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「実家に孫が贈れる!?」次世代テレビkoukouTV、モニター大募集

Koukou

 少し前に、「とある家電メーカーでの会話:クラウドテレビ編」というエントリーを書いたが、あのエントリーで私が伝えたかったことは、「Android OS」「HTML5ブラウザー」などの「テクノロジーそのもの」が目的になってはいけない、ということにつきる。

 もの作りの際にもっとも大切なことは「どんな価値をユーザーに提供できるか」である。まずテクノロジーありきでは良いものは作れない。テクノロジーは、価値を提供するための手段の一つでしかないことを忘れてはならない。

 D8のインタビューで、マイクロソフトとの「プラットフォームの戦い」について質問されたスティーブ・ジョブズは「僕らはプラットフォームの戦いをしているつもなんてないよ。ただ、ユーザーにとって価値のある商品を作ろうと日夜努力しているだけだ」と答えたが、これはパフォーマンスでのなんでもなく、ここにこそアップルの強さがあり、その結果がiPhoneでありiPadなんだと思う。

 なんでその話を再びしたかというと、私が会長をつとめる(とは言っても、年に3〜4回顔を出して、ブレストミーティングをするぐらいのことしかしていないが)UIEジャパンが、なかなか面白そうなサービスをローンチしたからだ。

 その名も、KoukouTV。親孝行の孝行から来ている。「生まれたばかりの孫の写真を、ネットに詳しくないおじいちゃんおばあちゃんに見てもらいたい、それもパソコンなんかじゃなくて、大画面テレビで。メモリーカードで渡すとか、メールで受信してもらう、とか面倒なことは一切不要で、何もしなくても孫の最新の写真がテレビで見れる、という環境をプレゼントして親孝行がしたい」というとてもはっきりと定義されたユーザーのニーズに答えるためだけに作られたサービス。

 そんなサービスを提供するためには、サーバーも必要だしテレビに繋ぐ箱(セットトップ・ボックス)も必要だが、その箱のCPUやOSが何だとかはユーザーにとってはどうでも良いこと。大切なのは「最新の孫の写真をいつでもテレビ見ることができること」であり「そんな体験を親にプレゼントすることができること」である。

 ちなみに、UIEジャパンはあくまでソフトウェア+サービスの会社で、本格的にハードウェアのビジネスに進出する予定はない。今回500人限定でモニターを募集して箱を無料で配るのは、これをより完成度の高いサービスにするためには何をすべきかを学ぶためでもあるし、このサービスの価値を理解して実際にこの箱を量産したり、この仕組みを自社のテレビに組み込もうという意気込みを持ってくれるパートナーを見つけるためでもある。

 モニターの募集は今日から開始で、先着500名とのこと。詳しくはKoukouTVのホームページをごらんいただきたい。また最新のお知らせは、Twitterでhttp://twitter.com/koukouTVをフォローしていただければリアルタイムで見ることができる。 

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Comments

sis

おもしろい取り組みでいいとは思いますけど、
簡単に見るなら、携帯キャリアが提供している月額500円ほどで使えるデジタルフォトフレームのほうがお手軽なんじゃないかと。
あっちなら、端末専用のメールアドレス宛に写真添付して送信するだけですからね。実家側でなんの設定や操作も必要ないと思います。
それに、パソコンに不慣れ・使わないおじいちゃん、おばあちゃんにとって、月額6000円ほどもする固定ネット回線は割高すぎます。すでにパソコンでネットを利用するために回線を引いてるならいいですけど、このサービスのために引くのはもったいない。パソコンでネットしてるなら、そちらで写真見れますしね。

なので、前述の携帯キャリアとは違う月額制不要のデジタルフォトフレームで、WIFIを内蔵して自動でflickrなどを巡回して写真を収集し表示する、というのが最適解のような気もします。

なにより、もしネット回線を持っているなら、最近のテレビはウェブが見られるものが出てきており、そこから指定のウェブサイト(flickrなどでもいいし、それらAPIを利用し1箇所にまとめて表示するサービスでもいい)を見てもらうことでセットトップ・ボックスなど不要になります。

これからテストということで、まだまだブラッシュアップされていくのだと思いますが、代替策はけっこうあると思うので、このサービスでしかできないこと、を拡充しないといけないと思います。まだ他ではサポートされてないだろう動画再生とか、Skypeを通したテレビ電話ができたら、きっと感動できるでしょう。

Account Deleted

ユーザーとなるおじいちゃんおばあちゃんの反応に興味があります。「孫の顔を見てみたい」という気持ちは実際に孫を持つまで全然想像ができませんが、近所に住んでいた祖父は私が大きくなっても遊びに来ていたことを思い出しました。

AZ

写真というより、孫のリアルタイム動画配信の方が、ニーズはある様な気がしますが、

TVにPCをつないで、Uストリームで見ればいいんですけどね。

henna-ozisan

どうもこの種の話がまるで理解できない人が多くて、コメントにコメントは変ですが、ちょっと書くと、

上記のキャリアだのデジタルフォトフレームだのUストリームだのって書いている人はちゃんと文章読んでます?

そういう面倒なことは「どうもいい」のですよ。おじいちゃんおばあちゃんには。
忘れている人があまりにも多すぎですが、自分がPCを使えるから「誰でも使える」なんてのは迷信です。
だからこそiPadにおじいちゃんおばあちゃんが飛びつくのです。

テレビってのはボタンだけで操作できるもの。おじいちゃんおばあちゃんも迷わず操作できるもの。
上記テレビはそこに目を付けてるのではないでしょうか。
なのに、おじいちゃんおばあちゃんにまるで分からないような技術仕様をあれこれ書いても無意味でしょ?

ジョブズの言わんとしていることもそこなんです。

別に次世代テレビのことを褒めろとかいうのではなく、ソフトとして、こういうことも面白いのではないかということなのではないでしょうか。
面倒な技術はまずはどこかに放り投げておいて、いったいどんなことがいちばんうれしいのか、楽しいのか。

で、それがおもしろいとなったら、そこでようやく「既存の技術」や「新技術の開発」を考えると。

考え方の順序も間違っているし、さらに偉そうに極論すると、だからAppleには一生追いつけないのだと思います。

Katsumi Nishii

中島さん、ポストした記事とかみあわなくてすいません。ただ、あまりお年寄りが何もできないイメージでみないほうがいいと思います。
最近の携帯電話等の普及で、携帯、パソコン等が使用できる人は次第に増えているはず。
やがて、操作できない人の方が少数派になると思います。

うちの母も、最初は、おそるおそるパソコンにさわっていましたが、今はメールも平気だし、ネットショッピングもやっています。もちろん携帯も。
よって、先に書かれたコメントも考慮すべきと思います。申し込むつもりがないので、どういうビジネスにしようとしているわかりませんが....

Shokodei

校正に来ました。
「これはパフォーマンスでのなんでもなく、」

「これはパフォーマンスでもなんでもなく、」

sis

@henna-ozisan

言いたいことは理解できますが、話が飛びすぎ。
そもそも携帯回線を契約して部屋にデジタルフォトフレームおいとくだけでいいのに、どんな難しさがあるでしょう?そもそもそれは子どもが自分で契約・設定して、親に郵送すればいいだけだし。
ただ画像を見せるだけなら、わざわざ高いネット回線ひいてセットトップボックスおいてテレビと接続して、テレビつけてボタンおして、とかそれこそ面倒ですよ。キャリアのフォトフレームは置いとくだけでいいんだから。

料金もお手軽さも、現状のサービス内容では難しいのでは?ってことで、セットトップボックスでしかできない他の機能を盛り込んだら?って書いただけのつもりなんだが。

iPadなら簡単に使えるとでも?誰かが横について説明しないと絶対使えないよ。
アップル製品の直感的なUIは確かにいいけど、だからといって誰にでも使えるわけじゃないよ。それこそ盲信しすぎ。

You'll stealing from as?

グーグルTVのワンタブにしたいんでしょ。
テレビ電話、ビデオメッセージがこれで当たり前になるしね。~~の間、、、

ぐりずり

PinPならともかく、画面いっぱいに移したらテレビが見れなくなっちゃうじゃないか。という点からみても、簡単さを考えてもsisさんの言うように現状ではデジタルフォトフレームのほうがいいのではないでしょうか。

青井十九

実験的な取り組み、というところでは賛同できるところが多いと思います。
このサービスの良いところは、

・一度設定してしまえば何もしなくていい。(テレビと同じように見られる)

という1点に尽きますね。テレビに「孫チャンネル」を追加する。実にシンプルなサービスです。

ウェブアルバムを開くためにパソコンをつけるとか、IDやパスワードなどを入力しなければならないとか、そういう煩雑な手順が存在しないところが良いですね。

パソコンを使いこなす高齢者の方は増えていますが、全く使えない(自分には使えないと思い込んでいる)人もまだまだたくさんいます。
年々そういう人が減ると言っても、決してゼロにはなりません。料金次第では、十分ビジネスとして成り立つサービスではないかと思います。

みっきぃ

私はすでにKodak W820とFrameChannelで「孫を届けて」います。
このサービスと同じようにネット上の写真を表示する機能があるのでとても便利です。
ですが、実家の両親は写真を観るときだけフォトフレームの電源を入れているようです。
電源が入れっぱなしなことに抵抗がある(特に就寝時)のかもしれません。
で、あれば大きな液晶TVで観たいときに観られるこのデバイスはかなり期待が持てます。
ということで、申し込んでみました。

ここのところ強く思うのは、機能よりも使い心地の善し悪しが重要(というよりすべて)だということ。
中島さん流のおもてなしを実現していると思われるこのサービスに期待大です。


疲れる

そもそもおじいちゃんおばあちゃんがネットが使える地域に住んでるとは限らないな・・・
仮に住んでいたとして、機器を設定して使い方を説明するのは息子か娘なわけで、そんな時間があるなら孫を直接連れて行ったほうがよっぽどいい。
デジタルデバイスに過度な期待はしないでネタ程度にしとくのがいいのかも。

通りすがり

> そもそもおじいちゃんおばあちゃんがネットが使える地域に住んでるとは限らないな・・・

ごもっとも。でも、使える人もたくさんいるよ。

> 仮に住んでいたとして、機器を設定して使い方を説明するのは息子か娘なわけで、
> そんな時間があるなら孫を直接連れて行ったほうがよっぽどいい。

お金と時間に余裕がある人はいいですね。孫を見せるために休みを1日使って、毎週交通費に何万円もかけることが出来る人は。

> デジタルデバイスに過度な期待はしないでネタ程度にしとくのがいいのかも。

これが商売になるかと言われたら、確かにまだ未知数ですね。
だからこそ期待が持てる新しいサービスなのでは。

誰に言ってるんだろう、疲れるさんは。
デジタルデバイス嫌いなのかな?

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