give thums-up to ...
今朝起きて最初に読んだのが「Copyright Board of Canada gives thumbs-up to "iPod tax"」。日本でも話題になっているiPod課税にかんして、「Copyright Board of Canada」(カナダ著作権評議会とでも訳すべきか?)が「ipod課税すべき」との結論を出したという記事だ。
今回うんちくを傾けたいのは、タイトルに含まれる"give thumbs-up to ..."という表現。"thumbs-up"とはアメリカ人がものの良し悪しを表現するときに、親指だけを立てた握りこぶしを作り、良ければ親指を上に、 悪ければ親指を下に向けるしぐさに由来している言葉である。直訳すれば「…親指を上に向けたしぐさを与える」、つまりこのケースでは、「iPod課金を採 用すべきだとの結論を出した」となる。
リンク先の文章には、さらに
The Copyright Board's decision now not only gives the go-ahead to the "iPod tax," it also makes some worrying statements regarding potential levies on other everyday electronics.
という表現が出てくるが、この"give the go-ahead to..."もほぼ同じ意味である。ここでの"go-ahead"とは「前に進め」という命令文を名詞化したものなので、同じくiPod課金を支持する結論を出したことになる。
ちなみに、日本語で言うところの「にゴーサインを出す」は、ほぼ同じような"give the go sign"という表現が和製英語となったものである。
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