Ad Network

あわせて読みたい

  • あわせて読みたい

« 放射性ストロンチウムを含む高濃度汚染水が地下水に流出 | Main | 読売新聞の本音:原発新規制基準に関する社説 »

小論文:日本のエネルギー戦略のあるべき姿

メルマガ「週刊 Life is beautiful」の読者からの質問に答え、「日本のエネルギー戦略のあるべき姿」という小論文を書いたので概略を紹介する。

結論から先に言えば、当面(これから20〜30年間)の需要は化石燃料で満たしつつ(必要に応じて火力発電所の新設、小規模ガス発電への投資も行う)、再生可能エネルギーへの投資を大幅に増やす(逆に原子力への投資は減らす)ことが正しい選択だ、というのが私の結論だが、実際の小論文(今週号のメルマガで公開)には、そこに至るロジックを以下の順番で展開している。

日本のエネルギー戦略のあるべき姿

化石燃料はあと何年分あるのか?

1970年代のオイルショックの時に、「石油はあと30年で枯渇する」という言葉が良く使われました。しかし、あれから40年たった今でも、なくなる気配はないし、現在発見されている埋蔵量だけでもさらに40年分あります。このペースで行けば、40年後の2053年になっても、やはり「(2053年時点で)発見されている埋蔵量だけでも40年分ある」という状況になっているでしょう。何だか魔法のような話ですが...

化石燃料の問題点

「今世紀末まで化石燃料が枯渇する心配がない」のであれば、何もあわてて危険な原子力や、コストの高い再生可能エネルギーに切り替える必要はないようにも思えますが、化石燃料にはいくつかの致命的な問題があります。一つ目は、化石燃料が「有限の資源」である、という点です...

代替エネルギーとしての原子力

20世紀の後半になって、この「いつかは括弧する化石燃料」の代替エネルギーとして先進国により積極的に導入されたのが原子力でした。原子力は、同じ値段の燃料から取り出すことの出来るエネルギーが化石燃料よりも遥かに高く、かつ、運転時に二酸化炭素を出さない(=環境に優しい)、という二つの利点を持つ「夢のエネルギー」のはずでした。しかし、チェルノブイリや福島第一での事故を経験した結果...

なぜ原子力がなければ日本の経済は成り立たないのか?

にもかかわらず、日本では、自民党・経団連・経産省が「原子力がなければ日本の経済が成り立たない」と原発の再稼働をしようとしています。それどころか、原発の新設まで許可しようという動きがあります。なぜでしょうか?それは電力会社を頂点とした「原発エコノミー」が日本の経済の中心に...

日本のエネルギー政策はどうあるべきか

こんな事情があるため、答えは簡単ではありません。将来を重視すれば「必要な分は火力で補いながら、これまで原発に投資していた政府・民間のお金を再生可能エネルギーへの投資に回し、出来るだけ早く再生可能エネルギーの比率を増やす」ことが一番良いことは明らかですが...

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://www.typepad.com/services/trackback/6a00d8341c4f9853ef017c386e47d8970b

Listed below are links to weblogs that reference 小論文:日本のエネルギー戦略のあるべき姿:

Comments

Post a comment

This weblog only allows comments from registered users. To comment, please Sign In.