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安売りDVDプレーヤーが加速するソニーブランドの凋落

シャープやパナソニックやソニーの凋落を、広告人や広告会社はもっと恥じるべきじゃないかな」というエントリーを読んだが、ここ数年間の米国でのソニーのブランド力の凋落を目の前で見ていた私は、問題はもっと根本的なところにあると感じている。

こちら(米国西海岸)に暮らしていて、最初に「あれ?」と感じたのは、Blu-ray が市場に出始めた2000年代の前半に、米国の量販店でソニーが DVD プレーヤーの安売りを始めた時だ。ウォークマンやトリニトロンの時代よりはブランド力が落ちていたとは言え、まだ「一流ブランド」の地位を保っていた時代だ。

その時は、「ソニーとしてはBlu-ray へのシフトを考えており、在庫一掃のために一時的な安売りをしているのだろう」ぐらいに思っていたのだが、なぜがそれが現在までも延々と続いているのだ。ターゲットで DVD プレイヤーを安い順に並べると、ソニーが2位と3位を占めている(参照)。

Sony

「とにかく売り上げを下げるわけにはいかない」「枯れた市場だから利益率が高い」「生産は中国に外注しているので投資リスクはない」などの理由/言い訳があるかも知れないが、こんなことを続けていたらソニーのブランド力は下がる一方だ。

広告も大切だが、「どこで勝負をしている会社なのか」を消費者にはっきりと訴えることのできる商品ラインナップを持つことが今の時代にはとても大切だと思う。

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