Constantine - キアノ・リーブスの初オカルト映画
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ケチャップの謎

050227_073233  私自身はあまりケチャップ好きではないのだが、私の妻は「フレンチフライ(フライドポテト)はケチャップを付けて食べるのが常識」と言って譲らないぐらいのケチャップ好きである。それゆえに、彼女とレストランで食事をするとケチャップを頼むことが多いのだが、そのケチャップに関して、前から疑問に思っていることがあるので、この場を借りて、その疑問を述べてみようと思う。

 それは、「レストランのケチャップはいつでも瓶いっぱいに詰まっている(写真参照)が、底の方のケチャップはどのくらい古いものなのだろう」という疑問である。

 私の想像するに、レストランは客が使った分のケチャップを毎回上から補充して次の客に出しているはずである。そうすると、上の方のケチャップはいつも新鮮なものに入れ替わるのだが、瓶の底の方のケチャップはずっと入れ替えられることがない。これを一週間・一ヶ月と続けると、瓶の底の方には一週間・一ヶ月前の古いケチャップが「停滞」することになる。店の人の衛生観念にもよるが、ひょっとすると数ヶ月から数年前のケチャップがあの瓶の底の方に停滞し続けているのかもしれない。

 そんなことを想像してしまう私は、「万が一底の方の古いケチャップが一緒に出てきてしまったらいやだな」と考えて、レストランのケチャップを使う勇気が沸いてこない。妻がケチャップを皿に出している時にも、「あ、そんなに振ったら、古いケチャップが出てしまうかも」などと心配してしまう私である。そんな私の心配をよそに、「不思議だよねー、このケチャップの瓶って」と言いながら、まさにその瓶から出したケチャップをたっぷり付けたフレンチ・フライをおいしそうに食べる妻の「おおらかさ」がそれはそれで好きだったりするから人間は不思議である。

[追記]
 ちなみに、これを書いていて思いついたのだが、この問題を解決する「循環型ケチャップ注入装置」を思いついたのだが、どうだろうか。瓶の底まで届く長いストロー状のケチャップ注入装置で、常に底の方に新しいケチャップを注入する装置である。これを使えば、瓶の中のケチャップは常に「底から上に向かって」循環するので、底の方に古いケチャップが停滞することはなくなるのである。

 基本特許を申請してから試作機を作り、「底に停滞するケチャップ」の不衛生問題をマスコミを使って世論に訴え、保健所を動かしてこの「循環型ケチャップ注入装置」の使用を義務付ける方向に持って行く事さえできれば、この事業の成功は間違いない。もし、このブログを読んでこのアイデアを事業化する気になった人がいたら、ぜひともコメント欄に条件とともに書き込んでいただきたい。ただし、特許申請料・事業化に必要な資金を負担していただける人に限るので要注意。

Comments

shun

上から入れて、それを下から押し出すような入れ物(LIFO)でも良いかもしれませんね。
もしくは、一部の歯磨き粉の用に、出した分だけ底が上がり、それ以上補充できないようにするのも良いかも。

p.s. トラックバックさせて頂きました。

meigara

Satoshiさん、こんにちは。
事業化するつもりはないのですが、書き込ませてください。

私は吉野家の紅生姜について同じことを考えたことがあります。底のほうはいつのやつなんだろうって…
そのように考えてしまうので牛丼をいただく時に紅生姜は使わないのです。(牛丼の早期復活は望みますが)

ただ、「循環型紅生姜注入装置」は難しそうですね。

Satoshi

meigara さんの言うように、吉野家の紅生姜がもし、「常に上から足しているだけのもの」だったら、ケチャップよりずっといやですね。shun さんの言う牛乳(以下のリンク参照)よりはずっとましですけど。

http://spaces.msn.com/members/forestone/Blog/cns!1pPDC6Tt4kAEqYItSGpIfIvA!547.entry

meigara

このことが頭の片隅から離れない日々が続いています。

そんな私がTVをみていると、「このタレは創業当時からつぎ足し、つぎ足しで使っているんだよ。だからうまいんです。」という老舗の鰻屋さんのお言葉が。
こういう言われ方すると逆にこういうやり方がポジティブに感じられるんですよ。不思議ですね。

ただ、創業当時からその秘伝のタレの壷に生物Gが混入したことは本当にないのだろうか?などと超ネガティブな想像をしてしまう私でもあります。

satoshi

 確かにその手のタレにはどうしても雑菌が混ざるでしょうね。しかし、ものによってはその雑菌がおいしくしたり、その店独自の味を出している場合もあり、何ともいえません。

 「くさや」のタレがその典型で、店ごとの独特の味は雑菌が作り出しているそうです。三宅島の噴火でしばらく離島しいるあいだに、「タレが死んでまった」と職人が嘆いているそうです。世話をしないと、雑菌のバランスがくずれてしまうそうです。

aaa

友達が松屋の店員で毎日生姜締めなるものをしているといってました
私は居酒屋でしょうゆ締めをしてました
要するに全部出して殺菌です

mynz

吉野家や松屋の紅生姜は容器の洗浄が1日2回あるので、一度大きな容器に集めて古いモノばかりを詰めた容器と新しいモノを詰めた容器と分けます。その後、古いモノは前方のカウンタなどよりハケる場所に置き、できるだけ早く消費するように配置します。

ケチャップも容器の洗浄が必要だと思うので、同じようような要領で処理しているのではないでしょうか?

kensei@デジイチ最新情報!

こんにちは!

容器を振ればいいんじゃないですか!?
新鮮なトマトケチャップは出なくなりますが、それなりに均質化された「味」のトマトケチャップがいつでも出てきます。家庭では普通に行われていることで、当然レストラン側はすでにやっていると思いますよ。

Mr.H

うちの家内が昔働いていた「無添く●すし」ではガリの箱の蓋が赤いのと黒いのがあるそうです。
「赤ガリ」「黒ガリ」とよばれ、古いガリは全部一方に集められもう一方はあたらしいものが充填されるそうです。

自分のテーブルのガリはどっちなのかが問題ですよねぇ

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