今日から夏時間
2004.04.04
今日から全米は夏時間(day-light saving time)である。つまり、今日から日本との時差は1日マイナス8時間である(日本のお昼が、シアトルの前の日の夜8時)。新聞やニュースなどで、「皆さん、今夜は寝る前に時計を一時間進めましょう」と言ってくれるので、大抵の人はきちんと時計を進めるのだが、たまにそれに気がつかずに月曜日のミーティングに遅刻して来たりする人はいる。幸い、今年も土曜日の夕方のニュースで言っているのに気がつき、昨日のうちから準備をしておいた。今日は、朝の9時からゴルフの約束があったので、気がついて良かった。
日本で、何年か前に夏時間の採用をするか否かの議論があったときに、「年に2回とはいえ、一時間も時間をずらすのは体にストレスだ」とか、「社会的に混乱をまねく」、といった反対意見があった。私からみれば、年に10回近くも日本との往復で7・8時間の時差で酷使されている体にとっては、一時間の時差は無いに等しいし、「社会的混乱」は少しはあるが、「それがどうした」とおおらかに生きていれば何てことは無い。夏時間の最初の月曜だけは、ミーティングに遅れてきても、「今日から夏時間だよ、気がつかなかったの?」の一言で許されてしまう。例え本当は夏時間に気がついていて、単に遅刻したのだったとしても大丈夫である(笑)。日本では通じないのだろうか?
ちなみに、今日のゴルフは、昔スクウェアUSAのCEOをしていた Rich Silveila 氏とした。私の会社がスクエニ(スクエニは、スクウェアとエニックスが合併してできた会社)に買収されたことを聞き、話をしたかったとのことである。「ミーティングをしよう」でも、「飲みに行こう」でもなく、「ゴルフに行こう」と誘われれば喜んで出て行く私である。
以前スクウェアは任天堂のみにゲームを作っていたのだが、その時に、任天堂アメリカのあるシアトルに支社を作ったのである(今はロスにある)。そのときに最初のCEOが斉藤さんという人で、この人とも昔ゴルフをしたことがある。斉藤さんがCFOとして雇い、続いて自分の後任のCEOに指名したのが Rich である。Rich と私はたまたま同じゴルフ・クラブに属し、前から何度か話す機会はあったのだが、ゴルフはしたことがないという関係であった。世界は狭い。
ゴルフは、Rich が 84(44-40)、私が 89(47-42) だったが、6ストロークのハンディキャップを貰っていたので(ハンディキャップは、Rich が9、私が15)、ナッソーはかろうじて私の勝ち、ただしバーディ賞は Rich が2つ、私が1つ、ニアピン賞は4つとも Rich が取ったので、トータルで$2の勝ちであった。
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