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エンジニアから見た原発

典型的な「理科系少年」として育った私にとっては、原子力発電は宇宙旅行や人工知能とならぶ「人類の英知を集めた科学技術の結晶」であり、あこがれでもあった。ブルーバックスの相対性理論に関する本はすべて読んだし、アインシュタインの書いた e=mc2 という式は私にとってはまさに「人類の英知」を象徴するシンボルであった。高校時代の前半までは、自分は物理学者になると確信していたぐらいだ。ひょんなきっかけからコンピューターの世界に足を踏み入れ、ソフトウェア・エンジニアとしての道を歩むことになったが、科学技術全般に対する情熱は今でも持っている。

そんな私なので、今までは当然のように「原子力発電」の支持者であった。資源の乏しい日本にとって「石油が不要で、二酸化炭素を放出しないクリーンな原子力発電」こそ日本にふさわしい発電方法であると信じていたし、自動車・エレクトロニクスに続く輸出産業としての原子力に期待もしていた。

一部で原発反対運動が起こっていることは知っていたが、それは単に「核アレルギー」な人たちの過剰反応かでしかないと他人事のように見過ごして来た。

3月11日の地震と津波で、福島第一が危機に陥った時も、「こんな事故一つで日本の原発がストップしたら困るな」という思いが最初に頭に浮かんだ。「この事故を教訓として、より安全な原発を作って欲しい」とすら考えていた。

そうは言っても、私にとって「あこがれの原発」があんな状態になってしまっては、黙ってニュースを読んでいるだけでは気が済まない。まずは原子力発電の仕組みから調べ、冷却水のポンプが動かなくなるということはどんな意味があるのか、最悪の事態とはどんな事態なのかを勉強しはじめた。

すると今まで知らなかった色々なことまでが見えて来た。原子炉には5つの壁があるとか、核燃料は原子炉の停止後も冷やし続けないと危険だとか、危険きわまりないプルトニウムを使ったプルサーマルとは何かとか、高速増殖炉とは何でどんな意味があるのか、などである。

そしてわずか2週間ほどで、理解度をかなり深める事ができたのだが、その結果、明らかになって来たことは私の期待を大きく裏切るものであった。簡単に言えば、(1)原発というのは、ちょっとしたミスや事故で大惨事になりかねない、とても不安定なシステムであること」、(2)原発がクリーンというのは全くの嘘で、毎年1000トンもの放射性廃棄物を生み出している、の2点である。

つまり私があこがれていた「人類の英知を集めた」はずの原発は、エンジニアリングという観点から見て「とうてい実用化のレベルに至っていない未熟な技術」だったのである。

 

(1)システムとしての安定性に欠ける原発

原子炉には、放射性物質を外界から遮断する役目を果たすの5つの壁があるが、原発の致命的な欠陥は、この5つの壁が正常時にはうまく働いているが、異常時には次々に壊れて行くという点である。それも、「冷却ポンプの停止」というたった一つの事象が、その引き金になるのである。

  1. ポンプが止まると、水が循環しなくなるので、水の温度が上昇し、しまいには蒸発してして水位がさがり、燃料が空焚き状態になり、ますます温度が上がる
  2. 温度がある程度以上になると、核燃料を覆っている被覆(第二の壁)が破損し、ペレット(第一の壁)の形に固められた核燃料がが溶融する。
  3. この時に、被覆に用いられているジルコニウムが水蒸気と反応して水素を作る。
  4. 溶融した燃料が圧力容器(第三の壁)の底にたまり、熱でそれを溶かしたり、弱い部分に穴をあけてしまう。
  5. この状態になると、第四の壁である格納容器の中の圧力が上昇する。そのままにしておくと圧力で破損したりリークを起こす。
  6. 格納容器の破損を避けるためには、ベントを開けて圧力を下げるしかないが、ベントを開けると放射能物質が外にでてしまう。さらに、この際に水素が空気中の酸素と混ざり合い水素爆発をおこし、第5の壁である建屋を壊す可能性がある。
  7. さらにこの状態が続くと、溶融した燃料が格納容器の下に溜まり、最後にはそれをも溶かして外に出て、大量の放射性物質を周辺にまき散らす事になる。

福島第一では、まさにこの通りのことが起こりつつあるわけだが、注目すべき点は、これは福島第一に限った話ではなく、世界中のすべての原子炉が「冷却水のポンプ」を停止しただけでほぼ同じような状態に陥るという欠点を持っているという点だ。つまり、今起こっている問題は、たまたま福島第一に起こってしまった事象ではなく、冷却水さえ止まればどの原発でも起こるごくあたりまえの事象なのだ。

原発を設計したエンジニアたちもその欠点は良く認識していたようで、原子炉には必ず、冷却装置側にいくつかのバックアップが用意されている。本来ならば「万が一冷却水による冷却ができなくなっても安定して止まるようなシステム」が作れるまでは実用化すべきではなかったのだが、「冷却水さえなんとかできれば最悪の事態は避けられる」という理論で突っ走ってしまったのだと予想できる。

 

(2)クリーンではない原発

原発のもうひとつの問題は放射性廃棄物である。日本の原発は、毎年1000トンもの放射性廃棄物を生み出すが、これが放射能を持つだけでなく、使用後も数年間熱を出し続けるというやっかいなしろもの。しばらくはプールに入れて冷やしておかないと上に書いたような溶融を起こして放射性物質をまき散らすし、熱が収まったあとも何十年も(場合によっては永遠に)、人が近づけない地中深くに埋めておかなければ危なくてしかたがないという危険物である。

原子力に手を染めたどの国もこの放射性廃棄物には頭を悩ましているというのが実情だが、日本の場合、それをさらに分かりにくくしているのが「核のリサイクル」という仕組み。もともとは、再処理場で使用済み燃料からウランの燃えかすであるプルトニウムを抽出し、それを高速増殖炉で活用することにより同じ量のウランから取り出せるエネルギーを何十倍にもしようという試みだったのだが、これはまだ実用段階にはほど遠く、現状では再処理の結果大量に作られることになったプルトニウムをしかたなく既存の軽水炉で燃やしているのである(これをプルサーマルと呼ぶ)。一見リサイクルの形をとってはいるが、本来の高速増殖炉と比べれば資源の有効利用とは呼べない上に、リサイクルの仮定で生じる放射性廃棄物の問題も解決できておらず、単に問題を先送りにしている、というのが現状である。

◇ ◇ ◇

長くなってしまったが、エンジニアの眼から見て「今の原発は危険すぎる」というのが私の導き出した結論である。冷却システムが止まっただけで炉心溶融を起こし、5つの壁が簡単に破られてしまうようなシステムを安全とは呼べない。「どんな津波が来ても冷却システムが止まらないようにしよう、そうすれば炉心溶融は起こらない」という発想そのものが間違いである。現に福島第一で起こったように、絶対ということはありえないのだ。万が一冷却システムが完全に止まってしまっても暴走しないように作るのがエンジニアの仕事である。それをお怠り、今の形の原発の運用を続けて行けば、どんなに地震対策や津波対策を施そうと、再び同じような事故は必ず起こる。

どうしても日本で原発をやりたいのであれば、「冷却システムが止まっても、電源系統がすべて止まっても、自然に冷えて安定して行くようなシステム」を実現してから実用化すべきである。福島第一での原発事故は、こんな簡単に炉心溶融を起こす不安定なシステムをそのまま実用化してしまったから生じた人災なのである。

最後に、この文章を眼にした、日本のすべての科学者・エンジニア・理科系人間にお願いがある。少しだけで良いので時間をつかって原発とはどんな仕組みで動いているのか、そして安全性という意味で今の原発が実用化に耐える設計なのかどうかを自分の頭で考えて見て欲しい。日本の将来を考える上で、理科系頭が今こそ役に立つのだから。

【追記】ちなみに、この件に関して集めた資料等は、Facebookページに集めてあるので、詳しく知りたい人、意見を交換したい人は、そちらを参照願いたい。参照だけならばFacebookアカウントは必要ない。あと、細かな質問や他の人に読んで欲しい資料の投稿もそこで可能である。

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Comments

tad

原子力空母に搭載されている原子炉の冷却系は、冷却水の自然循環で崩壊熱が除去されるそうです。これくらいの安全対策はやっておいて当たり前だと思います。

Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%A9%BA%E6%AF%8D

みずいけ

>冷却水の自然循環で崩壊熱が除去されるそうです

いや、これもダメです。その循環系のパイプに穴があき水が抜けてしまえば、同じようにメルトします。


みずいけ

ちなみに、ブログ主さんにお尋ねにしたいのですが、毎年、自動車事故で大勢の人が亡くなっています。
つまり、自動車も安全が完成されていない技術なので、絶対安全になるまでは使うのを停止すべきなのでしょうか?
いや、どこまで原発の安全が保証されれば原発を使っても良いと言えるでしょうか?

自動車事故では人が確実に死んでいます。原発事故では人が死ぬのは確率の問題です。

Yamamoto

はじめまして。
アフリカのオクロ鉱山には自然臨界の痕跡があるそうです。自然の気まぐれ(流水など)で一カ所に集められたウランが天然原子炉と化し、60万年も燃え続けました。さらに言えば地球の地熱も一部は核分裂ですから、46億年もの間勝手に燃え続けていることになります。核分裂連鎖反応はその根本原理からして「自然に冷えて安定する」ものではあり得ないどころか自然に発生するものであり、むしろ誰かが積極的に止めようとでもしない限り、桁違いのスケールで反応が続いてくれる実に「便利」で「簡単」なものなんですね。原子力屋さんが「冗長性」にやっきになるのは、この反応の「簡単さ」の裏返しなんですよね。

ところで「50年後のテクノロジー」と言われる核融合についてはどうなんでしょうか。そもそも反応を維持するためには精密に制御された強大な磁場が必要なため、電力が失われた時点で「原理的に」止まってしまいます。また燃料は海水で、核融合反応そのものは有害な廃棄物を出さないと言われています。ただし、ここにも「先送り」の問題が潜んでいますね。運転中はクリーンで安全でも、問題はその後...使い終わった融合炉や周辺設備それ自体はやはり放射性廃棄物と化すと言われています。

nsoderland

分かりやすい説明です。核無使用の社会をこの美しい日本に作りましょう。

a

エンジニアなら人命にかかわるシステムすら絶対は存在せず確率論で動いてるという事を理解できるはずだが
原発はさまざまな部分で手が抜かれているとされるがそれでも持続運転が可能な時点で軽水炉では水素爆発水蒸気爆発で容器に一部が漏れ出す程度のヒビを入れることはできても完全破壊する事は不可能だ
殆どの汚染範囲は土壌処理で収束後半年~2年ほどで人が住める土地にできる
これだけの事故が起きてなお人的損失においては石油石炭のほうが多い
死者数ならモチのほうが人を殺してる
作業員以外の「ただちには」出ないとされる健康被害も実際にはタバコを吸うほうがずっと大きい
土地というものは価値の無い場所は本当に無価値で廃棄物処理にともなう土壌汚染による経済損失はほぼ存在せず処理費用そのものの総計32兆円のほうがはるかに高い
汚染が始まるのは1000年後であり核融合も縮退炉も実現され宇宙すら目指し放射能除去技術も発展しているかもしれない時代にわずかな土地の微小な汚染を気にするなどナンセンスだ
経済面においても事故が起こってなお廃炉費用燃料処理費用補助金含めてもエネルギー総生産と付随するGDP等の利益のほうがはるかに上回る
現実的な問題は多くの人が避難を余儀なくされ家を失い無知に怯えることと風評被害と次世代代替エネルギーの完成を待たずエネルギー政策の方針転換を余儀なくされる事だ
個人の経済的損失は補える
原発の殆どの問題は技術的・健康的問題ではなく長い間かけて煽られてきたチェルノブイリ神話による心理的問題だ

qrrakakh

おっしゃられていることもひとつの観点だとは思いますが,
さりとて「全てが止まる」ということまで想定する理屈で
否定してしまっては,どんなものも作れないと思います.
「冷却水さえ止まれば」「尾翼が折れれば」
「運転者が狂えば」「計算を誤れば」
ひとつのエラーも許さないとすれば,原発はおろか
飛行機・自動車・宇宙開発等など・・・
科学技術の多くがスポイルされます.

あくまで,
・イレギュラーの発生をどのくらい押さえ込めているのか,
・そして,イレギュラーが起きた時の被害がどうなるのか,
この2点を天秤して評価する他ないでしょう.
「絶対にイレギュラーが起きない」なんて
まさに「絶対に」無理だと考えます.

冷却水またはそのバックアップも含め全てが止まる可能性を
十分に下げられないのなら,原発は危険と言ってよいでしょうが
私は断言できる段階ではないと思います.
福島第一は,想定があまりに低すぎた,
女川は,想定はやや低かったが,なんとか耐えた.
では,きちんとマージン入れて設計して,耐えうるものを作れるか,
その際に生じる追加コストも含めてペイするものか.
それは,今のとこ誰もちゃんと計算してないでしょうし,
(それも,政治的な問題を避けるため,色んな立場の人間が計算して,
信憑性をメタに判定しうるかたちにすべきです)
これがあってはじめて,エンジニアリング的に議論できると
いうものではないでしょうか.

qrrakakh

追記になりますが,廃棄物の問題は
震災に関わらず現状変わりなく存在してると認識しています.
私は最近は,原発はそんな簡単に事故を起こしうるものなのか,
という点に特にフォーカスしてしまっているので,
上のようなコメントになりました.
全体的な危険性や費用の評価には,廃棄物処理のことも
当然念頭に置くべきで,
この機会にそれを再評価してみたら,
設備的に安全でもエコシステム的にダメ,ってことは
十分有りうる話です.

urax

なんとなく安全神話を信じてきた方は多いでしょうね。
今こそしっかり理解して、何を選択するか判断するときでしょうね。

> そんな私なので、今までは当然のように「原子力発電」の支持者であった。資源の乏しい日本にとって「石油が不要で、二酸化炭素を放出しないクリーンな原子力発電」こそ日本にふさわしい発電方法であると信じていたし、自動車・エレクトロニクスに続く輸出産業としての原子力に期待もしていた。

> 一部で原発反対運動が起こっていることは知っていたが、それは単に「核アレルギー」な人たちの過剰反応かでしかないと他人事のように見過ごして来た。

atomico

最近の原発はポンプが止まっても水は循環するんだよ

atomico

最近の原発はポンプが止まっても水は循環するんだよ

N/N

>>わずかな土地の微小な汚染を気にするなど

実家が津波と放射線でやられている福島当該地域の者だ。

おまえは糞でも食らえ。

a

>>おまえは糞でも食らえ。
それは廃棄物処理で地下300mに埋めて1000年後に起こる汚染の事だ
今まさに被害を受けている人に小さな事だから気にするななど言えるはず無い

Yamamoto

>最近の原発はポンプが止まっても水は循環するんだよ

その水が漏れているのです。容器本体がどれだけ頑丈でも、単なるパイプが単なる溶接でいっぱい突き刺さっているので。
それから、喫煙の健康被害や交通事故、飛行機事故はそれ自体は悲しいことですが、それによって周辺のいくつもの自治体や産業、あるいは電力会社が存亡の危機に立たされる事はありません。

a

人的損失で原発を評価する事が馬鹿馬鹿しいという話であって経済的損失で評価するなら損害額は2兆円だが全ての原発が停止するまでに生み出すエネルギーは16000Tw/hでを単純に20円かけると320兆円分になる
夜間電力は捨てられるのでそのままの価値があるわけではないが
東電一社に瞬間的には支払えないだけで社会の全体益からの経済的保障は十分に利くのだ
残されるのは被害者の心理の問題だ

Yamamoto

関連する学会、業界の方々はかなり動揺されているようですが...。確かに日本で夢のある仕事を続けるのは難しいかもしれませんが、管理人さんも仰るとおり、数十年は「廃炉ビジネス」市場もありますし、アメリカと中国は今後もやる気満々です。語学を身につけて新天地を目指すのもありでしょう。

N/N

>>損害額は2兆円だが全ての原発が停止するまでに生み出すエネルギーは16000Tw/hでを単純に20円かけると320兆円分になる

ソースどこだよ?

>>被害者の心理の問題
かねで個々人の心理の問題や健康問題が全部解決すんのか?えおい?
おまえはあくまで第三者でしかないのに被害を語るな。

放射能牛糞でもくってろ。

magnara

・物質1、物質2・・・物質Nを利用して発電する。
・物質Xが無ければ物質1〜Nは機能しない。
・物質Xは絶えず消耗する。物質Xの供給を断てば物質1〜Nは無力化する。
・物質Xは自然界に存在せず、物質1〜Nから生成することもできない。


最低でもこの条件を満たすことができないと怖いですね。
「ブレーキを踏まないと止まらない」
ではなく、
「アクセルを踏まないと進まない」
の発想じゃないと。

Yamamoto

日本はもうインフラ整備中の途上国ではないし、工業国でもなくなっていくだろうし、人口も下り坂に入りました。中国のように急速に電力需要が増大することもないのでしょう。そして核分裂方式は半世紀前に実用化され、廃棄物の問題も含めもう先のない技術です。そこに新たに研究開発費を投じるよりはスマートグリッドや核融合、地熱や波力の研究に本格的に乗り出す時期に来ているのかもしれませんね。

Mansaku

私もいわゆる理系の人…というか専攻は機械だった…なので、ちょっと考えれば「湯沸かし器としての運転を止めても、機械としての運転は続けなければならない」なんてことはわかったはずなのに、完全に思考が止まってました。

子供の頃から「制御棒が入れば止まる」なんて刷り込まれてきた結果がこれだよ。彼らもそうだったのではないかと思う。その上で、安全性を強調するあまり、危険を前提とした対策はとれなくなっていたのではないかと思います。

今回の件で推進側の信用はなくなりました。たとえ「完全な」システムができたとしても、安全を宣伝しても、世代が完全に入れ替わるまでは信じてもらえないのではないでしょうか?
当面原発の建設が止まることはいいことなのかもしれませんが、安全技術の開発まで止まることを危惧します。

クルマを引き合いに出してる方も見えますが、自動車事故だって確率の問題ですよね。
(死者数) / (すべての自動車 or すべての原子力施設・原子炉の稼働時間の合計) でしょうか? どっちが大きいかな?

ともあれ、自動車事故の人的被害は事故に対して局所的ですし、自己防衛として個人で確率を減らすことすらできます。原発事故はそうではありません。「確率の問題」とはそういう意味を含むべきでしょう。比較でクルマやタバコを持ち出すときは、最低でもそのあたりを考えないと。

>> 「50年後のテクノロジー」と言われる核融合
似たフレーズ、40年近く前に聞いたわw
「21世紀のテクノロジー」。ニュアンスとしては21世紀が始まる頃には実用化されてる、みたいな。半世紀以上も先送りされてるよw

a

ソースは簡単な計算でも出せる
原発の稼働率は70%だがその上で6000万kw/hを供給している
これのソースを出せというなら省庁のページにでも行ってくれ
停止した福島第一で500万kw/hあたりだった事はニュースでもよく知られているだろう
単純に6000万×24時間×365日×40年すれば20ペタw/hになる

被害者ではないし被害者を語ってなどいないが
被害者は子の情報を見てどうするのか?、という事だ
結局あなたは金でなんか解決できない、原発は許さない、という考えという事だろう

eiziron

>>汚染が始まるのは1000年後であり核融合も縮退炉も実現され宇宙すら目指し放射能除去技術も発展しているかもしれない時代にわずかな土地の微小な汚染を気にするなどナンセンスだ
=ドラえもんがなんとかしてくれる。
なんたる科学厨。

a

ドラえもんは無くても1000年後に白血病やガン治療もろくに進んでいないほどに人類が進歩しなかったなら資源を使い果たして人類そのものが1000年持つのかどうか
1000年は完全動作しない前提での長さであり完全動作する場合汚染が始まるまでに100万年かかる設計のためプルトニウムは分解されている

N/N

>>被害者ではないし被害者を語ってなどいないが

被害を語るな、と言っている。
おまえの文章めちゃくちゃだが大丈夫か?

>>経済的損失で評価するなら損害額は2兆円
これのソースはどこなんだよ?

それとあたかも原発が320兆分の利益を生み出すかのように書いているが、それと2兆円の損害を引き合いにだしてどうすんだ?
それって物事が釣り合ってるか?


jar

航空機にしても自動車にしてもその技術を嫌がる人は僅かな距離を保てば影響なく生きていける。しかし原子力はそれを拒否するためには相当な距離を持たなければならず、食品や水、土、空気としてその影響を受ける。今はまだ1ヶ月にも満たないので感じる人は少ないだろうが食品や水の影響は数年間以上に及ぶ。
また容器はメンテナンスフリーではなく故障や不具合などで容器内に人が入り補修などすることがあるが、当然かなりの被爆をする。日本人に被爆させないために外国人を使うことが多いとも聞く。原子力は結局ウラン燃料を燃やしているのではなく人の命をも燃やして発電しているに等しい。
素晴らしい発見や発明はそれを実用化したり製品化したいという強い思いに駆られる。それはその発見や発明がすごいものであればあるほど強い。原子爆弾にしても原子力にしても。しかし、製品や実用品のよさはその発見や発明の素晴らしさに比例しない。
特に技術は常に失敗によって進歩し、十分な実用に供するには多くの失敗がその背景にある。航空機にしても自動車にしても原子力にしても。失敗なしの進歩はない。失敗によってその失敗をしない対策が初めてなされる。失敗しないうちから対策することは経済性がないからである。しかし、原子力での失敗はその後世に得られる利益よりもはるかに失敗の被害が大きい。プラントが破壊されるだけでなく、大規模な土地、水、食品、そしてあまりにも多くの無関係の人々を巻き込みすぎる。そしてその技術を続けていく限り、必ず対策していない部分の失敗によって発生し、今後も起きないということはない。

sumer camus

ちょっと議論を整理して頂きたいです。
賛成派/反対派のような二分論に陥ってしまわないよう、
論点の整理と意見の元になる情報や基準・尺度の妥当性自体を議論してみませんか。

1.原子力発電は経済的か:
   発電効率の計算の元になる費用はどこまで見ているのか
   ライフサイクル全体の費用をどう評価するのか

2.原子力原子力は安全か:
   どんな尺度を使うのか

3.原子力発電は環境に優しいか
   「環境」に「優しい」とはどういうことか(定義があいまいな人が多いです)
   引き合いに出されることが多い、気候変動問題についてどのような意見を持っているか
   核廃棄物が生物に与える影響についてどう考えるか

sumer camus

ちょっと議論を整理して頂きたいです。
賛成派/反対派のような二分論に陥ってしまわないよう、
論点の整理と意見の元になる情報や基準・尺度の妥当性自体を議論してみませんか。

1.原子力発電は経済的か:
   発電効率の計算の元になる費用はどこまで見ているのか
   ライフサイクル全体の費用をどう評価するのか

2.原子力原子力は安全か:
   どんな尺度を使うのか

3.原子力発電は環境に優しいか
   「環境」に「優しい」とはどういうことか(定義があいまいな人が多いです)
   引き合いに出されることが多い、気候変動問題についてどのような意見を持っているか
   核廃棄物が生物に与える影響についてどう考えるか

dumbull

原発の不安定性はともかく放射性廃棄物の話を知らなかったというのが不思議でならないです。
原発の話をちらっとでも聞いたことがあれば廃棄物の話は必ず出てくるはず。
私は小学校高学年の時点で知っていました。
その状態で原発支持論を持ってたというのも私には信じがたい。
そういう人が世の中には多いのでしょうね

a

被害者以外が主観を除いた経済面すら被害を評価してはならないというのはナンセンスだろう

2兆円は普通にニュースでやってる政府が算定した住民への損害額だ
風評被害での野菜買取等加えてまだいくらか増えるかもしれないがまず10兆にはとどかないだろう
320兆円はコストが含まれるために利益ではない
だがGDPとしてはそれ以上の価値を生み出す
社会益と損失の問題では釣り合っている
これは企業利益でなく社会益であって日本人全員がとっくの昔にとてつもない恩恵を受けた後だ
原発を無くすためにみんなでエアコンを止めよう!は成り立たない
未だ誰も知らない完全な代替手段が提示され無い限り結局金で解決するしか方法が無い
当然代替手段は話題に上がるが原発は電力会社が建てる
それですら何十年もかけて増やしてきたのだ
完全代替手段の開発に10年はかかる
そこから企業体力の問題で普及させ原発を全て取り替えるまでにまた10年20年とかかる
それまでは原発は止められないし事故が起きても金で解決するほか無い
または国民全員で等しく貧しくなるか京都議定書をぶちやぶって火力を大量建設するかだ

a

>被害を語るな、と言っている。
これは見間違いだ
申し訳ない
だが被害者以外被害を評価する事すら許されないなら誰が復旧のための必要な経済面等も評価するのか
それはナンセンスだ
結局この言葉も殆どは専門家の行った評価の受け売りに過ぎない
2兆円は普通に報道されていたものだが
追加で慰謝料や野菜被害の買取等も発生すればさらに増えるだろうが3倍にはならないだろう
地震そのものの被害が26兆である事を考えればある程度妥当に見える数値だ

320兆は当然コストが含まれるため利益ではない
だが電力会社はインフラ企業であるためこれは企業利益でなく社会益でありこの数値以上のGDPを生み出す事になる
皆が等しく利益を受け取った後なのだ
原発を止めるためにみんなでエアコンを捨てよう!は成り立たない
代替エネルギーが完成するまでは結局原発は止められない
洋上風力水素発電が有力だがまず現時点で技術完成しておらず10年程度かかるとされる
原子力は技術完成実証から普及に十年二十年とかかった
これは企業体力の問題で原発が全て取り替えられるまでに数十年かかるのだ
結局それまでの間は原発は動くし事故が起きたとしても残念ながら金で解決する以外の方法は無い
または国民全員で等しく貧しい生活になるか京都議定書をぶち破って温暖化を無視して火力発電を増産するかだ

R

ブログありがとうございます。
素人の自分でも、すごく簡潔に理解できました。

ちなみに1、2、に もう一つ、加えていただきたいことがあります。

それは『人の命の犠牲の上で成り立ってきた原発』です。

http://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm

自分の知人によれば、借金で首がまわらない人などを確保してきて
知識もないまま原発に送り出すことを『妊婦出し』というそうです。
それを斡旋してる人がいて、ビックリしました。

自分も原発に対して知識がなかったので反省しました。

反原発運動は自分が生きてる間、絶対にやり続けなければと心に誓いました。

Yamamoto

>「21世紀のテクノロジー」。ニュアンスとしては21世紀が始まる頃には実用化されてる、みたいな。半世紀以上も先送りされてるよw

仰る通りですw。ただ、風力や太陽光に恵まれた欧州や中国と異なり、日本には他にまだ決定打となる代替クリーンエネルギーが見当たらない、ということです(海底メタンは汚いのでアウト)。とはいえ、核融合でも最終的には放射性廃棄物は出るので、他で代替できるのであれば確かにやらないほうがいい。ところで、日本の全海岸に一日に打ち寄せる波のエネルギーは広島型数千発分というのを聞いたことがあります。まあこれも今のところ実用性が...。

nanashi

HTTRという原子炉を一度お調べになると良いかと思われます。

aa

航空機の被害は乗らなければ済むが自動車は家にひきこもっている以外に回避しようが無い
土壌処理は人が住めるようにするものでありそれが済めばそれ以降は食品や水の影響は風評被害が敵となる

人の命を燃やすという意味でなら石炭ガス石油もまた原発以上に大量に作業員を殺している

原子力の失敗の被害は経済面ではもう既に恩恵が上回っている
日本ほど安定した工業電力を持ちそれによってGDPを稼いだ国はそうそう無い
製品の輸入規制は一過性であることは明白
株価の下落はそれほど致命的でなくデマが失せた後はすぐにある程度持ち直しており地震による電力不足で産業が停滞する事の懸念のほうが大きい
今後失敗から学ぶことなく拡大するという現実的でない予測を立てるなら四日市も水俣も予防策が取られても別の方法で起きうる可能性を考えて化学工場自体を廃止すべきという事になってしまう

aa

航空機の被害は乗らなければ済むが自動車は家にひきこもっている以外に回避しようが無い
土壌処理は人が住めるようにするものでありそれが済めばそれ以降は食品や水の影響は風評被害が敵となる

人の命を燃やすという意味でなら石炭ガス石油もまた原発以上に大量に作業員を殺している

原子力の失敗の被害は経済面ではもう既に恩恵が上回っている
日本ほど安定した工業電力を持ちそれによってGDPを稼いだ国はそうそう無い
製品の輸入規制は一過性であることは明白
株価の下落はそれほど致命的でなくデマが失せた後はすぐにある程度持ち直しており地震による電力不足で産業が停滞する事の懸念のほうが大きい
今後失敗から学ぶことなく拡大するという現実的でない予測を立てるなら四日市も水俣も予防策が取られても別の方法で起きうる可能性を考えて化学工場自体を廃止すべきという事になってしまう

bio

320兆円の馬鹿へ

まず今回の損失(経費)を甘く見積もり過ぎ。2兆円で済むわけがない。
周辺住民への補償、日本産農水産物の風評被害、技術立国日本のブランドイメージの毀損、株式時価総額の喪失、廃炉費用、核廃棄物の保管・管理、少なく見積もって数十兆円はくだらないだろう。

で、なぜ発電量に20円を掛けちゃったの? それは電力会社の売り上げでしょう?

そりゃ電力会社は原発作りたがるよね。リスクである数十兆円は国が面倒を見て、自分達は320兆円もの収益を上げられるんだから。コスパ最高だよね。

って、アホか。
国が被る損失と電力会社の売り上げを比較してどうするよ。電力会社の納めた法人税と比較するならまだ分かるけど。

原子力と火力(など)の生涯ランニングコストの差をとって、それが数百兆円の利益をもたらすなら原発を造ればよろしい。リスク・リターン比が10倍あれば誰も文句は言いません。

にゃあ

はやぶさチームのような「こんなこともあろうかと」を準備しておく必要がある。絶対に壊れないもの、ではなく、もし壊れても被害を最小に留める機能を。件の原発は旧式ゆえにその機能があまりにも貧弱だった。そういうことではないか。

b

投稿4回目なのだが不調なのかそれとも規制されたのだろうか

>被害を語るな、と言っている。
これは見間違いだ 申し訳ない
2兆円は政府発表だったはずだが
地震自体の被害が26兆円である事を考えればある程度妥当だろう
320兆円は利益ではないが電力企業はインフラ企業のため企業利益でなく社会益でありこの数値以上のGDPを生み出す
皆が既に十分な利益を受け取った後なのだ
原発を無くすためにみんなでエアコンを捨てよう!は成り立たない
代替手段が提示されない限り原発は動くし事故が起きても残念ながら金銭で解決するほか無い

M.M

私も理系です。技術的観点は全く同感です。
しかし、国家レベルで考えたときに、エネルギーの安定供給という観点を抜かしては、所詮理系レベルの域を出ない発想と思います。
原発を推進するに至った背景として、歴史を知る必要があります。
太平洋戦争開戦に至った背景は、エネルギー資源を持たない日本がアメリカから原油の輸出を全面禁止されて、南方資源獲得のため東南アジアに進出したことが大きな要因の一つです。もちろんそれだけではありませんが。

戦後、日本が資源を国家戦略として考えたときに、
石油資源確保を考えると同時に原発を検討。

さらに中東戦争に端を発したオイルショックにより、
石油資源のみに頼ることが問題となり、多様性の
最右翼として原発を採用することになった。

という歴史的観点、国家的な観点からの議論が
もっと必要だと思います。

あまりにも現状の被害がひどいため、原発アレルギーを
取り上げて、国民全員で原発反対となることを危惧します。

sarada

> 「ブレーキを踏まないと止まらない」
> ではなく、
> 「アクセルを踏まないと進まない」
> の発想じゃないと。

まさにこの発想に基づく「加速器駆動未臨界炉」というものを京都大学が研究しています。
制御棒(ブレーキ)ではなく加速器(アクセル)で出力を制御するため、
電源が断たれれば自動的に加速器が停止し、原子炉も停止するという仕組みです。

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/KART/ads/index.html

まだ基礎実験の段階ですが、頑張ってもらいたいところです。

7k8m

制御棒で臨界をとめることはできても、放射性物質の崩壊を即時にとめる方法が無いから、放射能のコントロールが不完全なものにしかならない...

tarosan9

自動車事故はその時限りだが、放射能事故は末代まで祟る。
自動車は、動かなさなければただそこにあるだけだが、放射性廃棄物は、そこにあるだけで有害だ。

nagawa

原発だけが人を殺してるみたいな言われ方をしてますが、火力発電だって、発電に使う石炭を掘るために中国だけでも毎年二千人が死んでるんですけどね・・・今のところ、安全な発電方法なんて存在していません。
世界各国も太陽電池で詐欺まがいのことをやる暇があるなら、さっさと核融合炉を作って欲しいですね。

JJ

今回の事故で、より安全な原発になればイイと思うし
可能なら原子力より安全な発電方法があればイイとも思う。
で、原子力発電に反対なら、その代替案は?
ただ危険である事を多くの人に、より知ってもらって、どうしたいのか考えてもらいたいだけ??
エンジニアから観た原子力に対しての結論は、「危険です!」だけ?

Kokorohamoe

おっしゃることはごもっともだと思いますが
放射能による長期的被害を視野に入れるのであれば
オゾン層破壊による宇宙線の被爆増大。これはそもそも、今の東京の被爆よりももっと多く被爆している地域がすでにあります。
火力発電などの二酸化炭素排出による、温室効果ガスによる気温の上昇。
 
など、他にも存在する、長期的視野の人類へのダメージを比較し
どれが最も危険ではないか?という話をする必要があり、危険か?危険じゃないか?という議論はフェアじゃないと思います。
あらゆる発電は、当然ながら、何がしかの環境破壊を生み、安全ではありません。
 
いつも、お疲れ様です。

p

これはエンジニアリングの問題ではなくてサイエンスの問題ですね

p

これはエンジニアリングの問題ではなくてサイエンスの問題ですね

sm

>>航空機にしても自動車にしてもその技術を嫌がる人は僅かな距離を保てば影響なく生きていける。

自動車から距離をとろうと思うと、文明から離れることになると思うんだが。

あと、外を歩けば地面や空気から被曝するし、飯を食べれば食品から被曝するわけなんだが、
命を燃やさないためにどのような工夫をしているんですか?

M.E.E.E

本文冒頭を見て、本題とは全然関係ないのですが、大学の基礎科目で、e=mc^2の式を運動量が小さい電子に直接適用して、先生に怒られている同級生が居たのを思い出しました。

まあ、それは置いておきまして、類似のシステムである火力発電は排煙が原因である喘息による死者の発生や石油ショックによる、資源確保の困難さが明らかになって以来、様々な改良が進められてきたのに対して、何故福島第一原子力発電所では40年前のシステムが現役なのかということを考察してみると、何らかの成果があるかもしれません。

sakura-z

>アメリカと中国は今後もやる気満々です。
フランスもロシアもドイツもこれを機に積極的な海外セールス攻勢をかけるでしょうね。
「あれは日本(製)だからダメなのであって我々に任せれば大丈夫!」と言って。
ベトナムはフランスあたりにかっさらわれるでしょう。
まあ反対派の人は日本の原発さえ滅ぼせば、韓国中国ロシア(ついでに台湾)の原発にぐるっと取り囲まれてても平気なんですかね…

y

どうみてもN/Nが感情的にaに絡んでいるだけ。

本論でないところで重箱の隅を突付く。
どうしようもないヤツだ。

物事を大局的に捉えられないヤツは黙ってろ。

個人個人の感情論は、こういう場ではなくリアルでぶちまけろ。
お前の個人的な苦しみなんて、どうやってもここでは癒せない。

h_tsuji

理系頭脳も必要だが、それ以上に必要なのは経済頭脳だろう。
ここまでリスクをとらなければ生きていけないという現実がある。
将来の外部不経済により生まれた富は外部不経済の発生と共に消えるのである。

h_tsuji

理系頭脳も必要だが、それ以上に必要なのは経済頭脳だろう。
ここまでリスクをとらなければ生きていけないという現実がある。
将来の外部不経済により生まれた富は外部不経済の発生と共に消えるのである。

anonimous

福島原発の事故で発生する汚染を危惧するその気持ちはわからんでもないが、中国やロシアが使用済み放射性廃棄物をどのように処理しているかを知ってしまったら、夜も眠れぬほど恐怖に陥ることでしょう。

それにしてもあなたはエンジニアを目指していたとは思えない視点、思考をしていますね。それともSEは異端児なのでしょうか。
感情論で原発はいやだいやだと唱えたところで、石油は増えないし、太陽光風力の効率は上がらないし、ましてや電気は自然から収穫できるわけではないのです。

映画の批評とよく似ていますが、傍観者がとやかく批判するのは私もそういう行動が快感を伴うことを知っていますので理解はしています。
ただ、検索して賢者になっている自称エンジニアが増えているのは不快ですのでそれをコメントします。"自称”を付けて名乗りませんか?

anonimous

福島原発の事故で発生する汚染を危惧するその気持ちはわからんでもないが、中国やロシアが使用済み放射性廃棄物をどのように処理しているかを知ってしまったら、夜も眠れぬほど恐怖に陥ることでしょう。

それにしてもあなたはエンジニアを目指していたとは思えない視点、思考をしていますね。それともSEは異端児なのでしょうか。
感情論で原発はいやだいやだと唱えたところで、石油は増えないし、太陽光風力の効率は上がらないし、ましてや電気は自然から収穫できるわけではないのです。

映画の批評とよく似ていますが、傍観者がとやかく批判するのは私もそういう行動が快感を伴うことを知っていますので理解はしています。
ただ、検索して賢者になっている自称エンジニアが増えているのは不快ですのでそれをコメントします。"自称”を付けて名乗りませんか?

anonimous

福島原発の事故で発生する汚染を危惧するその気持ちはわからんでもないが、中国やロシアが使用済み放射性廃棄物をどのように処理しているかを知ってしまったら、夜も眠れぬほど恐怖に陥ることでしょう。

それにしてもあなたはエンジニアを目指していたとは思えない視点、思考をしていますね。それともSEは異端児なのでしょうか。
感情論で原発はいやだいやだと唱えたところで、石油は増えないし、太陽光風力の効率は上がらないし、ましてや電気は自然から収穫できるわけではないのです。

映画の批評とよく似ていますが、傍観者がとやかく批判するのは私もそういう行動が快感を伴うことを知っていますので理解はしています。
ただ、検索して賢者になっている自称エンジニアが増えているのは不快ですのでそれをコメントします。"自称”を付けて名乗りませんか?

exit

危険だから止めましょうなら誰にでも言える。危険性も宣伝できる。
推進派だって原発こそが"正解"とは思ってなくて、せいぜい最適解ぐらいでしょう。

それに、制御不能に陥らない機械なんて存在しないでしょう。条件さえ与えればそうなるルートは存在しますし、冷却水を失っても冷却できるシステムを作ったとして、それ自体が故障することも考えれば、要するに各々が満足できるまでいたちごっこが続くだけです。

エンジニアの意見であれば、今後どうすべきか?を詳細に聞かせてもらえると建設的かと思います。

noname

やっぱ原発反対派が多いんですね。
一応、50年後には原発はなくなればいいとは思っているんですが、
今すぐなくなれとは思わない、全く専門でない理系学生です。
というのも、現在回っている日本の原発依存体質をすぐには変えられると思わないから。

反対派の方々は原発の代替エネルギーを何にするとお考えなのでしょうか?
風力や太陽光では到底充分とは思えません。
地熱発電には期待していますが、それも開発スパン、
環境への影響、設置時の地元理解等、多くの問題を抱えており、
10年やそこらで取って代われるシロモノではないでしょう。

ここにいらっしゃる方の多くはご存知かとは思いますが、
日本は既に30%以上を原発に頼っています。
火力ベースへの転換は不可能ではないのかもしれませんが、
そもそも原発に着手したのが、オイルショックの経験を活かし、
産油国の経済状況に左右されないエネルギーを目指したと伺っています。
そもそも日本は火力発電所はもう建てられない縛りがあります。

私も今回の件で初めて原発やエネルギー問題について勉強致しました。
上でも仰られていたがいましたが、
今開発されている最新の原発は、今回のような電源が止まるような自体でも
受動で止まるとのことです。
また、建家の上には貯水タンクがあり、充分な冷却水が確保され、
最悪な事態が生じても、建家の天井を破壊すれば、
冷却水が落ち、冷却できるような、システムが構築されているとのことです。
このブログの表現ですれば、第6の壁と言ったところでしょうか。
(コレも結局のところ、その冷却水の処理などに問題が有るのかもしれませんが…)
これら技術は、やはり技術の結晶にであることは間違いないと思います。
そしてそれら技術も、今の原発の電力を使って、開発されてきたということも。

今後、原発に変わる代替エネルギーは開発されるのかもしれません。
しかしそれはいったい何時になるのでしょうか?
またそれは原発のエネルギーに頼った状況での話になるのでは無いでしょうか?
事実、今原発を失った関東圏は経済活動もままならない状態です。
そんな状態で、スマートグリッドなどに着手出来るのでしょうか?

個人の見解としては、「今」は原発が必要。
そして、原発をなくせるような代替エネルギー開発に全力を注ぐべき
と考えております。

浅学が故、原発に関する理解が不十分な部分も有るかと存じます。
また、反対派の方々の見解を「今すぐ廃止すべき」と統一していることも、
狭い私見であるとも存じております。
ご指摘あればよろしくお願いします。

shimpei

 高温ガス炉という炉型があります。略称としてはHTGR、VHTRなどと書かれます。日本では研究炉HTTRがそれです。このタイプの炉は、冷却材が循環できなくなったりして、炉心が冷やせなくなると原理的に核反応が収束しほぼゼロ出力に至ります。その間、燃料温度は上昇しますがほぼ炭化ケイ素と黒鉛で構成されるため、放射性物質の閉じ込め能力はほとんど変わりません。
 経済性で軽水炉に劣った時期があったため、普及はしませんでしたが、原理的に安全で過去に商用炉まで作られた原子炉は、高温ガス炉しかありません。
 最近出た入門的な書籍では Richard Muller が書いた Physics for Future Presidents の中でも触れられています。
 だれでも悲観的にならざるをえない状況ですが、私は最後は高温ガス炉しかないと考えて、高温ガス炉技術を育てる仕事をしています。

shimpei

 高温ガス炉という炉型があります。略称としてはHTGR、VHTRなどと書かれます。日本では研究炉HTTRがそれです。このタイプの炉は、冷却材が循環できなくなったりして、炉心が冷やせなくなると原理的に核反応が収束しほぼゼロ出力に至ります。その間、燃料温度は上昇しますがほぼ炭化ケイ素と黒鉛で構成されるため、放射性物質の閉じ込め能力はほとんど変わりません。
 経済性で軽水炉に劣った時期があったため、普及はしませんでしたが、原理的に安全で過去に商用炉まで作られた原子炉は、高温ガス炉しかありません。
 最近出た入門的な書籍では Richard Muller が書いた Physics for Future Presidents の中でも触れられています。
 だれでも悲観的にならざるをえない状況ですが、私は最後は高温ガス炉しかないと考えて、高温ガス炉技術を育てる仕事をしています。

shimpei

 高温ガス炉という炉型があります。略称としてはHTGR、VHTRなどと書かれます。日本では研究炉HTTRがそれです。このタイプの炉は、冷却材が循環できなくなったりして、炉心が冷やせなくなると原理的に核反応が収束しほぼゼロ出力に至ります。その間、燃料温度は上昇しますがほぼ炭化ケイ素と黒鉛で構成されるため、放射性物質の閉じ込め能力はほとんど変わりません。
 経済性で軽水炉に劣った時期があったため、普及はしませんでしたが、原理的に安全で過去に商用炉まで作られた原子炉は、高温ガス炉しかありません。
 最近出た入門的な書籍では Richard Muller が書いた Physics for Future Presidents の中でも触れられています。
 だれでも悲観的にならざるをえない状況ですが、私は最後は高温ガス炉しかないと考えて、高温ガス炉技術を育てる仕事をしています。

hide

自分も地震後1週間程度は、この記事と同じような意見を持っていたのですが、冷静になってみると
廃棄物の環境への影響に関しては、既に人類は環境ホルモンや温暖化ガス、様々ゴミなど沢山の種類の廃棄物を排出しています。したがって、原子力の廃棄物だけを取り立てて批判するのはフェアじゃないと思います。現代人が今の文明レベルを維持したまま活動する以上は、何らかの廃棄物は排出してしまうでしょうから、他の発電方法と比較した上で批判するべきです。

fatalpain

だからそうやって時間をムダにするんじゃない。

hikaru

目に見えることは人間の力で改善できるが、目に見えないことを解決しなければ、真の復興にはならない。そして、それ以上の惨劇を繰返さなければならなくなる。
私たちが、今、しなければいけないことは、『救世主スバル元首様』に、救いを求めることだ。
  もう、時間がない!!
http://www.kyuseishu.com/tanuma-tu-koku.html

hikaru

目に見えることは人間の力で改善できるが、目に見えないことを解決しなければ、真の復興にはならない。そして、それ以上の惨劇を繰返さなければならなくなる。
私たちが、今、しなければいけないことは、『救世主スバル元首様』に、救いを求めることだ。
  もう、時間がない!!
http://www.kyuseishu.com/tanuma-tu-koku.html

hikaru

目に見えることは人間の力で改善できるが、目に見えないことを解決しなければ、真の復興にはならない。そして、それ以上の惨劇を繰返さなければならなくなる。
私たちが、今、しなければいけないことは、『救世主スバル元首様』に、救いを求めることだ。
  もう、時間がない!!
http://www.kyuseishu.com/tanuma-tu-koku.html

gonkichi

自動車、飛行機と比べている方がおられますが、確率論で考えるのは正しいですし、死亡人数の件もそのとおりでしょう。問題なのは単発の事故が、人間が手を離した状態で、発散に進むか収束に進むかということだと考えます。

kensan

被害者の心理の問題、と言いますが
これから現実的に問われるのは、おそらく、
普通の「やさしい日本人」に、僻地にだけ「郷土を破滅させるかもしれないリスク」を押しつけて、今までの生活を続けることに

心情的に耐えられるか

のような気がします。
結局、やさしい日本人には向かないビジネスモデルなのではないでしょうか。

anony

正直なところ、原子力の致命的な欠点は、風評被害をなくすことはできないということだと思う。そして、理系を自称する人間に、よく抜け落ちているのがこの視点だろう。「正しくない」行動を考慮することについて思考停止に陥っていて(あるいは自分が正しい情報を持っていることに自惚れていて)、ひとたび事故となると大衆がパニックを起こすのではというパニックに陥り、情報を隠蔽しかえって不信を煽って墓穴を掘る。

諸外国民にとっては、「健康に影響がない程度」の放射線でも無用なリスクを犯す必要などないし、その選択を変えさせることは不可能に近い。確率的影響がまったくないことを証明するなどできない。放射能汚染が究極的に国益を損なうのは、この避けがたい風評被害による。

もし、自動車がひとたび事故を起こせば、外国人が恐怖のあまり逃げ出すようなしろものであったら、あらゆる便益を考慮しても、事故が絶対起こらないように完成されるまで使えるものではなくなる。いくら不便であっても、貿易ができなければ、そもそも国が成り立たないからだ。このリスクの見積もりに対し、自称理系の皆さんは絶望的に鈍い。

リスクの見積もりは「正しい」情報によってなされなければならない?
「ならば全ての人間に今すぐ英知を授けて見せろ」

y.t

 原発の是非を議論するときに、もちろんコストのことも欠かせない観点だと思います。
私の認識では、「原子力発電は安い」は大嘘です。
その根拠は、ここにとても分かり安くまとめられていました。
http://www.greenaction-japan.org/internal/101101_oshima.pdf
 今回のような事故を考慮しなくてもこれですよ。
実際には、浜岡原発などでは高い確率でもっと大きな事故が予想されており、負の期待値を加算すればとても採算は合わないと思っています。

泥んこ狐

僅かな距離を保てば、航空機や自動車の影響なく生きていけるなど思考停止の最たるもの。

身の回りのあらゆるものが、航空機や自動車での輸送されて届いた結果である。
自分さえ乗らなければ、ぶつけられなければ影響を受けたことにならないとは、お気楽にもほどがある。

そういう単純な人たちが、今すぐすべての原発を止めろと、がなり立てているんだろう。

b

私は、ある公害事件のあった工業地帯の生まれです。私の妹は、
婚約が決まった後、相手の親族に知られ執拗な反対を受けました。
結局これだけが原因だとは言えませんが、破談になりました。
私は、たとえ318兆円積まれようが、大切な友人や娘が
自分が今までに味わってきた差別を受け続ける事は絶対に許しません。

こういう事件に対して、経済的評価を持ち出して熱弁する人を見ると
非常に悲しくなります。何故そんなに、他人に対して無関心でいられるのですか?
1000年後がどうとか、経済効果がどうとか、正直どうでもいいです。
くだらないマネーゲーム感覚で発言しないでください。

 

>>損害額は2兆円だが全ての原発が停止するまでに生み出すエネルギーは16000Tw/hでを単純に20円かけると320兆円分になる
代替発電(火力?)との差額じゃなきゃおかしいでしょう?

原子力が安いみたいなソースも御用学者が作ったいい加減な条件の試算という話もありますし
素人にはわからない世界だ

それに推進派がいくら必要性を説こうが、今後新規に原発を受け入れる地元なんて無いと思いますけど?

test

それでも何故、原子力を必要としたのか。
世界先進国らの競争の中で、脱原子力によりエネルギー供給量が需要を下回った場合の経済への影響と、それに伴う国家として成り立つべく必要な因子への影響まで考えが及んでいない。
エンジニア視点と言うが、あまりにも視野が狭い。

komekome

自動車のラジエターにすら水道水などは用いずに通常は純水を使用しますよね?ラジエターの内壁をクリアに保つためです。圧力容器に海水が注入されていますが、このシュミレーションは設計段階で行なわれているのでしょうか?現在6万トンの汚染水が福島第一に有るわけですが、これは全て汚染海水との理解です・・・つまりそれを蒸発させると5%以上の固形分(塩・・およそ3000トン)の処理を要する汚染固形物が残留することになるわけです。こうした小学生レベルの知識でも推測可能な事柄を無視して放出弁やら海水使用やらを施す設備に金を掛けていたいたわけです。自動車は耐用年数を10年程度(あくまで推測ですよ~)としておりますが、原発は30年とか50年という耐用年数が求められているのではないでしょうか?金属の擦れ合う部分(コンプレッサーとかモーターとか)の有る家電器(冷蔵庫や洗濯機、エアコン)の寿命はみんな10年くらいですよ~。
ふくすまの一機が大規模な水蒸気爆発を起こしたら全部いっちゃて半径300キロ圏内の4千万人が即死状態ですが、まだ全世界でも交通事故の死亡者累積数はそんなにいっていませんよね?ブログ主のおっしゃるとおり原発はまだまだ実用化に耐えうる安全性を確保されていないとするのが中学生(義務教育レベルの知識水準)でも判断可能な事柄だと考えます。

masa

理系が本当に考えなければいけないのは、事故の経験を生かしたリスクマネージメントであって、技術の放棄ではないはず。原発をどんどん新設しろとは言わないが、今あるものに対するリスクマネージメントを建設的に考えるべき。その上で、他の技術と比較して最悪なシナリオでどこまで被害を抑えられるか、の比較をするべき。理系なら、科学者なら、まず結論ありきで考えてはいけない。

原発を全て停止して火力に変えるべきか?
化石燃料は採掘から実用にいたるまで、今までどれだけの死者を出しているか?
実用後、どれだけの廃棄物を世の中に出しているか?
煤煙の半減期はどの程度か?
CO2の半減期はあるのか?

では、全て再生エネルギーに変えるべきか?
今、即刻全ての原子炉を止めて、経済活動が行えるとは思えない。それに、風力や波力が再生エネルギー推進派の言うように、本当に従来の火力や原子力の代替となりうるのか。安定供給ができるのか。広大な土地に風力発電機を密集して配置すれば、騒音や災害時の発電機能完全崩壊もあり得る。“死んだ場所を作る”という意味では、核廃棄物処理と同等かもしれない。メンテナンス費用も含めて、疑問点も多い。ミニマムモデルを東北だけでなく、いろんな土地にいくつも作って、本当に日本の風土に合う(原発の代替となりうるか)のテストを充分行うべき。でなければ、安全性が担保されずに見切り稼働した原発の二の舞。

nuc.

BWRもPWRも一緒にして考えてはダメでしょう。
今回と同様の事象でも、PWRだと蒸気発生器で放射化していない水で自然循環で冷却できるので、BWRのような汚染は回避できる。
更に、BWRは高い場所にプールがあるけど、PWRは地面のレベルにあるから重力で給水が可能だ。
PWRも蒸気発生器の故障リスクは存在するし絶対安心なんてことは有り得ないが、全世界中で新しい知見の新型にリプレースされているし、リスクが管理されていると思う。
安かろう悪かろうのBWRの事故=原子力の全否定は、余りに安易とは思いませんか?

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