米国政府が通達:北京オリンピックに持って行くノートパソコンが危ない

 今朝のUSATodayの一面に興味深い記事が出ていた。

National security agencies are warning businesses and federal officials that laptops and e-mail devices taken to the Beijing Olympics are likely to be penetrated by Chinese agents aiming to steal secrets or plant bugs to infiltrate U.S. computer networks.【Olympic visitorsより引用】

 北京オリンピックに行く旅行者に、中国に持ち込んだノートパソコンの中身はすべて抜き取られてしまう覚悟で行くべきだし、ウィイルスを埋め込まれてしまう可能性も高いので、帰国後に会社や政府のネットワークに繋ぐ前には徹底的なウィルスチェックをすること、という通達である。

 不用意な旅行者が、会社や政府の機密情報を持ったままのノートパソコンを持ったまま北京オリンピックに行き、入国の際の「保安上必要な入念なチェック」でデータを抜き取られたり、ウィルスを埋め込まれたりすることを懸念しての通達。

 米国政府のあまりにストレートな表現に、なんとコメントして良いのかは分からないのだが、日本から北京オリンピックに行く人も多いだろうから、その時にノートパソコンを持って行くべきかどうかは良く考えた方が良いかも知れない。入国審査の段階では何をされても文句は言えないのは確かだから。


WWDC2008 速報

 アップルの開発者向けのカンファレンス、WWDC2008に参加するためにサンフランシスコに来ている。キーノートでのアナウンスメントで注目すべき点は、以下の二つ。

・予定通りにiPhone 3Gは7月に発売(日本を含めた22カ国で7月11日に)
・価格は、世界統一価格で$199(日本円だと2万円強)

 日本の携帯電話メーカーにとってなんと言っても驚異的なのはこの価格。通信キャリアによる販売奨励金がなくなると、最新の機種は4〜5万円で売らないとビジネスにならないのが日本のメーカー。それに対して、これだけ魅力的なデバイスを2万円強で出されるということは、多くのメーカーにとって死刑宣告に近い。

 なぜこんなことがAppleにできるかという話は、これとかこれを読んでいただければ理解していただけると思うが、結局のところは、スティーブ・ジョブズの現実歪曲空間のなせる技とも言えるわけで、そう簡単にまねができないところがまた厳しい。

 ここしばらくはiPhone向けのアプリを作ることに専念しようと決めた私としては喜ばしいばかり。楽しくなって来たぞ、と。


Rails Conference 2008

5256 私は今日からポートランドで開かれているRails Conferenceに参加。結構面白いのは、参加者に偏りがあること。参加しているTutorialセッションの部屋にいる人をサンプルとして調べたデータがこれ。

男性:女性 = 100:0
ノーネクタイ:ネクタイ = 100:0
Mac:Windows = 80:20
年齢(20代:30代:40代) = 40:50:10


iPhoneはモンタナには少しハイテクすぎ!?

Drive

 先日書いたように、今週末はモンタナまで行ってきたのだが、さすがに片道530マイル(約850km)を二泊三日というのは体にきつく、もうしばらくハンドルは握りたくもない気分。

 参考までに850kmというのが日本だとどのくらいかと調べてみると、ちょうど東京から広島ぐらい。道が広くて取り締まりも厳しくないので巡航速度80マイル(時速130キロ弱)で走れるため直接の比較にはならないが、シアトルからこれだけ東に向かって走ってもまだロッキー山脈すら越えられていないというのがこの国のスケール。そのうち機会があったら、一度ぐらい大陸横断を試みるのも悪くないかも知れない。

 ちなみに、笑えたのがモンタナのレストランでiPhoneを手にした私を見たウェイトレスの反応。

 「あ、それiPhoneでしょ。私も欲しいんだけどモンタナじゃ売ってないのよ。AT&Tのカバーするエリアじゃないから」

 日本では考えられない話かも知れないが、NTT DoCoMoに相当するAT&T(元Cingular wireless)がサービスを提供していない地域が米国にはまだまだたくさんあるのだ。家に戻ってネットで確認してみると、こんな記事を見つけた。

 iPhone little too high-tech for Montana (iPhoneはモンタナには少しハイテクすぎ)

  これは、最初に米国政府が携帯電話用の電波帯を割り当てるときに(日本のように)全国レベルでは割り当てずに、地域ごとに割り当てたから、という歴史の名残りである。その後吸収・合併などでかなりの地域携帯電話会社が、AT&Tなどの大手に吸収されたのだが、それでも人口の少ない中西部あたりにはまだまだローカルな携帯電話事業者があるというのが現実である。


風呂場のタイルが欠けたのだが…

Tile  風呂場のタイルのいくつかにヒビが入っているのは少し前から気がついていたのだが、ついにその一つが欠けてしまった。こうなると修理をするしかないのだが、「自分で修理するか誰かに頼むか」で悩んでいる。

 アメリカではこの手の「小さなプロジェクト」をするのは原則として「お父さん」の役目である。そのためのツールや材料も簡単に入手できるし、それほど高くもない。業者に頼もうとしても、あまりに小さなプロジェクトだと断られることもあるし、悪徳業者だと「これはタイルを全部張り替えるしかありませんね」と必要のない大工事をされて膨大な費用を請求されることもある。

 どうしても自分でやりたくなければ、Handyman(意味は英語うんちくのエントリーを参照)を雇うしかないのだが、正直で、かつちゃんとした仕事をする人を見つけるのは至難の業である。

 どう考えても自分でやるのが一番利にかなっているのだが、どうも水まわりの仕事になると二の足を踏んでしまうのが私である。「欠けたタイルをはがそうとして、隣のタイルまで間違って割ってしまったらどうしよう」、「防水加工に失敗して後から悲惨なことになってしまったらどうしよう」と色々と心配になるのだ。


Hotel IVY、a boutique hotel in San Diego

 Qualcommが開催するBREW Conferenceに参加するためにSand Diegoに来ているのだが、カンファレンス会場のホテルが一杯だったので、少し離れたIVY Hotelという聞き覚えのないところを紹介されて、しかたがなくそこに滞在することに。

 しかし、実際にホテルに到着してみると何とも不思議な作り。ホテルというよりは、高級ナイトクラブの入り口のようなロビーに入ると、美形の受付嬢がお出迎え。デザイナーズブランドのユニフォームは、ちょっと目のやり場にこまるデザイン。チェックインを済ませると、その子が部屋までエスコートしてくれるというサービスぶり。妙に緊張してしまった。

 後でマネージャーらしき人に聞いたところ、アメリカではやりのBoutique Hotel(注:日本でブティックホテルというとラブホテルのことらしいが、それとは違う)の一つで、巨大なホテルに飽き飽きしているエグゼクティブが、きめの細かいサービスとプライバシーを求めて泊まりに来るのを狙っていると言う。Qualcommが手配してくれたおかげで半額ぐらいで泊まれているが、定価は一部屋一泊400ドル以上という強気の値段設定だ。

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スーパー・エージェントScott Borasを目撃

 金曜日にマリナーズvs.ヤンキーズ戦に行ってきたのだが、そこで目撃したのが、松坂の代理人をつとめたことで日本でも有名な Scott Boras。試合前の練習中にバックネット越しにヤンキーズのAlex Rodriguesとなにやら真剣な顔で話している。Alexが10年で$252million(日本円で300億円弱)という破格の契約でマリナーズから引き抜かれた時の代理人もScott Borasだったし、「きっと金銭関係のもめごとに違いない」と思ってしまったのは私だけではないはず。ホームラン1本あたりのボーナス金額でヤンキーズとすれ違いでもあるのかと想像が膨らんでしまう。

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 この手の代理人(エージェント)は、契約金額の5%程度をもらうことをインセンティブとして球団側から引き出せる限りの金を引き出すのが役目。松坂の契約交渉がなかなかまとまらなかったのは、そんな代理人の中でも、タフな交渉人として知られるスーパー・エージェントScott Borasを松坂が雇ったから。「松坂があれほどメジャーでプレーしたがっているのに」とScott Borasを悪者にする日本のマスコミがいたが、それは少し勘違いだ。Scottを雇った時点でああなることは松坂にも分かっていたはず。

 ちなみに、アメリカのスポーツ界の代理人の役割に関して知りたい人には、トム・クルーズ主演の「ザ・エージェント」がオススメ。松坂の契約交渉劇の記憶が新しいうちに見ると面白さも格別かも。


シアトルの小鴨たち

 近所のゴルフ場の池に鴨の子供が生まれたのでパチリ。

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 まだ泳ぎが下手なので、やたらと波をたてる。

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 出遅れてしまった一匹が懸命になって足をバタバタとさせる。この背中がなんとも…

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 日向ぼっこをしていたので、 アップで撮影。

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Burj Al-Arab Hotel、地上321mの空中テニスコート

 NBCの朝のニュースの特番「Where in the World Is Matt Lauer?」で紹介されていたドバイ(Dubai)のBurj Al-Arab Hotel。資本主義の粋を尽くしたような贅沢な作りのそのホテルは、ヘリポートを兼ねた空中テニスコート(もしくはゴルフの打ちっぱなし)が自慢だ。アガシーがテニスをしている映像がYoutubeに上がっていたので下に貼り付けておく。タイガーが打ちっぱなしをする姿はBBCのここページで見ることができる。

 中近東というとイラクだとかイスラエルだとか観光スポットには適さない危ないイメージばかりが先立つが、ここなら悪くないかも知れないと思ってしまった私は、まんまとNBCの術中にハマってしまったと言えるのだろう。