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iPadアプリ開発日誌:neu.Calcの特徴

今週Submit予定のneu.Calc。ようやく最後のバグも解消し、早ければ今日中にもAppleにSubmitできそうである。

今日は、「neu.Calcの特徴」を列挙してみる。

特徴1. リスト(数列)演算が出来る

neu.Calcが従来型の電卓と大きく異なる点の一つが、リスト演算の機能である。たとえば、7人の生徒の数学の点数の平均を知りたければ、数列を入力してから "avg" ボタンをタップすれば良い。

M1 (45, 55, 58, 62, 72, 80, 100) avg 67.43

同じ様に、予想されるキャッシュフローの内部収益率(IRR)を求めたければ、そのキャッシュフローを数列として入力してから "IRR" ボタンをタップすれば良い。

M1 (-1000, 300, 300, 300, 300) IRR 0.0771

特徴2. ラベルと参照

neu.Calcは、"=" ボタンをタップするたびにフォーミュラ(式)が作られ、それに自動的にM1, M2, M3、とラベルを付ける。各フォーミュラの計算結果は、別のフォーミュラから参照が可能である。

M1 45, 55, 58, 62, 72, 80, 100 45.00, 55.00, 58.00, 62.00, 72.00, 80.00, 100.00
M2 M1 avg 67.43
M3 M1 sum 472.00
M4 M1 stdev 16.97
M5 60, 52, 50, 70, 100, 74, 95 60.00, 52.00, 50.00, 70.00, 100.00, 74.00, 95.00
M6 M1 correl M5 0.75

1000ドルの初期投資で4年間の間300ドルの収入が得られる場合、6%の金利での NPV(現在価値) を求める場合は以下のようなフォーミュラを使う。

M1 -1000 -1,000.00
M2 300 300.00
M3 M1, M2 rep 4 -1,000.00, 300.00, 300.00, 300.00, 300.00
M4 6 % 0.06
M5 M3 NPV M4 39.53

 

特徴3. ソルバー

ソルバーは、線形計算に便利なツールである。線形方程式の答えを求めたい場合、まずは適当な初期値をフォーミュラとして入力し、次に片側がゼロになるように変形した線形方程式を別のフォーミュラに入力する。

簡単な例として、"x * 25 = 100" という式の答えを求めるための準備をする(M1に入力する10.0は初期値)。

M1 10 10.00
M2 M1 × 2.5 − 100 -75.00

式の答えを求めるには、フォーミュラM1の "Edit" ボタンをタップし、次にフォーミュラM2の "Solve"ボタンをタップする。すると、neu.Calcは フォーミュラM2 の結果が0になるような値を探し、それを フォーミュラM1 の中身と置き換える。

M1 40.00000000 40.00
M2 M1 × 2.5 − 100 0.00

より複雑な例として、先のキャッシュフローのフォーミュラを再利用する。

M1 -1000 -1,000.00
M2 300 300.00
M3 M1, M2 rep 4 -1,000.00, 300.00, 300.00, 300.00, 300.00
M4 6 % 0.06
M5 M3 NPV M4 39.53

これと同じ条件で、毎年最低限どれだけの収入を得なければならないかを求めたいとする。その場合は、初期値として300が入力されているフォーミュラM2の"Edit"ボタンをタップし、NPVを求めているフォーミュラM5の"Solve"ボタンをタップするとその値が求まる($288.59)。

M1 -1000 -1,000.00
M2 288.591492373 288.59
M3 M1, M2 rep 4 -1,000.00, 288.59, 288.59, 288.59, 288.59
M4 6 % 0.06
M5 M3 NPV M4 0.00

 

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Comments

beerdog

説明のような高度な機能については、なんともいえませんが、ソフトウェアキーボードを利用するiPadなどで、どのようなインターフェイスになるのかは、とても気になります。

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