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« オリンパス事件と日本企業のコーポレート・ガバナンスの欠如と | Main | 今週の週刊 Life is Beautiful : 11月15日号 »

Android OSを採用しながら「Androidタブレット」ではない Amazon Fire

量販店で横並びで展示される Android タブレットを作っても儲からない、という話をここでも書いたが、その意味で Android OS の最も正しい使い方をしているのが Amazon。ようやく、Apple の iPad に対抗できるライバルが表れたと言える。

Amazon Fire は消費者にとっては、「さまざまな Android アプリを走らせるための、汎用Android タブレット」ではなく、「Amazonが売るさまざまなデジタル・コンテンツを楽しむためのカラー版の Amazon Kindle」である。

Apple にとって Kindle Fire が脅威なのは、Amazon は Kindle Fire の売り上げから利益を上げる必要がないこと。Appleの iPad が $499 で売られているのに対し、Kindle Fire が $199 なのは、Amazon が製造コスト以下で売っているから(参照)。

ちなみに、MicrosoftとOEMメーカーもちゃくちゃくとタブレットPCの準備を進めており、こちらはエンタープライズ向けにそれなりのシェアを確保するだろう。やはり Office アプリケーションがそのまま動くタブレットというのは強い。外回りの営業の人が、ノートパソコンの代わりに、ワイアレス・キーボード付きの Windows タブレットを持ち歩く、というシナリオは十分に考えられる。

結論としては、2012年のタブレット市場は「iOS 対 Android 対 Windows」というOSの戦いではなく、「Apple iPad 対 Amazon Fire 対 ビジネス向けWindows タブレット」という構図になると私は見ている。

Sony にはがんばって欲しいが、「Sony Tablet」というネーミングからして、「汎用 Android タブレット」の呪縛から逃れられていないように見える。呪縛を取払い、「こんなことができるからソニーのタブレットが欲しい」と消費者に思ってもらえるようにする必要がある。

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Comments

yutakarlson

キンドルの製造コストは実際の販売価格を上回って売れば売るほど赤字だけど...―【私の論評】水道の蛇口戦略は、ボージョレヌーボーやキッズプレトーととは違う!!

こんにちは。米アマゾンは、キンドルを製造原価を下回る販売価格で販売していて、現状では無料で数百円の品物を顧客に配布するのと同じようなことをしています。一方日本でも、ボージョレヌーボーをペットボトルで500円、ハーフなら390円で販売したり、ガストでは、キッズプレートを39円で販売したりしています。しかし、米アマゾンのやり方は、日本の安売りとは根本的に異なります。これらの違いは、背後にいわゆるビジネスプラットフォームがあるかないかということです。詳細は、是非私のブログを御覧になってください。

職務経歴書の書き方の見本

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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