Ad Network

あわせて読みたい

  • あわせて読みたい

« 恐竜の時代から昆虫の時代へ、超小粒企業の時代がやってくる!? | Main | 安倍総理への提案:「人生のやり直し」に寛容な社会作りをしませんか? »

ゴール設定の際に意識すべき四つの点

 会社を経営しているとしばしば「ゴール設定」の話が出てくる。会社全体のゴールであったり、グループのゴールであったり、従業員一人一人のゴールであったりもするのだが、そもそも何のためにゴール設定が必要なのかを理解せずいると、「できるだけ売り上げを伸ばす」とか「誰よりもがんばる」みたいなあいまいで抽象的なゴールを設定してしまう。

 そもそもゴール設定が必要なのは、三年後とか五年後とかに会社が実現しようとしている大きな目標に向かって進む時に、その目標までの距離の大きさ故に方向を見失ったり、自信を失ったりしないためである。大きな目標に向かって、長期・中期・短期のいくつかのゴール設定をしておくことは、方向性を失わずに着実に一歩ずつ前進していくのに必要不可欠なのである。

 ゴール作りの際には以下の四つの点を強く意識する必要がある。

1。ゴールは明確に定義されており、達成できたがどうかが明確に計測できるものでなければならない。

 高い山に何日かかけて登る場合、「初日からがんばってできるだけたくさん登る」というあいまいなゴール設定では、食料をどのくらい持っていって良いのかが決められない。「初日は少なくとも三合目まで登る」という明確なゴールを設定してこそ食料その他の計画が可能になるし、そのつどちゃんと計画通りに進んでいるかどうかのチェックができる。

2。ゴールは会社が持つ「大きな目標」にとって必要不可欠なものでなければならない。

 同じく登山で言えば、「景色の良いところがあったら記念写真を取る」はゴールではない。そのあたりが明確になっていれば、「三合目のキャンプ地にカメラを置いて来てしまったが、一度そこまで戻るべきか」という質問への答えが明確になる。

3。ゴールはチャレンジングでありながら実現可能でなければならない

 設定したゴールは簡単すぎてもだめだが、現実的でないほど難しいものではやる気をなくしてしまう。がんばって効率良く仕事をしてこそ何とか到達できる、ぐらいの所に設定する必要がある。

4。ゴールを達成するべき時期は明確に指定されていなければならない

 当たり前の話だが、「β版を公開する」とか「10万人のユーザーを確保する」などのゴールに「いついつまでに」という日付の設定は必須である。「いつかは100万人のユーザーが使うサービスに育てる」というのは単なる「希望」に過ぎず、「2008年の3月末までには10万人の登録ユーザーを確保する」はゴールである。

(今日のエントリーの元ネタは、Hill & Jones の「Strategic Management Theory」。)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://www.typepad.com/services/trackback/6a00d8341c4f9853ef00e54eec6b7a8834

Listed below are links to weblogs that reference ゴール設定の際に意識すべき四つの点:

» ゴールを設定する時に意識すべき4つのポイント+α from DesignWorks
Designworksでは様々なライフハック系の記事を紹介していますが、モチベーションを高めたり、何かを成し遂げるためにはゴールを設定すると良いと良く書いてあります。今日紹介した成功するためのライフハック「チャンピオンのライフスタイルをおくるための9つの方法」にも「..... [Read More]

Comments

ぶらりん

経営者として会社の、チームの、社員の、ゴール設定をしているときはこれでも通用するんでしょうが、経営者のゴール設定はこれではまず通用しない、と思ったのは自分だけではないはず。

Noname

ナポレオン・ヒル著の成功哲学関連の書籍に似たような記述があったような気がします。

ただ面白いかどうかで言えば何の指標もなくサバイバルした方が面白いかもしれません。

bskurosan

ボーイスカウトで高校生年代の指導を担当しています。
目標設定について指導することが多く、引用させていただきました。

実は約10年前に急逝した小学校時代からの親しい友人の
結婚式でお会いしていると思うのですが・・・。
そちらさまもASCII時代からの親しい間柄だったと記憶して
おります。

それ以外にも数度、この友人と一緒の席でお会いしておりました。

また拝見させていただきます。

Maki

ビジネスの目標となる数値やゴールは企業が厳しい競争を生き残るうえで、とても大切なものであると思われます。また、企業内のビジネス・プロセスやサービス・レベルなども同様に意味深いものと理解されます。一方、人/ひと/人財といった面も、ビジネス計画に大切な要素ではないかと予想されます。米GEの元CEOであるジャック・ウェルチ氏の素晴らしさ(リーダーとしての)とは、人に対する判断力にあったのではないかと・・・・。人に対する直感の鋭さを持っていた・・・人の外見や話術や、学歴に惹かれない・・・・本物を見極めるスキル・・・・。いま、人財が(も)企業競争の大きな鍵を握りはじめているのではないでしょうか。米国自動車業界では、マーケティング部門のタレント獲得競争が激しくなっています。

*PrimeTime: http://primetime.jp/news/search.php?search=%E4%BA%BA%E8%B2%A1&tag=true

Post a comment

This weblog only allows comments from registered users. To comment, please Sign In.