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iPhoneアプリ:RC2

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 週末の間、RC1(出荷候補No.1)をさまざまな環境でテストしてみたのだが、電波の弱いところではネットワークのスピードが極端に遅くなったり、とぎれとぎれになるため、妙に通信に時間がかかってしまい、通信を終了する前にiPhoneがスリープモードに入ってしまうという現象を発見。

 ちゃんとリトライの仕組みがあるので、データを失ったりはしないのだが、ユーザーから見ると、自分がした変更がリアルタイムに友達のiPhoneに反映されないというのはバグに等しい。

 出荷寸前にはしたくないたぐいの規模の変更をほどこす必要があるため、しばらく躊躇していたが、「やるしかないんじゃない」という妻の言葉に励まされて、思い切って変更。この変更をほどこしたものをRC2として再度テストをしなければならないのだが、仕方がない。

 しかし、今回のアプリは、開発期間(3ヶ月弱)、コードの規模感(一万行弱)ともに、ちょうど95年の終わりごろから年明けにかけてIE3.0を作っていた時にとても良く似ている。唯一の違いは、私自身がプログラムマネージャ、UIデザイナー、テスター、リリースマネージャのすべてをこなさなければならないこと。いくらアジャイルな開発が好きとは言え、この規模のアプリ+サービスを増井君と私のたった二人というのは少々厳しかったかも。

 特に「細かなところまでキチンと目を光らせて、着実に仕事をする」ことがあまり得意でない私には、リリースマネージャの役目は少々辛い。せっかくアプリは完成したのに、iTuneストアにアップロードするときのちょっとした手違いでストアオープン初日のリリースを逃したりしたら目も当てられないぞ、と。

 しかし、かといって人を増やし始めると、それなりのオーバーヘッドが増え始めて、「2人で3ヶ月」で出来たことがいつの間にか「8人で9ヶ月」とかになってしまうから不思議だ。このあたりがまさに「ソフトウェア・ビジネス」の難しさ。

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Comments

Y.Tsutano

はじめまして。2年以上前から拝見しておりますが、これが最初のコメントです。

スクリーンショットをみる限り、"Posted by "の文字列は不要な気がします。標準の会話のメタファを使ったデザインなので、少し冗長な印象を受けました。iPhoneはポケットから取り出して使ってすぐしまうという使い方をよくするので、デザインがシンプルな方が好きです。期待してます!

ムライ

がんばってください!

just a reader

>細かなところまでキチンと目を光らせて、着実に仕事をする
これはある種の才能でJoel on Software にもでてきますね。このプロパティと創造的なプログラミングのプロパティを持ち合わせる人は稀有であるばかりか、日本には、この能力のSDETを持たない組織は多数あります。尤も、日本ではSDETというロールを認めない組織ばかりで、テスターという別称を与え、テストといえば社員の仕事ではないと多くのマネジメントが認識しています。結果としてDevチームは十分なテストができないことを恐れ、大胆な仕様を盛り込むことを強固に拒絶します。

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