サンドラ・パーマー
2004.04.05
土曜日に私の属するゴルフクラブ(サハリ・カントリークラブ)で小耳に挟んでいたのだが、クラブからのニュースレターが今日届き、確認できた。今月から、元LPGA(全米女子プロゴルフツアー)のサンドラ・パーマーがレッスン・プロとして参加するそうだ。サンドラ・パーマーは、全米女子オープン、賞金王、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーなどの輝かしいタイトルを持つ、岡本綾子クラスの選手だ(ただし、歳は一回り以上上だと思う)。プライベート・レッスン料は、ヘッド・プロフェッショナルと同じく、30分$35、60分$60ドルである。
シアトルに住んでから気がついたのだが、この手の一流どころのスポーツ選手が引退後、普通の人の身近に来てレッスンをしてくれたりするのがここでは結構あたりまえのようだ。いつも行っているスポーツジムに、元金メダリストが水泳のコーチに来ていたということもある。米国ではオリンピックのメダリストは一生食うに困らないと聞いたことがあるが、納得できる。
日本の「元スポーツ選手」というのは、いったい何処へいってしまうのだろう?ごく一部の選手は、バラエティ番組に出て稼いでいるが、他の選手はどうしているのだろう?日本のゴルフ場でも、倉本あたりをレッスン・プロとして招待して、魅力あるコースにするなどのことをしても良いのではないだろうかと思う。ひょっとして、「レッスン・プロなんかに身を落とすわけにはいかない」という、日本特有の変な美徳のようなものが働いているのだろうか?「元プロゴルファーのXXの経営するスナック」なんかよりは、レッスン・プロの方がずっとかっこいいと思うのだが…
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