自分が少数派になるだろう項目ベスト10
「粗大ゴミ」バラバラ投棄作戦

キッチン・マルチタスク

041106_120854  米国で単身赴任状態になり、もう2年も発つ。掃除は人に頼んでいるし、洗濯は機械がやってくれるので良いが、食事の支度だけは手を抜くわけにはいかない。

 会社から帰ってから作って食べるので、その作る時間をいかに短くするかが勝負である。多めに作って後は冷凍しておいたり、料理しながら食べる鍋にしたり、との工夫はしてきたのだが、今日は新しい試みにチャレンジ。明日の分もいっぺんに作ってしまうという方式(コンピューター用語で「マルチタスク」)で効率化を図るのである。

 料理というものは、火が通るまでだとか、電子レンジで解凍できるまでだとかの「待つ時間」があり、この部分がもったいない。かといって、その間にメールのチェックでもすると気がそっちへ行ってしまってかえって時間がかかったり、焦がしてしまったりする(FFXIで鍋を一つだめにした)。そこで考えたアイデアが、二食分いっぺんに作ってしまうという作戦だ。これにより、「待つ時間」に他のことができるし(コンピューター用語では、「パイプライン処理」と呼ぶ)、まな板や包丁を洗う・野菜を洗う・野菜の切れ端を始末するなどの作業を一度に行うことが出来る。

 もちろん、明日食べる分は、作り置きのできるものでなければいけないので、カレーを作ることにした。特に、カレーやおでんは「次の日の方がおいしい」という黄金則があてはまるので、うってつけだ。

 やってみると、意外と簡単であった。ちなみに、今日の献立は、

  • 子持ちシシャモ(焼いただけ)
  • 焼きシイタケと三つ葉の和え物
  • まぐろの刺身(スーパーのパッケージを開けただけ)
  • ピーバイン(マメ科の植物の茎)のオリーブオイル炒め
  • まぜご飯(丸美屋の「五目釜飯の素」をまぜてご飯を炊いただけ)

で、明日のカレー(牛肉を炒めて、一口たまねぎとニンジンをスープで煮てからカレールーを足しただけ)と同時に作って、約55分であった。唯一のミスは、ご飯が炊き上がる7分前にシシャモが焼き終わってしまったことだが、弱火で暖めつづけて何とかしのいだ。食べ終わって、完璧に片付け終わるまでがちょうど一時間20分と、初めての試みにしてはスムーズに進んだ。その上、ボーナスとして、明日は味のしっかりと染み込んだ、「一日たったカレー」が食べられるのだから悪くない。

Comments

ゆっきー

まめですね!!感心しました。家族3人いるうちの食卓よりずっとゴージャスです。

Satoshi

 コメントありがとうございます。食事だけはきちんととらないと耐えられない性格をしおり、かつ、外食が嫌いなので、自分でがんばるしかない状況です。時々作ったメニューをブログに乗せるのも励みになってます。

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