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iPhone向けお絵描きソフト「SmallCanvas」リリース

Smallcanvas

 PhotoShareに続く、Big Canvasの二つ目のアプリケーションとして今回リリースしたのは、iPhone向けのお絵描きソフト、SmallCanvas。無料で提供しているPhotoShareとは違い、$1.99の有料ソフトだ。

 PhotoShareを開始した時から、色々な人たちから「PhotoShareってずっと無料で提供し続けるの?」「Big Canvasのビジネスモデルは?」と聞かれることが多かったのが、私の答えは一貫して「それはこれから見つける」というもの。

 2000年に私の一つ目のベンチャー企業として起業したUIEvolutionを経営して、一つはっきりと分かったことは、最初からビジネスモデルがキチンと作れているベンチャー企業なんてほとんど存在しない、こと。成功するベンチャー企業に欠かせないのは、「完璧な戦略・ビジネスプラン」などではなく「市場から学んだことをもとに柔軟にプランを変更していける適応能力」。

 それならば、どのみち大幅に書き換えなければならないビジネスプランの作成に無駄な時間を費やすよりは、「まずは無料版のサービスで市場に出て、そこからビジネスのネタを見つけ出して行く」というメタ・ビジネスプラン、というのもありだ、というのが私の考え。

 もちろん、そんな考えでは投資家から資金を集めることも、それを使ってたくさん人を雇うことも出来ないのだが、先に資金と人だけ集めてしまってから、収益の上がるビジネスプランにたどり着くまでさんざん苦労した経験を持つ私としては、まずは自己資金で小さく始め、小さいからこそ持てる柔軟性でビジネスのネタを見つけ出すまで試行錯誤し、その後に資金集めなり人員の増強をする、という方がずっとしっくりと来たのだ。

 そんなメタ・ビジネスプランだけで7月にリリースしたPhotoShareだが、3ヶ月運営して、ようやく少しだがビジネスのネタのようなものが見えて来たので、それを証明する意味でもリリースしたのが、今回のSmallCanvas。

 SmallCanvasで描いた絵や、何かを書き足した写真をPhotoShareに直接アップロードできるようにしてあるのは、そういった画像・写真からのViral Marketing効果を期待してのこと。ある意味で、ユーザー自身がコンテンツを作るSNSだからこそ可能なビジネスモデルだ。

 まだリリースしてから数時間しか経っていないのに、購入していただいたユーザーの方々の作品は次々に発表されているし、フィードバックも続々と入ってきている。ある意味、PhotoShareというプラットフォームを持っているからこそ可能な、ユーザーと密着した形でのソフトウェアの開発スタイル。ユーザーがどんな使い方をしているか、どんなところに不満を抱いているかなのがリアルタイムで分かる状況でソフトウェアの開発が出来る、というのは私にとっても初めての経験なので、何とも楽しい。

 ちなみに、SmallCanvasは完成品はかなりコンパクトにまとまったソフトだが、この形にたどりつくまでは色々と苦労したので、そのプロセスに関しては別途エントリーを立てて書こうと思う。

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Comments

kt81

ちょっと「基本料金永遠無料!」なんて謳うオンラインゲームを思い出しました。
(「ひとつ上行く」アイテムを有料販売することで収益を上げるモデルです。)

早くもiPhone・iPod touchラボさんで取り上げられてますね
http://ipodtouchlab.com/2008/10/photoshare-small-canvas-266.html

Halion

感嘆符が一切無い文章ですがすごく楽しいのが伝わってきます。

ジュエリービジネスプロデューサー 佐藤 善久

早速 購入(金額230円)して 写真 UPしてみました。

初めは使い方に戸惑いましたがiPhone向けならではの面白い操作法だと思いました。


ぶらりん

Description、100回書き直せ!

と思った。

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