Something's Gotta Give
2004.03.07
予告編を見たりインターネットで解説を読んだりもせずに、たまたま立ち寄った映画館でやっていた映画が、「アタリ」だった時ほど得した気持ちになることはない。この映画はまさにそれであった。ロマコメとしては、100点満点である。せりふ回しが絶妙だったし、ダイアン・キートンとジャック・ニコルソンの演技は最高。とにかく笑えたし、愛がいっぱいである。6ドルでこんなに楽しめるのはすばらしいことだ(ちなみに、シアトル近郊では、夜は11ドル-約1200円だが、昼間の回はたった6ドル-約700円である。日本の映画も、もう少し安くならないのだろうか?)。アカデミー賞に、「ロマコメ作品賞」というのがあるなら、ぜひこれにあげたい。
ちなみに、日本語の題名はどうするのだろう?「サムシング、ゴッタ、ギブ」では通じないし、「譲るべき何か」なんて直訳ではぜったい客は来ない。「ウーマン・トゥ・ラブ」はどうだろう?映画の中でキーワードとして使われる言葉で、何度も出てくる。キムタクの「プライド」で使われた、クイーンの 「I was born to love you」 も流行っていることだし、「トゥ・ラブ」のニュアンスは、2004年の日本にぴったりだと思う。
[追伸] このブログを一度アップロードした後に、日本での上映が3月27日からと決まったことを発見した(下のリンク先を参照)。日本語の題名は、「恋愛適齢期」だそうだ。「ウーマン・トゥ・ラブ」の方がずっと良いと思うのだが。
http://www.warnerbros.co.jp/somethingsgottagive/introduction.html
映画とは関係ないですが、このブログを見てI was born to love youをプレイし始めてしまいました。
しかしウーマン・トゥ・ラブでは、ほとんどの日本人には意味が伝わらないのではないでしょうか…。フルセンテンスになっていない英語は、おどろくほどニュアンスが通じないような気がします。
Posted by: nob seki | 2004.03.13 at 05:20
はじめまして。naomiと申します。satosshiさんのblogもの凄く楽しませていただいております。最近発見いたしましたので、ただいま古いものも拝見させていただいております。
なので、いまさらになりますが、「Something's Gotta Give」わたしも大好きです。好きなくせに、英語音痴(それ以前の問題かも知れませんが。。。)でこの原題の意味がよくつかめてなかったのですが、誰かに聞くっていうほどでもなく、ちょっと気持ち悪いなぁと思っているうちに忘れていたのですが、こちらで思いがけず、発見してスッキリ(忘れてたくせに。。)致しました。ありがとうございました。
わたしも、邦題の「恋愛適齢期」より「ウーマン・トゥ・ラブ」のほうがいいと思います。これなら「サムシング、ゴッタ、ギブ」より格段とピンときます。他の人は同じくらいピントくるのかもしれないですが。。。
Posted by: naomi | 2005.05.17 at 00:15
naomi さん、コメントありがとうございます。書いた私としては、古い書き込みにも当然愛着があるわけで、こんな風にコメントをいただくとうれしくなります。今後ともよろしく^^
Posted by: satoshi | 2005.05.17 at 00:38