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テストを解き終えられない人と仕事が終わらない人の共通点

下の文章も、なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器であるからの引用ですが、ここだけ読むと誤解されそうなので解説しておきます。

試験の場合は「とりあえず簡単な問題から解いておいて可能な限りの点を稼いでおく」という戦略も成り立ちますが、仕事の場合には「基本的に全ての仕事を期日内に終えるべき。万が一終えられない可能性がある場合には、早めに知らせるべき」という制約があります。

そのため、仕事の場合には、難しい問題(試験であれば最後の応用問題)から取り掛かり、早めにめどをつけるなり、「期間内には終わりそうもない」という警告を出すかすべきだ、という話です。

◇ ◇ ◇

いつまでも仕事が終わらない人は、その仕事にどのくらい時間がかかるのか、という見積もりを甘く見ていることが多くあります。そこで、仕事にかかる時間の見積もりについて、数学のテストを例にして考えてみましょう。

一般的に数学のテストは、前半に単純な計算問題があり、後半に難易度の高い文章問題が配置されています。前半に基本問題、後半に応用問題があるわけです。前半の基本問題はいわゆるサービス問題です。ちゃんと授業を聞いて、式の解法を知っていれば、地道にやるだけで確実に解けます。どんなに数学が苦手でも、時間を使えば必ず解けるはずです。

一方後半の応用問題は、ただ解法を知っているだけでは解けないことが多いです。解法を知ったうえで、特殊なテクニックや論理性が問われます。こちらの問題は基本問題のように時間さえあれば解けるわけではありません。瞬時に答えまでの道筋がひらめくこともあれば、定理の本質を理解していないせいでドツボにはまってしまうこともあります。

応用問題の難しいところは、問題を解くのにどれくらいの時間がかかるのかが未知数であるという点にあります。基本問題はただの計算ですので、一問解くのにどれくらいかかるかがなんとなくわかります。けれども応用問題は、先ほど述べたように一瞬でわかることもあれば、果てしなく時間がかかることもあります。そこが難しいところです。

みなさんもお気づきのように、数学のテストは仕事と似たところがあります。手を動かすだけで終わる単純作業もあれば、一見しただけではどのくらいかかるかわからない頭を使う仕事もあります。

仕事が終わらない人は、得てして後半の応用問題を甘く見ています。前半の基本問題をとんとん拍子に解いていくなかで、「こんなの簡単に終わるじゃないか」と錯覚するのです。

しかしそれは根本的な勘違いです。応用問題がどのくらいで終わるかは、取り掛かってみないと絶対にわかりません。そして応用問題が終わらなければ仕事は終わりません。

ですから応用問題に取り掛からないうちは、まだ仕事がどのくらいで終わるか判断できないのです。つまり、決まった期日内に終わらせることが重要な仕事の場合、まず取り掛かるべきは複雑な応用問題のほうなのです。

多くの人が仕事を与えられた際、簡単に仕様書を見ただけで「できます!」と判断していました。数学のテストの例でいうと、愚直に前半の基本問題から解いていき、最後に応用問題に直面したところで「これは終わりそうにない……」と気づく、という人です。

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