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原発事故の不可逆性

評論家の中には、未だに「福島第一での原発事故で死んだ人はいない」などと事故を過小評価する人がいる(参照←池田氏はどこからコンサルタント料をもらってあんな発言をしているのだろう?)。事故直後に被曝を避けるために移動を余儀なくさせられたために亡くなった寝たきり老人、長引く避難生活で体調を壊して亡くなった人、これまで何十年もかけて育てて来た農地や家畜を失ったショックで自らの命を断った人たちは数に入らないのだろうか?放射能を過剰に恐れるあまりの「風評被害」だとでも言うのだろうか?

原発事故が他の事故と違うのは、貴重な国土が放射能汚染によって人が住めなくなってしまうことにある。詳しくは、「フランス人学者の考察 原発事故は元に戻れない大惨事」を読んでいただくと良いが、津波や地震の被害は、どんなに大きくとも30年、50年と時間が経つうちに人々はその傷から立ち直り、地域経済は復興される。

チェルノブイリを見ても分かる様に、ひとたび過酷事故が起こってしまえば、そこは50年経っても100年経っても人の住むことのできない場所になってしまうのだ。鉢呂元大臣は「死の町」という言葉を使って批判されたが、まさに復興が不可能なほどに土地に壊滅的なダメージを与えるのが原発事故なのだ。

脱原発は日本経済をダメにする、再生可能エネルギーには不確定要素が多い、と批判する人がいるが、原発や核のリサイクル計画の方がよほど不確定要素が多いし、万が一同じような事故がまた起これば、それこそ日本経済が壊滅的なダメージを受けると私には思える。

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