Ad Network

あわせて読みたい

  • あわせて読みたい

« PhotoShare向けAddOnソフト募集 | Main | Apple、iPhone3Gの販売数を発表 »

セコイア・キャピタルのプレゼンに込められたメッセージ

 シリコンバレーのVCの中で頂点に位置すると言っても良いセコイア・キャピタルが、投資先のベンチャー企業のCEOを集めて緊急のプレゼンをしたそうだ(資料は「Sequoia Capital on startups and the economic downturn」にある)。今の金融危機が今後の景気や企業経営にどんな影響をもたらすだろうかの理解を深める意味でも、ベンチャー企業経営に関わっていない人も、目を通しておいて損はない資料だ。

 この資料の中で、もっとも明確なメッセージが込められたのは49番目のスライド。

Seq_3

「このタフな環境で生き残りたかったら、これから会社に戻ってすぐに人を減らしてサバイバルに努めろ。それが出来ないベンチャー企業は生き残れないし、セコイアとしても支援できない」というのがセコイアからのメッセージ。

 ここで言うところのDeath Spiralとは、資金繰りがうまく行かなくなってから人を減らし始めると、その分収入も減ってしまい、もっと人を減らさなくなり、それがさらに収入の減少につながり...という悪循環を指す。そんな状況になるよりもずっと前に人員カットをして、資金繰りに余裕を持って厳しい時代に備えろ、という話だ。

 こういう厳しいことを包み隠さずにストレートに言ってくれる人こそが本当に役に立つ投資家。この手のメッセージを真剣に受け取ってちゃんと行動に移す勇気と決断力があってこその起業家。厳しい時代ほど切磋琢磨が進む。

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://www.typepad.com/services/trackback/6a00d8341c4f9853ef01053597b67d970b

Listed below are links to weblogs that reference セコイア・キャピタルのプレゼンに込められたメッセージ:

Comments

心は萌え

日本の場合はバブル崩壊が一足早かったので、そのぐらいの時期から、無秩序な拡大ではなく。
ボクサーのような、余分な物がない筋肉質な経営が求められていたのだと思います。


そういう意味では、今こそ、日本が世界に打って出るチャンスなのですが、はたして、日本はどうするのでしょうか?
とか思いました。

shigeki

セコイア・キャピタルのプレゼン資料見ました。ありがとうございます。私の目に止まったのは10~12番目のスライドです。政府債務と対外債務の増加です。

10番目のスライドの悪循環(借金させて消費させる)ことがいつまでも続くわけがないし、「行動に移す勇気と決断力」が日本人を持っているのなら、日本に住んでいる日本人(政府・企業・個人)は米国国債を買うのは止めた方が良い。市場を歪めているだけだし、自国に投資すべきお金で国際援助やら金融安定の名の下で、ゾンビのような外国(米国やアフリカ諸国)を助けても、最終的に日本の競争力や国力までも引き下げる(国民の負担増大する)結果になるのだから。

私たちはいつまでこんなこと(悪循環)を続けているのだろう。負の連鎖(慣習・常識・米国)を断ち切る時代(真剣勝負)が日本についにやって来たと思っています。過去に殺し合った国同士が仲の良い馴れ合い助け合う関係になるのは反吐がでる。中国もしかり。

higekuma3

20年前のバブル絶頂期に似たような議論をしたことがあります。
私「体力、財力のある内に、冬(バブル崩壊時)に耐えられる体質を作りましょう」
事業部長「今、そんなことしたら30%が失業する」
私「今やらないと、冬に半分リストラしないといけない。下手するとつぶれる」


バブルは崩壊しないとでも、思ってたんでしょうね。

そういえば、その頃は、
不動産は上がり続けるもの、株は上がり続けるもの。と
思っている人だらけでしたね。

BetterWorldPilot

日本が次に育成したい産業、NanoTech, Solar, Green IT, WindPower, IPS、 観光等の 100社位のMMFの様な Productが 野村、CitiBank, Japan Post等で売り出せされ、一般の人がRiskの度合いを理解できれば良いのですが、 日本の金融業界には商品作りのKnow Howが無いとも聞いています。 今回Money Gameは終わり もっと基本的で経済の発展につながる投資機会が増えることを期待します。 VCの投資の分野とは異なるとは思いますが、、、

Post a comment

This weblog only allows comments from registered users. To comment, please Sign In.