私がボランティア活動?
2005.03.26
口では色々とえらそうなことを言いながら、ボランティア活動にはあまり積極的には参加して来なかった私である。考えてみると、子供の父兄として反強制的に参加させられるもの意外、やったことがないかも知れない。機会があっても、「今はたまたま仕事が忙しいから」とか、「今回は誰か他の人にやってもらって、次こそは私も」などと逃げていたのである。
(話は横にそれるが、「ダイエット」だとか「ボランティア」だとか、やるべきと知っていながらなかなか出来ないものに関するシリーズ本の企画を前から暖めている。「明日からダイエット」、「明日からボランティア」、「明日からエクササイズ」、「明日から整理整頓」、「明日から禁煙」、…と続くシリーズもので、何でも「明日から」と引き伸ばしにしてしまう人たちを痛烈に皮肉って描くことにより、読者を刺激しようという逆説的な啓蒙本である。奥田英郎あたりに書いていただけると最高なのだが。→奥田さん、いかがでしょう?)
そんな私に、「私がやるしかない」ようなボランティアの話が降ってきたので、引き受けることにしたのである(というか、ここに「引き受ける」と宣言してしまうことにより、引き下がれない状況に自分を追い込んでいるのかも知れない)。以前に仕事で付き合いがあった人が、「日本から来た留学生のためのネット上の交流の場」をインターネットを使って作ろう、という目的でシアトル拠点でNOPを立ち上げるので協力して欲しいと言うのである。ソシアル・ネットワーキングはブログとならんで注目しているテーマなので、思わずその場で「ぜひ協力させて下さい」と言ってしまった。この機会にソシアル・ネットワーキングの作り方が学べれば一石二鳥である。
確かに考えてみると、私が「リトル・リーグのコーチ」や「老人介護」のボランティアができるはずもなく、インターネットを使ったボランティア、という機会が今まで一度もなかったからボランティアをして来なかったのである。…と妙に自分を正当化してしまう私はやはり偽善者なのだろうか。
ボランティアは本来自分なりのやり甲斐がなければ出来ないと思います。いやいややっている人はいないと思います。私の娘もFree The Childrenというアメリカ発の児童労働から児童を救済するというボランティアをやっていますが、使命感で活き活きとしてやっています。ソーシャルネットワーキングのボランティア--専門技術を活かせて、かつやり甲斐のある仕事であれば素晴らしいじゃないですか。是非頑張って下さい
Posted by: taki | 2005.03.28 at 03:11
以前、インテルがやっているボランティアクラブをシアトルに見学に行きました。経済的に弱い層の子供たち向けにYMCAだったかの施設にPCやらオーディオ機器やらを設置して提供しているんです。現地のポリスと連携してることや、パソコンやらを教えてくれる人はボランティアだけではなく、何かしらの運営資金からレギュラーをきちんとおいているところなど、続けていくための要素がありました。ボランティアって、身体を使って奉仕する人もいれば、資金提供をする人、知恵を出す人など役割があっていいと思います。それをどう繋げて形にするのか、ボランティアする人の生活が脅かされる状況になると長続きしないですよね。そういえば、日本の学校でPTAのお母さんたちにパソコン講習やらインターネット講習やらをやったり、お祭りの時などに手伝いとかめちゃくちゃしてきたけれど、あれはボランティアではなかったかな?(笑)。
今後の展開、楽しみにしています!
Posted by: C子 | 2005.04.06 at 15:49
taki さん・C子さん、励ましのお言葉ありがとうございます。私に何ができるか手探りでさぐり始めているところですが、楽しくなければ長続きしないタイプなので、何か楽しくて役に立つことを見つけようと考えています。
Posted by: satoshi | 2005.04.06 at 17:03