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転職におけるプッシュとプルと

大手電機メーカーのSEとして就職して一年。うちの職場は、なんというか、生ぬるい。
...
きっと自分の成長の為には職を変えたほうがいいんじゃないかと思う。でも、自分の向学心の強さにはっきりとした自信が持てない。
...
24年間優等生をやってきて、さらに新卒という切符を使って手に入った貴重な(?)大企業への就職を、簡単に手放してしまっていいのだろうか。
...
新卒で入社して一年より引用】

 なんだか昔の自分を見るようで心を動かされてしまったので一言。

 私自身、「せっかく理系の大学院をそれなりの成績で出ることができたのに(そうでない人が簡単には入れない)大企業へ行かないのはもったいない」というさもしい気持ちがあったからこそ、ベンチャー企業には行かずにNTTの研究所に入ったのは事実。「新卒という切符を使って手に入った貴重な(?)大企業への就職を、簡単に手放してしまっていいのだろうか」という気持ちはものすごく良く分かる。

 私もちょうど同じような悩みを抱えていたところに、アスキー時代に一緒に働いていた古川さん・成毛さんたちがマイクロソフトの日本法人を作るというニュースが飛び込んで来たために「これは行くしかない」と一瞬で決断できたわけで。あのきっかけが無くても遅かれ早かれNTTは辞めていたとは思うが、「この人たちと一緒に働きたい!」という前向きな姿勢で転職出来たのはとてもラッキーだったと思う。

 「こんなところにいて時間の無駄じゃないか」というプッシュの気持ち(=出たいという気持ち)だけで飛び出すのは確かにリスクが高い。今の職場がなまぬるいなら、決意が固まるまでの間は、それを利用して自分なりの勉強をするなり、会社の外の人に会うなり、何か手を動かして作ってみるなりすると良いと思う。そんなことをしているうちに、「どうしてもこの人と働いてみたい」「どうしてもこんなものを作ってみたい」というプルの気持ちがはっきりと表れて来たら、迷う必要もなくなる。

 受け入れるベンチャー企業側としても、「今の会社にいても時間の無駄だから」というネガティブな理由で来る人よりも、「ぜひともここで働きたいから」というポジティブな理由で来る人を採用したいもの。

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Comments

TQY

こんにちは。

仕事は「何をするか」より、「誰とするか」の方が重要ですよね。

ぼくも最初の転職はすごく悩んだので、コメントさせていただきました。(小さい会社だったし、グダグダで辞めたので、共通点は「悩んだ」という点だけですが。)

マリンゾウ

なるほど。転職で多いのはたしかにここから「出たい!」でそこへ「行きたい」ではありませんね。本エントリは増田で書いているあたり、筆者の賢さはわかるんですが、今のままで単純に辞職するのは誰から見てもリスク量だけが多すぎますね。

かまくら

2年目もしくは3年目ぐらいから生ぬるくなくなってくると思いますが...。やはり新卒で大企業に入社した私の経験からです。

とむたけ

似た経験ありなのでコメントさせて頂きます。私もNTTを1年半で辞めてベンチャーに飛び込んだクチですが、行き先の魅力(引力?)が強かったから、というのが大きいですね。決断は一瞬でした。運と縁の要素が強いと思いますが、目の前のことに精一杯集中している人には自然といい縁がやってくるもんだと思ってます。今は採用する側の立場ですが、確かにネガティブなモチベーションで来る人はなかなか採れません。やりたくないことよりやりたいことを見ている人の方が魅力的です。

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