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予想外に早く収穫期を迎えたXBox360

マイクロソフト コーポレーション(Microsoft Corporation、本社:米国ワシントン州レドモンド)は、米国時間1月24日(木)、2008年度第2四半期(2007年12月31日締め)の売上高、営業利益ならびに一株あたり希薄化後利益が、それぞれ163億7,000万米ドル、64億8,000万米ドルならびに0.5米ドルであったことを発表しました。これらの数字は、2008年度第2四半期の売上高、営業利益ならびに一株あたり希薄化後利益が前年同期実績に対して、それぞれ30%、87%ならびに92%増加したことを示す記録的なものです。【マイクロソフト、2008年度第2四半期の決算を発表、記録的な業績を達成より引用】

 マイクロソフトが記録的な2008年度第2四半期の決算を発表したばかりだが、ここでもっとも注目すべきなのは、XBox360やZuneを売る"Entertainment and Device division"が黒字に転じたこと。

 日本では任天堂に押されっぱなしのXBox360だが、米国ではHalo3の記録的な成功にも支えられ累積1770万台を越し、順調に売上げを伸ばしている。第一世代のXBoxでは日本円で数千億円の赤字を計上したマイクロソフトは、第二世代のXBox360に移っても同じような赤字を計上しつづけるだろうというのが大方の予想だったわけで。

 ゲームコンソールビジネスは、最初は製造コストも高く、ゲームからの収入も少ないので赤字スタートは当然。その後にちゃんとした「収穫期」を迎えることができるかどうかが鍵。第一世代のXBoxは収穫期を迎えることがなく終わったので、XBox360に関しても「収穫期を迎えることは難しいのではないか」というのが大方の予想であった。

 その予想を裏切っての黒字化は、ハードウェアの製造コストが順調に下がっていることに加え、自社ブランドの(つまりマージンの大きい)ゲームであるHalo3が大成功をおさめたことが大きく寄与している。Zuneというお荷物を抱えてのことだからなおさら偉い。

 こうなるときついのがソニー。任天堂はDSがしっかりと収穫期を迎えている上に、Wiiに関しても順調に畑を耕しており、DS+Wiiからの「ダブル収穫期」を迎える時期は近い。それに対して、まだまだ収穫期を迎えそうにないPS3ビジネスを枯れたPS2ビジネスからの収益でこれ以上ささえ続けるはかなりきついはず。

 今年は黒字化で気を良くしたマイクロソフトが資金力に力を言わせて徹底攻勢に出てくることは目に見えており、そのあおりを一番くらうのは、ターゲット層がもろにかぶっているPS3。ワーナーのHD DVDからの撤退を「Bluray陣営の勝利」と見るよりも「物理媒体世代の終わりの始まり」と解釈する人も少なくない。どうするソニー。

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Comments

はじめまして。初投稿です。いつも見させていただいてます。

「物理媒体世代の終わりの始まり」と言われてますが、個人的には、まだ記録媒体の時代は続くと思っています。Blu-ray とフルHDのTVをセットで買った人に意見をきいたら、DVDとは比較にならないほど綺麗と聞きました。Blu-ray を一度見たら、DVDには戻れないとも。おそらく、ネットワークでの配信にはまだ時間がかかる気がします。特に日本では著作権団体がうるさいですし。

http://news.goo.ne.jp/article/wiredvision/business/2008news1-15410.html

本当かどうか知りませんが,コレを読んで製造コストが下がったのは納得いきます。30%が本当でも大丈夫なんですかね?


私もゲーム業界で仕事をしている身ですが、
ソニーのPS3の舵取りに対する印象は迷走を極めているとしか言いようがない気がします。

純粋なゲーム機として見た場合の『適正価格』の印象からはかけ離れており、
PS2の成功を支えたゲーム+DVDというマルチメディアプラットフォームとしての魅力も、
Blu-rayとHD DVDの規格戦争という不毛な状況下では購買=リスクを抱えるようなもので・・・。

最近の状況ではBlu-ray優勢となっているようなので、
次世代映像メディアの標準規格の決着がつけば、
そこから気分新たにスタートを切れるのでしょうけど、
当のハワード・ストリンガー自身が↓下記のようなコメントを述べていたのを見たときは、
さすがにふきそうになりました(笑)

> ソニーCEO:「1つの規格にするチャンスがあった頃に戻りたい」--次世代DVD規格について発言
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20360992,00.htm

PS2の頃はVHSカセットからDVDディスク(5.1CH)というメディアの変化には、
多くの消費者が劇的なイノベーションを感じたのだと思いますが、
今度はBlu-rayになっただけで、PS3とHDMI対応TVを買おう、
と既存の大半のユーザーが即座に思えるかどうかは、
まさに『イノベーションのジレンマ』な気がします(^^;

DVDなんて大半の人はレンタル(同じものを何回も観ない)で済ませていると思うので、
レンタル店の標準がBlu-rayになった暁には、
今のDVDのようにコモディティ化しているのでしょうかねー・・・。

>> ソニーCEO:「1つの規格にするチャンスがあった頃に戻りたい」--次世代DVD規格について発言

日付を見ると11月14日ですね
年末年始と趨勢が動いた時期よりも前の発言なので,今インタビューしたら
また違うことを言ってそうな気がしますw

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