のDNAに刻み込まれた「とりあえずカロリーがあるものやしょっぱいものは食べられるときに食べておく」という基本的な欲求に直接的に訴えかけることにより、とにかくより多くの利益をあげることを最優先にし、客のリピート率を上げ、客単価を一円でも多くし、フランチャイズ化でマーケティング効率をあげ、マニュアル化と非正社員の活用で利益率を上げることに究極にまで効率化をはかったビジネスモデルのことである。

 これは古き良き「おいしいものをたくさんの人に食べて欲しい。そして、その結果が売り上げや利益の上昇に繋がるのであればもっとうれしい」という考えとは大きくベクトルの違うものであるが、資本主義社会でビジネスを営む限り、当然の結果である(その結果、アメリカでは特に貧困層を中心に肥満が増えるという悲惨な結果になっているが、その話はまた別の機会に)。

 私から見れば、民放の作る「いわゆる低俗バラエティ番組」はまさにジャンクフードである。笑いのツボをわざわざ大きな字幕で表示する・面白いシーンを何度も繰り返す・クイズの答えをコマーシャルの後まで引っ張る・事前の知識や知恵がなくても楽しめる番組ばかり作る・政治家や企業の失言や失敗を鬼の首を取ったように批判する、などのすべては、視聴者の大脳よりは小脳に近い部分に直接訴えかける砂糖や塩のようなものである。誰もが「こんなもの食べても体に良いことはない」と知りつつもついつい食べてしまうジャンクフードと同じく、「こんなものを見ても時間の無駄だ」と知りつつもついつい見てしまうのが今のバラエティ番組である。

 これだけなら、「レストラン業もテレビ放送事業も所詮同じ道を歩んでいるだけ」という話なのだが、一つだけ大きな違いがある。放送事業者にだけ与えられた「限られた電波帯を独占的に使う権利...放送免許」である。

 これがあるために、レストラン業と異なり、十分な競争がおこらず、NHKを除くすべての民放が視聴率稼ぎの低俗番組作りに走り、立ち並ぶレストランのほとんどすべてがジャンクフード屋と化してしまっているのが今の日本のテレビの現状である。レストランを選ぶ時には、「今日はデートだから少しきばってファンシーなレストランで食べよう」とか「少しぐらい高くても、おいしくて健康に良い食事をしよう」という選択枝があるのだが、テレビの場合には「ゴールデンタイムには、NHKか、野球か、ドラマか、低俗バラエティ番組ぐらいしか選べるものがない」という状況がここ何年もの間続いているのだ。これでは、人々のテレビ離れが止められなくても仕方がない。アーリーアダプターたちが、誰もが自由に情報を発信することが許されるネットにより魅力を感じるのは当然である。

 そう考えると、放送のIP化を進める上で最も大切なことは、地デジの再配信なんかではなく、放送のオープン化、つまり光ファイバーを使うことにより「限られた電波帯」の呪縛から逃れ、誰でも自由にどんなコンテンツでも光ファイバーを通して放送できる仕組みを作ることではないだろうか。「放送免許」という過去の遺物をそのまま光ファイバー上の「マルチキャスト帯域の割当」にするような時代に逆行するようなことだけはしてほしくないというのが私から(日本政府への)お願いである。

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Comments

Yamaguti

文章内に”民法”と”民放”が混在してます。

それから、NHKと民放という対比に値するほどのものを最近のNHKが提供してるとは思えません。同レベルで低俗だと思います。

satoshi

>文章内に”民法”と”民放”が混在してます。

ご指摘ありがとうございます。修正しました。

>それから、NHKと民放という対比に値するほどのものを最近のNHKが提供してるとは思えません。同レベルで低俗だと思います。

確かにそういう意見もありますね。ただ、NHKの問題は民放と違って「視聴率稼ぎのためのジャンクフード化」ではなくて、「競争原理が全く働かないための弊害」なんだと思います。個人的には、NHKスペシャルとかはまだ好きなので、私としてはNHKにはがんばって欲しいと思います。

Mr.T

Mr.Tです、こんにちは。

>テレビの場合には「ゴールデンタイムには、NHKか、野球か、ドラマか、低俗バラエティ番組ぐらいしか選べるものがない」という状況がここ何年もの間続いているのだ。

どうして見ないという選択肢が出てこないのか不思議です。

satoshi

 もちろんあります。だからこそ、私を含めた多くの人が「ゴールデンタイムに家にいてもテレビをつけない」という行動に出ているのではないでしょうか。

zhen

はじめまして(一度お会いしたことがあるのですが)

低俗番組=ジャンクフードのたとえ、確かにと思いました。

4年前ぐらいテレビが壊れ、以来、家ではテレビを見ていません。たまに食堂などで目にすることはありますが、あの視聴者をなめきった番組作り、見るに堪えませんね。

とは言え、たまに何もやる気が起きない時、テレビがあれば、とりあえず時間をつぶせるのになと思うことがあります。それは、自分で食事を作るのも、外食で何を食べるかを決めるのも面倒くさいとき、とりあえず満腹感が得られればいいと、ジャンクフードを選ぶ感覚と似ています。

NHKに関しては、NHKスペシャルだけでもいいので、早く本格的なVOD配信を手掛けて欲しいと願っています。

haTsh

はじめまして、iPhone関連のエントリーから読むようになりました。更新楽しみにしてます。
「ほとんどテレビを見ない」と人に言うと、「ちょっと変わった人?」と判断しがちな人がまだ大勢いませんか?そういう人と出会うにつけ、視聴率は下がれども、まだまだテレビは今のレベルのままではないかという気がします。

一方でネットという代替品がなかった時のテレビ番組のレベルは高かったか?と考えてみると「そうでもないかな」という気もします。

soichi

>マクドナルドに代表される「ジャンクフード・ビジネスモデル」

とありますが、マクドナルドはフランチャイズはほとんどないはずなので、ここで書かれているジャンクフード・ビジネスモデルに当たらないのではないでしょうか。
この書き方だとマクドナルドの店舗がフランチャイズであると誤解される気がします。

Bar

すごい! 我が意を得たり! あと、最近の若いモンも低俗でダメダメですよねー。

satoshi

>この書き方だとマクドナルドの店舗がフランチャイズであると誤解される気がします。

え、日本は直営店が主なんですか?こちら(米国)はフランチャイズ店がたくさんあります。

うみ

テレビ局のビジネスモデルが崩壊すると言われていても、東京でもNHK+民放で7チャンネルしかないですからね・・・。

どんなに低俗な番組でも数パーセントは視聴率を稼げる独占市場なわけで、ビジネスモデルが崩壊すると言われていても、Webの世界よりもよっぽど割がよいブルーオーシャンといっていいと思います。

地デジへの移行で、テレビを持たない人がでてくるまではこの状況は続くんじゃないでしょうか。、

雄三

ま、その時間僕はもっぱら音楽聞いてるわけですが、
スカパーとかも考えるんですけれど、
1種目ばかりをズーットやられるのもつらいので見なく成っちゃうわけですね。
スカパーももっとバランスの良い番組があるチャンネルが出来ればいいんですけどねえ。
公正な競争。
コレがまあ日本には完全にかけてますからねえ。
確かにNHKも面白くはなくなってきてると言うか、
掘り下げが薄いんですよね。
チベット問題をほっておいて、鉄道やあの辺の自然をやるっていうのもどうかなあと思うわけですけれど。。。
ま、最近NHKでコレだと思ったのは「ドキュメント72時間」だけですけどね。

none

何をどうもって「低俗」とするのか、もう少し具体的に書かないと説得力に欠けますね。「低俗」という言葉自体が「低俗」な言葉ですし。
また、過去に比べて果たして本当に「低俗」な番組が増えているのか。データが示されていませんよ。

kuri

> 放送事業者にだけ与えられた「限られた電波帯を独占的に使う権利...放送免許」
> である。

駅ビル、(駅中) の限られたスペースにある、レストラン街というところでしょうか。
取り敢えず、ファスト、ジャンク、お手軽です。じっくり食べたい向きは、町中の店を探す訳ですが、今のメディアは、この部分がまだ充実していないと思います。

我が家ではテレビは back ground noise と化しています。誰もまじめに見てはいない (ながら) のですが、off するとなんとなく寂しいと妻は言います。見方は断片的で番組はバラエティー方向に流れます。ストアで売っている袋詰めのジャンクフードという案配です。

Michi

ご無沙汰しています。興味深く読ませていただきました。

個人的にはまったくそのとおりだと思うのですが、実のところ、世の中には「ジャンクフード適合人口」、つまりああいったものが見たいと思う人が多い、というのが現実なのでは、と思います。

消費者のテレビ離れという現象は、興味をもって探しているのですが、日本でもアメリカでも、「本当に消費者はテレビを見なくなっているのか」については、統計数字を見てもそういう傾向が出る場合と逆の場合の両方があり(広告業界などがどこかで操作しているのかもしれませんが)、私としては本当にそうなのか、まだ判断できていません。

そして、アメリカで、ケーブルだ衛星だとこれだけ多くのチャンネルがあり、これだけ競争が激しくても、一番大きい地上波テレビ局で、昼間「DQN親とDQN娘が髪を振り乱してののしりあい、それを満場の観客が大歓声ではやしたてる」ような番組ばかりやっているのを見ると、「あーやっぱり、ジャンクフード好きな人が多いんだな」と思ってしまいます。

私も、個人的には、ネットで質の良い番組やニッチな番組が見られたらいいと思いますが、アメリカでさえ、見る人の数の少ない番組が成り立つ効率的な広告モデルが成立していないですし、ましてやアメリカよりはるかに広告市場が小さく、コンテンツ供給力がはるかに弱い日本では、どうも期待薄では・・と思ってしまいます。

ちなみに、今年夏に日本(福岡)で多チャンネルのケーブルを見ましたが、「昔の番組」のオンパレードに驚きました。「ウルトラマン名場面集」とか、「60年代の懐かしのアメリカアニメ」とか、そんなのばかり。YouTubeにすら、日本発の自作映像が全く出てこないですし、日本ではテレビ局以外のコンテンツ供給力がまだ決定的に不足している、ということだと思います。

あばばばば

テレビには番組時間という制約があるので情報を提供しようとするとどうしても底が浅くなる。そして放送のスケジュールも決まってる上のでよっぽどの大事件でない限り、ネットより情報が遅い。だからテレビはネットに比べて教養コンテンツや速報ニュースには向かない。

でもテレビは新聞に比べて速報性が高くラジオより情報量が多かったので、ネットが普及する前まではむしろそれは得意分野だった。ネットの普及によって相対的に得意分野が苦手分野になったので、テレビは残された長所である手軽さを武器にして、軽いバラエティに主軸を移すようになった。

という流れかな。

yuiko

低俗化してても面白いものは面白い。

フジテレビしか見ない俺だけど、
バラエティ番組のDVDも数多く買ってるし、
ドラマのDVDBOXは毎期に1作品づつ買ってる。

こういう奴もいるっていうことを忘れないでほしい。

kenichi

新規参入のしにくい業種の低俗化(ジャンクフード化)は必然。
といった論旨だ思うのですが、逆に「放送のIP化」の際、「誰でも自由にどんなコンテンツでも光ファイバーを通して放送できる仕組みを作る」とテレビ番組は「高尚化(?)」するのかどうか疑問です。
大量にクソみたいなコンテンツが垂れ流されるだけだと思うのですが。
たまに良いコンテンツをみつけられるとして、それが現在のテレビの状況とどう違うのかも分かりません。
現在のテレビでも、まれに高尚な番組と出会うもんです。

あと、現在のテレビの低俗化を嘆いても、
○ローマ時代のラクガキにも、近頃の若者はなっとらんと書いてある
 いつでも年寄りは、自分より下の世代のすることを嘆くものだ
とカウンターされてお仕舞いのような気がします。

私は現在36歳です。
「8時だヨ!全員集合」「オレたちひょうきん族」「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」「THE MANZAI」欽ちゃんのバラエティ各種「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」といった番組を面白く感じ、熱心に見ていました。
そして私からすると、近頃のバラエティ番組は見るに値しませんし、低俗化しているように感じます。

しかし、私より上の世代は、私が見ていたような番組こそ低俗で、「夢であいましょう」や「シャボン玉ホリデー」が最高だと言うでしょうし、もっと前の世代は、ラジオこそバラエティ番組の王道と言うでしょう。
その前の世代は… とやってゆくと、我々の視聴している番組は際限なく低俗化していることになります。

「低俗化」を判断するのは主観であり、評価は相対的なものだと思うのですが。

ひな

皆さんもネットが普及するまではテレビを多かれ少なかれ見ていた人たちと推察しますが、ネットを手にしたらテレビ批判って感じですかね?

願わくば次に世界を席巻するメディアが出てきたときには「インターネットは低俗なメディアだった。利用するのも嫌だった。」なんていわないでくださいね。

ray

低俗な視聴者が増えたからそれに合わせて低俗な番組が増えたんじゃないですか?

kam

低俗と言う言葉の説明をすべきではありますが、
「TVそのものが、低俗」という考え方、見かたもあります。

少なくとも子供に悪影響を及ぼす恐れのあるものは、低俗と言えるでしょう。
ゲームや映画にはレーティングがあって、遵守してるかどうかは別にして、年齢制限によって規制されています。しかしTVにはレーティングがありません。
子供が見る時間帯でも、女性下着やタバコ、お酒、サラ金らのCMが数多く放送されています。これらが影響ないと断言できません。

親が子供の見る番組を管理できないなら、番組ごとにレーティング情報を付加することを義務化し、TV機が視聴可否を判断させる機能を持たせるしかないでしょう。

もし貴方が低俗な番組を見て「なんて低俗なんだろう」と嘆いているなら、それは見ている貴方の問題です。
低俗を拒否するなら、特にバラエティー番組は見なければいいのです。

iw

とっても難しい問題ですね。やめられない人はやめられないという点で、タバコ・麻薬みたいなものかもとも思いますが、どうなんでしょう。

実際に番組を制作する人が言うには、バラエティが増えるのは予算を考えれば当然とのことらしいです。ドラマはロケにも俳優にもお金がかかるし、ドキュメンタリーにしてもロケや長期の取材が必要でお金がかかる。アニメも制作費が高い。そうすると、テレビ局のスタジオで安い芸人をよんで適当に面白そうなことをさせるのが、低予算。徹子の部屋みたいなトーク番組はさらに低予算。

そういう目で見ると、低予算な番組が多いです。でもそれは資本主義なら当たり前?低予算なら低俗?この辺でいつもよく分からなくなります。

どうでもいいですが、こういう議論をする時に、低俗と評価されている番組を喜んで見ている人の側の意見がいつも欠如している気がします。

ぶらりん

マスに向かって生産されていくものは総じて時間の経過と共に低俗化、陳腐化、低質化していくしかないと思うのは熱力学の第二法則と同じに考えている自分。民主主義社会における社会規範や道徳心、例えば人間のマナーといったことと同じでね。

urax

はじめまして。
いつも楽しく拝見させていただいています。
uraxです。

> そう考えると、放送のIP化を進める上で最も大切なことは、地デジの再配信なんかではなく、放送のオープン化、つまり光ファイバーを使うことにより「限られた電波帯」の呪縛から逃れ、誰でも自由にどんなコンテンツでも光ファイバーを通して放送できる仕組みを作ることではないだろうか。「放送免許」という過去の遺物をそのまま光ファイバー上の「マルチキャスト帯域の割当」にするような時代に逆行するようなことだけはしてほしくないというのが私から(日本政府への)お願いである。

オリジナルコンテンツを配信しようという話は、BS放送やCS放送、デジタル放送の多チャンネル化の際にも言われていたと思うのですが、なかなか普及していないなぁと思っています。。。。

中島さんは、上記のような他のメディアでオリジナルコンテンツが普及しなかったことに関して何か考えられていることはありますか?

KeT

個人的には負の連鎖かと思っています。

 ・知識層は忙しくテレビを見る時間が少ない、またはネットに流れる
      ↓
 ・ドキュメント番組などを作っても複雑な内容の番組は視聴率が出ない
      ↓
 ・芸能ネタ、考えを必要としない単純なバラエティほど視聴率が取れる
      ↓
 ・見ても何も得られないので、さらに知識層はテレビを見なくなる
      ↓

    最初に戻る

こんな感じかと思っています。

とおりすがり

おっしゃることには同意しますが、最後のオープン化で問題が解決するとは思いません。
オープン化すれば、ジャンクフードが増えるだけです。
高級レストランは、今でも高い金を出せば(映画など)買えますし、高級な映画も制作費がなくて困ってます。
ディスカバリーチャンネルのようなものが、放送利権のオープン化でどんどん出来てくるとは思えません。問題が違う話です。
放送という時間の限られた中で制作すると、ジャンクフード、ファーストフードにならざるを得ません。

私が一番好きなTVは放送大学です。
子供のころはNHK教育ばかり見てました。

HALion

もうテレビとかいいです。
テレビ局・テレビ出演者が気にしてるのは視聴率・広告主の満足度ぐらいでしょう。
視聴者の満足度なんて大して考えてないように見えます。
特にバラエティ番組。

「そんなものでも見る人もいるから一概に低俗とか言えないでしょ」言ってる人がいますが、低俗です。低俗な番組が低俗な視聴者を呼んでるんです。

そんなテレビとは逆にユーザの満足度を考えて作られてるWebサイトというのは廃れませんよね。
なんでもそうかなとか思ってきました。飲食業でも。
何より人間関係そのものがgive and takeですしね。

この真理に沿った人やモノ・サービスは価値あるものになって当然でしょうか。。。

(長文・冗長コードは読むのも書くのも好きでないですが)長文失礼しました。

osamu

私は、そのテレビは観ない人間で。テレビを持ってません。20世紀に捨てました。

低俗だと思いながらも、たくさんの人が観てしまう、ということは、そういう番組でも、なにかしら人を惹き付ける魅力を持っているのかもしれませんね。低俗でない番組は、その低俗な番組を上回る魅力に溢れた番組が制作できていないのではないでしょうか。

テレビ番組はその国の国民性を反映しているものだと思いますが、この国のテレビ番組制作レベルというのは、そういうものなのかもしれません。

eakas

テレビがつまらなくなっていく原因は、
だいたい↓こんな感じの理由だと思っていますが、

0)キャスティングがマンネリ
1)スポンサーに見る目が無い
2)制作者のクリエイティビティーが欠落している
3)放送局がつまらないものを監修する力が無い
4)視聴者の絶対数は不明なおかげで自浄作用が働きにくい

特に諸悪の根源となっているのは、4)ではないでしょうか?
↓ここにもあるようにあくまでも標本調査・・・。
http://www.videor.co.jp/rating/wh/index.htm
インターネットで加速度的に進化してきているマーケティングやコンテンツマッチングのサンプリングメソッドと比較すると陳腐も甚だしい・・・と思うのは私だけでしょうか?

限りなく絶対値に近いリアルな購入数やクリック数や訪問者数を目の当たりにして、冷や汗をかいて初めて知る現実からは、果てしなく遠い位置に彼らはいるのだと思います。

MTIfNonZero

例えばはてなブックマークを見てる人なんて
世の中の0.001%にも満たないでしょ。
ウェブにおいてはこういう意見は主流だけども、
テレビを見ている人の大半は、ウェブなんかやらない
サイレントマジョリティですから。
もっともはてブだって小島ヨシオとかでおもしろがってる
くらいだから目くそ鼻くそだけどね。

1

高貴な番組なんてあったんでしょうか?
 ※地デジに移行したらTV視聴率が下がる
  粗大ごみが増える

noneno

「お笑い芸人」の人気や勃興も影響強いでしょうね。「笑いを取ればいい」みたいな思想が蔓延しているのかと。笑いは論理を破綻させますから。

aaa

「クイズの答えをコマーシャルの後まで引っ張る」 ←これ一日一回は見ますよね。制作者は世の中金が全て、とでも思ってるんですかね。
プロとしてのプライドを捨てて、視聴者にそっぽ向いてスポンサーの奴隷となった制作者が、我が物顔で闊歩してる現状。この一点だけでも、昔より低俗化してるのは明らか。


>オープン化で問題が解決するとは思いません。
>オープン化すれば、ジャンクフードが増えるだけです。

高尚化のためのオープン化ではありません。
オープン化すると「クイズの答えをコマーシャルの後まで引っ張る」といった低俗な番組の割合が少なくなり、視聴者の選択肢が増えて、問題がかなり軽減されるのです。

a@a.com

今の時代、PPVならともかく
無料で観られるものに内容は期待できないってことでしょう。

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