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1つめの封筒を開けたStephen Elop (CEO of Nokia)

こちら(米国)の携帯業界での今日の一番のニュースは、NokiaのCEOのStephen Elopの書いたメモ。全文がこちらに掲載されている。Nokiaの置かれている状況は、規模こそちがうが日本のガラケー・メーカーの置かれている立場ととても良く似ている。

Symbian Series 60を搭載したNokiaのケータイは、一応「スマートフォン」のカテゴリーには入れてもらえてはいるが、実際のところは日本のガラケー以下のものでしかない。利益率の高いハイエンド市場を完全にAppleに持って行かれ(300ドル以上のケータイの61%がiPhone)、Nokiaにとって稼ぎ頭だった低価格ケータイはいまや誰にでも作れる時代になってしまった。

Stephen Elopのメモで一番印象に残ったのは、この部分、

At the lower-end price range, Chinese OEMs are cranking out a device much faster than, as one Nokia employee said only partially in jest, “the time that it takes us to polish a PowerPoint presentation.”

低価格帯では、中国勢がものすごい勢いでデバイスを次々に開発している。Nokiaの従業員の一人が冗談混じりに言ったとおり「Nokia社内でパワポのプレゼン資料を作るのと同じぐらいのスピードで」新機種を作って来る。

日本であれば「稟議書に判子を押している間に」と言った方が分かりやすいかも知れないが。

ちなみに、このエントリーのタイトルは以下のようなジョークから来ている(オリジナルはこちら)。

3つの封筒

ある人が某ハイテク企業のCEOに就任したのだが、引き継ぎの際に前CEOが3つの封筒を渡しながらこう言った「もしどうしても解決できない難関にぶつかった時にはこれを開けなさい」。

就任後、しばらくは業績も良かったのだが、6ヶ月目から売り上げも急速に落ち、株価も下がり始める。新CEOは窮地に立たされた。藁をもつかむような気持ちで1つめの封筒を開けると、こう書いてある「前任者のせいにしろ」。

そこで、新CEOは記者会見を開き、売り上げの低迷は前CEO時代からの戦略の誤りにあり、それを解決するのが自分の仕事だと宣言する。ウォールストリートはそれを好材料として取り上げ、株価は再び上昇に転じる。

1年ほど立つと、再び売り上げが落ち、不良品も出るという状況に陥る。そこで二つ目の封筒を開けると「組織替えをしろ」と書いてある。そこで、大きな組織替えをし、会社の業績は見事に回復する。

しかし、しばらくするとまた会社の業績が落ち始める。やむなく最後の封筒を開けると、こう書いてある。

「3つの封筒を用意しろ」

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Listed below are links to weblogs that reference 1つめの封筒を開けたStephen Elop (CEO of Nokia):

Comments

Takashi Shiraishi

3つの封筒の話って、まるで現在の管内閣のしていることと同じとは!!
とほほ。

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