鰤(ぶり)と味噌カツと電子情報通信学会と

 昨日は電子情報通信学会のパネルディスカッションに参加するために名古屋へ。新幹線から降りたらまっすぐに味噌カツ専門店「矢場とん」へ。味噌カツは初体験。

Misokatsu

 パネルディスカッションをこなした後は、名古屋に住む姉夫婦の家で夕食。市場で働く義兄が鰤(ぶり)を丸一匹調達してくれたので、それを刺身、鰤大根、鰤しゃぶにして堪能。やはり新鮮な魚はうまい!

Buri


レストラン matsuhisa に行って来た

 アメリカでもっともおいしい日本料理を作ると言われる松久信幸の店、Matsuhisa。私がシアトルで一番気に入っている店Nishinoのシェフが修行した店でもあり、一度は機会を見つけていかねばと常々考えていたのだが、やっと行く機会に恵まれた。

 店は思ったよりも狭い上に、キッチンが3ヶ所に分かれた変な設計だが、出てくる料理は期待通りの絶品。アメリカでの日本料理と言えば、「テリヤキ」と「ベントー・ボックス」という固定観念を打ち破って創作和食に取り組んだ松久シェフならではの料理だ。

 コース料理は、Nishinoより若干高めだが(Nishinoは60ドルから、Matsuhisaは80ドルから)、LAの物価を考えれば仕方がないのかもしれない。とは言え、飲み物を含めると一人100ドルを越すのだから、普通の日本食レストランの倍以上。

 松久シェフの成功の秘訣は味だけでなく、マーケティングにもある。ロバート・デニーロとの共同経営で始めたNobuがMatsuhisaよりもさらに高級な創作日本料理レストランとして着実に成功を収めているし、「Nobu」はクックブックという形をとった彼の料理の写真カタログだ。


カルフォルニアで日光浴

Claremont 今週末は、長男が通う大学を訪ねてカルフォルニアに来ている。2月だというのに、ぽかぽかと暖かく、Tシャツと短パンで十分。いまだに氷点下の日が続くシアトルとは大違いだ。

 シアトルに住む引退した老人たちは、渡り鳥のように、冬場になるとカルフォルニアとかアリゾナに一時的に移動するのだが、その気持ちが分からなくもない。

 シアトルに戻ると、またあの灰色の空としばらく付き合わなければならないので、ここにいる間だけでも、太陽を一杯に浴びてビタミンDをたくさん作っておかなければならない。

 


モンタナ、スキー旅行記(1)

 丸一週間ほどブログの更新が滞っていたのは、モンタナ州までスキー旅行に行っていたため。下の息子がモンタナのボーディング・スクール(全寮制の高校)に入って以来、妙になじみができてしまったモンタナだが、今回は、カルフォルニアの大学で寮生活をしている長男も呼び寄せ、久しぶりに一家4人と一匹が集まってのスキー・バケーション。

 モンタナと言えば、「広い空とまっすぐな道」。それが冬になると、こんな感じだ。

Monana_road

 犬を泊めても良いホテルが見つからなかったので、今回は一軒家をレンタルすることにしたのだが、2ヶ月前に手配したにもかかわらず、スキー・リゾート(Big Moutain)やふもとの町(Whitefish)にあるレンタルハウスはどこも予約が一杯。しかたがないので、Whitefishからさらに20分ほどドライブした山の中にある家をレンタルした。

 案内にある通りにドライブしていくと、どんどんと山の中に入って行く。管理人の「絶対に四輪駆動の車で来てくださいね」という忠告を無視して前輪駆動の車で来てしまったことを少し後悔しながら雪の道を進むとやっと見えて来たのが家の門。

Lodge

 この道をさらに登った先に目的の家があったのだが、不覚にも家の写真の撮影を忘れてしまった。しかし、山の中の一軒家だけあって、窓からの景色は絶景。自然しか見えない。

View

 到着時間の都合上、町にある管理人事務所には立ち寄らず、レンタルハウスに直接向かったのだが、驚いたのは鍵の扱い。ドアの鍵は私たちのために開けておいてくれたし、鍵はドアの横の石の下に隠してある、というおおらかさ。モンタナには空き巣狙いはいないのか?

Risk

 家は森に囲まれており、家から一歩出れば自然のハイキングコースだ。「Hike at your own risk(管理している人はいないので、リスクを覚悟でハイキングしてください)」とか、「熊に注意」などの看板を横目で見ながら、「もう冬眠しているよ、きっと。」などと気楽なことを言いながら歩きまわる私たち一家。道路以外は雪が深く、スノーシューズ(かんじき)が欲しいぐらいだ。

Footstep

 熊は見かけなかったが、いたるところに見かけるのが鹿の足跡。雪の中でも冬眠せずに元気に歩き回っているらしい。そこで、鹿をなんとか写真に収めようと試みた。逃げ足が速いので結構苦労してしまったが、なんとか撮影に成功したのが、この二枚。

Deer1Deer2

 ちなみに、最近思うのだが、ブログを書き始めたおかげで、この手の旅行中に写真を撮るのが楽しくて仕方がない。昔よりも色々なものをずっと真剣に観察するようになったし、新しいものを見たり、新しい体験をしたりすることが本当に楽しくなった。まさに「書くように生きる」そのものである。


雑学「なぜスーパーマンの名前はクラークで、ガールフレンドの名前はルイスか」

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 まずは、今回のモンタナ旅行で撮影した写真の解説。左上から順に、

・アムトラック - 今回モンタナ行きに使った寝台車。シアトルからモンタナまでだと、飛行機、車、寝台車の三つの方法があるのだが、今回は初めて寝台車を試してみた。小さいがトイレ・シャワー付きの個室でゆったり。
・峠越え - シアトルのあるワシントン州とモンタナ州の間にそびえるのがロッキー山脈。峰の間をぬうように峠越えをするアムトラック。雪の重さで枝をしならせたヒマラヤ杉がいかにも冬のロッキー山脈。
・モンタナの空 - だんだん見慣れてきたモンタナの空。「なぜかモンタナの空は他のどこよりも大きく感じる」と地元の人は自慢げに言う。
・ホテルの部屋においてあったクマのぬいぐるみ - こういう配慮もいかにもモンタナ。
・スワンレイク - 地元の人に「すごくきれいだから絶対に見に行った方が良い」と言われていったスワンレイク。
・息子の手のあと - 一緒に学校の裏山を歩いていると、おもむろにベンチに積もった雪に手のあとをつける息子。それを撮影する私。「どうせブログに使うんでしょ」と指摘する妻。

 そしてやっと本題。

 モンタナにはさまざまな場所に「Lewis and Clark」にちなんだ博物館だとか記念碑だとかがあるので、常識のない私たち夫婦は「スーパーマンって少年時代はモンタナ州で過ごしたんだっけ?」などと見当はずれのことを言っていたのだが、家に帰って調べてみると、Meriwether Lewis と William Clark の二人は19世紀の始めに西部を開拓した人たちのリーダーだったという。その二人が、1940年前後に歴史上の人物として大きく注目されるようになったのだが、その二人の名前をもじってスーパーマンの作者がヒロインとヒーローにLois Lane、Clark Kent と名づけたのだという。


モンタナの雪

Snow_whitefish 今週はThanks Giving Day もあり、普段ばらばらに暮らしている家族が集まったりして、日本の正月のような気分。

 私たち夫婦は、モンタナのボーディング・スクール(全寮制の高校)にいる下の息子を訪ねて、再びモンタナへ。

 ホテルから学校まで移動しているわずかの間に雪が降り始め、あっという間に一面の雪。モンタナは緯度はシアトルと同じぐらいだが、内陸型気候なので、冬は寒い。

 モンタナはこれで4度目だが、いつも感じるのが空がやたらと広いことと、時間がゆったりと流れること。東京都比べると、シアトルの時間はゆったりと流れるのだが、モンタナはその比ではない。


Glacier National Park

 今日のエントリーは、モンタナ州のGlacier National Parkから。Glacierの日本語訳は「氷河」だが、いまだに「万年雪」との違いが良くわかっていない私である。ちなみに、Glacier National Parkの公式ページには、1850年には150個のGlacierがこの国立公園内にあったのだが、今は27個しかないという。こういう事実を突きつけられると、地球温暖化が実際に進んでいることをつくづく感じさせられてしまう。

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ロスまで遊覧飛行!?

 「CTIA Wireless IT」に合わせた今回のロスへの出張。展示会場での写真をたくさん撮ろうとカメラを持って行ったのだが、家に帰って撮影した写真を見てみると、移動中の飛行機からの写真ばかり。これじゃあ、遊覧飛行にでも行ってきたみたいだ。まあ、たまにはこんなエントリーもよかろうかと…。

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最新鋭のプロペラ機 Q400 初体験

 下の子供がモンタナ州の全寮制の学校に行くことになったので、先月に引き続きモンタナ州へ。だだし、今度はドライブではなく飛行機で。Horizon Airという近距離専門の飛行機会社の飛行機で行ったのだが、近距離だけあって70人乗りぐらいの大きさのプロペラ機。「プロペラ機なんて、観光地の遊覧飛行以外で乗ったことがあっただろうか。揺れないといいな。」などと不安になりながら乗り込む。

 大げさなタラップも使わずに乗り込むので(写真参照)、まるでバスのようだが、以外意外に機内はきれいだしシートの座り心地も悪くない。席がプロペラの真横だったのでプルプルとうるさいのではないかと心配だったが、以外意外に静か―というよりも、ジェット機よりも全然静かだ。滑走路からの離陸も、普段乗りなれているジェット機と比べて滑走距離も短くあっさりと飛び立つ。

 わずか一時間半のフライトは妻と「数独対戦」(ちなみに、紙と鉛筆を使ったローテクなやつ)をしながら過ごしたのだが、アッという間。飛行機に乗っていたとは思えないほど、全然疲れなかったのには驚かされた。

 あまりにも乗り心地が良かったので、家に帰ってネットで調べると、私の乗った機種はカナダのBombardier社のQ400と判明。プロペラ機とは言え、最新式のTuboPropTurbopropというエンジンを使った最新鋭機だったのだ。経済性と乗り心地をうたい文句にした機種だが、それに恥じない乗り心地だ。

 今まで機種を意識して飛行機のチケットを買ったことなどなかったのだが、「今度からは選べるものならばQ400に乗ろう」と真剣に考えてしまった私である。