誰のための携帯電話か?

 このブログでも、日本の携帯電話と比べてiPhoneがどう違うかという話をさんざんと書いて来たが、結局のところ一番本質的な違いを生み出しているのは、「誰のために携帯電話を作っているか?」という点。

 日本の携帯電話メーカーが「NTTドコモに育ててもらった」ことに関しては誰も否定できないわけで、その意味では消費者よりもキャリアの意向を優先して作らなければならない。足並みがそろいやすい分「お財布ケータイ」みたいなことはやりやすいことは確かだが、iPhoneのような不連続的な進化はさせにくいのも事実。

 これは、日本以外の国でも言えて、

"The larger handset manufacturers had gotten really good at developing products that the wireless carriers want," said Jonathan Hurd, a director at consulting firm Altman Vilandrie & Co. "Apple developed a product that the consumer wanted."【Smart Phones Challenge Firms - WSJ.comより引用】

を読んでいただければ、NokiaとかMotorolaもやはり「キャリアの顔色をうかがいながら」物作りをしていることを理解してもらえると思う。

 私のようにアプリケーションを作る立場に立つ方としても、「世界各国のキャリアとそれぞれ交渉してアプリを配布してもらう」なんてまどろっこしいことはしていられないわけで、その意味でもiPhoneは本当に破壊的。色々な面で、Appleが他の携帯電話メーカーの手がとどかないところを独走中なのも当然。

 「必ずしも消費者のことだけを考えて物作りができない」既存の携帯電話メーカーは、これからも苦しい戦いを強いられることになる。


なぜ「iPhoneキラー」がことごとく失敗するのか

 MBAの授業の一環で、"Marketing Myopia" (by Theodor Levitt) という1960年に書かれた論文を読む機会があったのだが、色々とうなずけるところがあったので、メモ代わりに。

 家電メーカーのような技術系の会社は、どうしても技術系の人が経営者になりがち。技術系の人は(私も含めてだが)色々な問題を論理的に解決しようとする。技術的な問題を解決するためにはこのアプローチはとても有効だが、消費者心理のように曖昧で非論理的なものには適用できない。

 技術系の経営者が陥りやすい失敗は、自分がコントロールできる分野、すなわち、技術的に難しい問題を解決することにばかりエネルギーをそそぎ、非論理的で簡単にはコントロールできない消費者の動向のようなものに十分な注意を払わないこと。

 その結果、「消費者はどのみち論理的な行動なんてしないんだから、それに関して色々と戦略を立てたところで無駄」という発想の元に、「良いものさえ作れば売れる」というプロダクト指向・技術指向の経営に陥ってしまうこと(自分が得意なところで勝負したがるのは人間の常)。その結果が、消費者のニーズを無視した「ひたすら大きなテレビ」「ひたすら高性能なパソコン」「ひたすら高機能なケータイ」作りである。

 最近やたらとアップルが成功しているのは、やはり「マーケティングの天才」であるスティーブ・ジョブズがトップにいるから。iPhoneには加速度センサーやマルチタッチなどの最新の技術が使われてはいるが、そこに惑わされてはいけない。iPhoneが「業界全体を揺るがせるほどのインパクト」を持っているのは、とことんにまで使う人の満足度を高めるために綿密に設計された「消費者指向」のもの作り・マーケティングの結果であるから。

 加速度センサー・マルチタッチという最新の技術を持てば他社と差別化できると思って入れたわけではなく、使い勝手の向上のためには加速度センサーとマルチタッチが不可欠、という理由で入れている点に注目すべき。カメラの画素数が日本のケータイほど高くないのも、画素数を上げてもユーザーの満足度には繋がらないから。スペック競争の消耗戦におちいりがちな日本のメーカーとは大違いだ。

 正面にボタンが一つしかないこと、箱を開けるとすぐにiPhoneが見えるように梱包されていること、iPhone SDKのNDAがあれほど厳しいこと、シリアルナンバーが刻印されていること、薄くて軽い割には妙に質感があること...そういった一見あまり本質的でない部分でのこだわりが、実はユーザーの満足度に直結しているということは、技術一本やりの経営者にはなかなか理解しにくいのかも知れない。

 色々なメーカーから「iPhoneキラー」を自称するデバイスが出て来ているが(例:Samsung’s Instinct)、どれもが全く対抗出来ていないのは、それらの企業が技術面・プロダクト面でしかiPhoneを見ていないから。アップルがどうやって消費者の心をつかんでいるか、どうやったら多少の欠点までもかわいく思えてしまう熱狂的なファンを作っているかを理解した上で戦略を立てない限り、差は開くばかりだ。


ターゲット・ユーザーとユーザー・シナリオを絞り込んで大手との直接競合を避けるビジネス戦略

 PhotoShareがiPhoneユーザーのみを対象にしていることに対して、「なぜ他の携帯電話もサポートしないの」「なぜウェブから写真を投稿できるようにしないの」という質問を良く受ける。

 答えは単純で、「新しい会社で全く新しいサービスを作るのだから、ターゲット・ユーザーとユーザー・シナリオを絞り込んで、大手SNSサービスとのはっきりした差別化をはかる必要があるから」である。

 ふたたび、今読んでいる"Marketing Management"(MBAの教科書)から引用する。

Successful new firm formation typically requires a competitive strategy that delivers superior value to a narrowly defined target segment in a way that either avoids direct confrontation with established competitors or is difficult for them to emulate.

 この市場に全くのゼロから新規参入する企業としては、既にMySpace, Facebook, Flickrという世界中に何百万人・何千万人のユーザーを抱えるSNSサービスと真っ向から戦うのはどう考えても無理。彼らが提供していない・提供できていない新しい価値を提供しない限りは決してユーザーに使ってもらえない。

 PhotoShareの場合、「iPhoneユーザーのみ」という絞り込みがここでいう"a narrowly defined target segment"に相当するし、"superior value"は常時接続デバイスであるiPhoneの利点を最大限に生かした「いつでも、どこでも、その場で」写真を撮って共有・life loggingすることに特化されたおもてなしである。

 その意味では、「まるで教科書通りのmarket-orientedなもの作り」をしているわけだが、だからと言って成功が保証されていないところがこのビジネスの難しさ。


使い勝手の悪さはユーザーにとってのコストだという話

 今読んでいる「Marketing Management」にこんな文章がある。

Customers buy benefits, not products. The benefits a customer receives from a firm's offering, less the costs he or she must bear to receive those benefits, determined the offer's value to the customer.

 消費者が買うのは「商品」ではなく、「その商品を通して得られるもの」から「それを得るために払わなければならないさまざななコスト」を差し引いた「利益」である、という話。

 ここで強く認識しておくべきなのは、その「コスト」とは単なる商品の購入のために支払うお金だけではなく、その商品を得るためにする労力(例:買い物に行く時間)、その商品を得るために我慢しなければならないもの(例:50インチのテレビを置くために使うスペース)、その商品を使うのに費やす時間(例:ソフトウェアをインストールする時間)、などさまざまなものを含めたものであること。

 ソフトウェアやウェブサービスにおいて、「使い勝手・使いやすさ・おもてなし」がものすごく大切なのは、「使いにくさ・不便さ」がまさにこの「消費者にとってのコスト」に直結しているから。

 「デジカメで撮影した写真をパソコンに移してからFlickrにアップする」という一連の操作は、ユーザーにとっては毎回払わなければならないコスト。私にはそのコストを払ってまでFlickrに写真をアップロードする気には到底なれない(つまり、私にとってのFlickrを使うことによって得られる利益率はマイナス)。

 今回、iPhone+PhotoShareで実現しようとしていることは、この「写真をアップロードするコスト」を徹底的に下げて、より多くの人にとっての利益率をプラスに転じさせること。豊富な機能や他のウェブサービスとの連携なんかよりも、まずは「誰でもその場で簡単に写真が共有出来る」ことを最優先して作った理由はここにある。

 「写真によるコミュニケーション」を「音声通話」や「テキストメッセージ」なみに普及させるためには、もっともっと敷居を下げなければならない。やることはまだまだたくさんある。


Life is a big canvas


 「Big Canvas」という会社の名前は、「インターネットは大きなキャンバス。世界中の人たちが参加する21世紀のルネッサンスを起こす」という思いで付けたのだが、その後に見つけて自分でもちょっと感動したのが、コメディアンのDanny Keye(クレイジーキャッツの「谷啓」はこの人の名前をもじったそうだ)が言った下の台詞。

Life is a big canvas, throw all paint on it you can.

 本当にいい言葉だと思う。敷かれたレールから外れるのには勇気がいるけれど、将来のことは誰にも分からないんだから、それなら自分のやりたいことを貫くために、最大限の努力をして当然じゃないか、という話。


MySpace/Facebookがなぜ日本で成功しないか

 TechCrunchの「SNSの世界進出ーなぜMySpaceとFacebookは日本でだめなのか」は、私が最近強く感じていることと通じることもあり、いろいろと考えされられた(英文でのレスポンスはここ)。

 私と増井君が作ったBig Canvasは、米国法人であり、その最初の商品PhotoShareはAppleのApp Storeを通じて世界同時リリースをした(UIは英語と日本語のみサポート、ただし投稿はどんな言語でも可能)。その意味では、特定の国のユーザーに特化したつもりは全くない。ただ、既に600万人いるiPhone 2Gユーザーを考えれば、SNSとして成り立つに最低限必要な数千人のユーザーを確保するには米国でがんばらねばならないとは強く認識していた。

 米国での一番のライバルは当然MySpaceとFacebookであるが、「常時接続ライフスタイル」に最適化されたサービス作りで「写真版Twitter」を目指せば、それなりのニッチは確保できるとは予想していた。

 実際にサービスを開始してみて驚いたのは、iPhone 3Gが発売されたばかりの日本人ユーザーのアクティビティがとても高いことである。正確な数字を把握しているわけではないが、アプリを走らせているユーザー数では米国7:日本2:その他1ぐらいのはずなのに、写真の投稿数を見ると、時間にもよるが日本6:米国3:その他1ぐらいになっている。

 米国のユーザーの行動パターンで多いのは、自分の写真を数枚投稿したところで満足してしまい、後はコメントだけでのコミュニケーションを取ろうとする形。MySpaceなどはそんな使い方が一般的なので、それをそのまま適用しているようだ。次に多いのは、デジカメで取ったきれいな写真を固めて投稿する使い方。PhotoShareをFlickrと勘違いしているパターンだ。

 それに対して日本のユーザーの使い方は、まさにライフロギング。おはようの挨拶から始まり、お昼ご飯の写真やら、自分の子供の笑顔やら、見に行った花火の写真を一日に数枚投稿してから、お休みで終わるという、主催者側が期待していた通りの「常時接続ライフスタイル」を楽しんでいただいている。

 まさにこの辺りの日米の行動パターンの違いが、MySpace/Facebookが直面している「文化の壁」。全世界に数百万人から数千万人のユーザーを抱えるMySpace/Facebookと比べたら、数千人しかユーザーのいないPhotoShareなど米粒のような存在だが、本当の意味での「常時接続ライフスタイル」の楽しみ方を知っている日本の先進ユーザーに使われているという意味で言えば、彼らより一歩リードしているとも言える。

 ただし、この傾向が極端に進んで日本人しかいないサービスになってしまえば、せっかくの「世界中をiPhoneのカメラを通してリアルタイムでつなぐ」という面白さが半減してしまうので、そこが難しいところ。幸いなことに、米国のユーザーの中にも少しづつライフロギングをしてくれている人が増えているので、私として望むのはそういった人たちもちゃんと増えて、バランスのとれた国際的なコミュニティに育つこと。

 MySpaceもFacebookも、そしてmixiもはてなもまだ成し遂げていないことに、たった二人しか従業員がいないベンチャー企業がチャレンジできてしまう、っていうところがこの業界の楽しいところ。私の友人が「それって直球ど真ん中ですね」と言った理由がここにある。


次世代iPhoneにIntelチップが載ってくる可能性は十分にある

 Intelの組み込み機器市場に向ける戦略を良くまとめた記事があったので、ここに紹介しておく。

Intel launches chips that will bring the Internet to everyday devices

 ちなみに、この記事でIntelがターゲットとしている "Smart Connected Machines"とは、まさにAppleのiPhoneのような常時接続デバイス。IntelがAppleに対して激しいトップセールスをしているだろうことは手にとるように分かる。

 iPhone SDKの核であるXcodeは既にIntelのインストラクション・セットに対応しているので、アプリの開発者はコンパイルしなおすだけの話。iPhone 3Gの次の世代のiPhoneがIntelベースということは十分にありうる。

 ただし、Appleとしては、次世代のiPhoneに関しては「より早く」よりも「より消費電力を小さく」の方向に力を入れてくるはずなので、Intelがその要求に答えられるかどうかが鍵。

 しかし、iPhoneの成功を見ながら次の一手が出しにくくなってしまったのがMicrosoft。Appleが魅力的なデバイスとApp Storeで一気に格好を浴びる中、MicrosoftとしてはWindows Mobileに資金を大量につぎ込んで対抗したいところだが、同時にオープンソースのAndroidは出てくるは、Symbianはライセンス料は無料にするはで、その資金を回収出来る見通しが全くないのが痛い。

 結局のところ、Microsoftが儲けているのは、エンタープライズ向けのサーバーのライセンスなので、iPhoneがExchageサーバーに繋がるようになった点で、もういいのかも知れない。Windows Mobileのライセンスなんて高々一台あたり数ドル。iPhone1台あたり200ドルとも言われる粗利を得ているAppleとはインセンティブが違う。


iPhone+PhotoShareで可能になる自分の生活の実況中継

 すっかり「あなたのブログ、自社広ばかりになっちゃったわね」とは、昔出版業界にいた妻の言葉。意図的ではないんだが、何かに夢中になると頭の中が100%そっちに向いてしまうタイプなので、しかたがない。

 しかし、考えてみるとせっかくPhotoShareに関してのブログを書くのであれば、全世界に向けて英語で書くべき、と反省して書いたのがこのエントリー。

 

... a few people have already recognized the true value of this product, and started using it as a real-time life-logging application.【Real-time life-logging with iPhone PhotoShareより引用】

 すでに数千人になったPhotoShareユーザーの中でも、まだこんな使い方をしてくれている人は数人しかいないのだが、まさに"real-time life-logging"にふさわしく、iPhone+PhotoShareで自分の日々の生活を実況中継してくれる人たちが現れたのだ。

 誰もが24時間自分の生活を実況中継したいだろうとは思わないが、コンサートやカンファレンスの内容を一般に向けて実況中継するとか、子供の学芸会の様子を会社にいるお父さんだけに向けて実況中継する(注:写真を投稿する際に「家族と共有」を選択すると、家族にしか見えなくなる)、とかいうライフスタイルは、この常時接続インフラを最大限に生かしたライフスタイルである。長い目でみれば一方通行のワンセグなんかよりもずっと価値があるし面白いと思うのは私だけだろうか。

 Twitterが見せてくれたreal-time life-loggingのポテンシャルを、常時接続・常時携帯型のiPhoneのカメラ機能を生かして実現したPhotoShare。ぜひとも一度お試しいただきたい(あ、また自社広になってしまった)。


白状しますが、MicrosoftがVMWareを買収するかも知れないという根も葉もない噂を流した張本人は私です

 iPhone向けに発売したPhotoShareに関するインタビューを受けた時に、なぜか話題がそれてVMWareの話に。「MicrosoftはYahooなんか買わずにVMWareを買収してエンタープライズのビジネスに集中すべきじゃん」みたいな勝手なことを言ってしまったところ、それが記事になってしまったから怖い。

Satoshi Nakajima, who worked for Maritz as lead software architect for Windows 95, was surprised to hear about the appointment when contacted by InternetNews.com.

"Wow. I think they [Microsoft] should forget about Yahoo and buy VMware," Nakajima said. "Maritz knows Steve Ballmer, and who knows, this whole thing could be setting the stage for Microsoft to do a deal."

The rumor mill also has Intel potentially interested in buying VMware. Either Intel or Microsoft could do it, but EMC's price tag would likely be staggering.

In any case, Nakajima said Maritz's knowledge of the enterprise software market makes him a good fit for VMware. "Paul Maritz was the reason Microsoft shifted more of their business to the enterprise side. He saw there was a lot more opportunity to make money from enterprises than consumers as far as the revenue per machine Microsoft could make."

Nakajima is currently president of Big Canvas, a startup working on photo-sharing software for Apple's iPhone.【Hey Microsoft, forget Yahoo, buy WMWare

 「何の根拠もないただの妄想だから、あまり本気にしないで」とここで訂正してももう遅い。ちょっと困った話だが、記事の最後にちゃんとBig Canvasのことを引用してもらえたから良しとするか...。


「iPhone開発者支援プログラム」と進化圧と

 先日の「iPhone開発者支援プログラム」に関するエントリーに対しては、予想以上のたくさんのフィードバックをいただいた。やはり「もっと日本のエンジニアが活躍する場があるべき」という進化圧のようなものが高まっているのだろう。

 支援プログラムに関しては、まだまだ詰めなければならないことがたくさんあるのだが、形としては純粋なNPOでは息が続かないし(そもそも資金が集められない)、かといっていきなり人をたくさん抱え込むのもの得策ではない。やはり受け皿として小さな事業会社を用意して、そこから私が外部のスタッフを交えたいくつかの開発プロジェクトを見る、という形が良いのではと考えている。

 ちなみに、最近の私だが、UIEvolutionには週に一日ぐらいしか顔をだしておらず(CEOは去年の10月に辞任、今は単なる取締役)、他の時間はmasuidriveの増井くんと4月に設立したBig Canvas Inc.という会社でもっぱらiPhone向けのアプリを開発している。その意味では、Big Canvasがプロジェクトの受け皿の事業会社としては最適なのかもしれないが、なにぶん私がiPhone側の開発担当、増井君がサーバー側(もちろんRailsで)の開発担当、というできたてほやほやのベンチャー企業なので、あんまり欲張って手を広げすぎないように気をつけなければならない。

 AppleとのNDAがあるので、あまり具体的な話は出来ないのだが、7月のapp storeのオープンに向けては、SNSアプリケーションを開発中なので、iPhone 3Gを手に入れることができた方々はぜひともお試しいただきたい。私がこのブログでしているような「ゆるいコミュニケーション」をそのアプリを通じて数多くのiPhoneユーザーたちと結ぶことができれば良いと考えている。

 知り合いから「それって直球ど真ん中じゃん」と言われるぐらい「誰かが作るに決まっている」SNSアプリだが、まずは一つ会社の看板となるアプリを持っておきたいので、小手先のゲームなんか作るよりもまずは直球で勝負。Googleあたりが出してくるアプリとガチでかぶりそうな気もするが、Google Video対Youtubeの前例もあるし、ここは頑張るしかないぞ、と。