ビーチ・ボーイズ
2005.04.18
先週は日本に残っている長男とマウイで落ち合ってバケーション。家族4人揃ってのバケーションはずいぶん久しぶりだ。
中三日の短い滞在なので、大好きなゴルフはあえてせず、のんびりプールサイドで本を読む計画だったのだが、あれやこれやと海遊びをしているうちにあっという間に過ぎてしまった。
今回の旅行のハイライトはなんと言ってもサーフィン初体験。カルフォルニアの大学に行くことの決まった長男が、「一度ぐらいサーフィンを経験してからカルフォルニアに行きたい」と言うので子供たち二人にレッスンを受けさせることにしたのだが、土壇場で私も参加して、男三人で受けることになったのだ。
幸い他の生徒がいなかったので、プライベート・レッスン状態となり、とても楽しい思いをさせてもらった。コーチは、若いころはペルーのチャンピオンだったというペルー人、昨年のハワイアン・マスターズ大会で三位だったシニア・サーファーだ。足の位置だとか手の開き方とか、細かいことを一切言わずに、「俺が合図したらまっすぐ前を向いたままボードの上に立て、下さえ向かなきゃ落ちない」というものすごく大雑把な教え方。グリップがどうだとか、手首のリリースのタイミングがどうだとか細かいことばかり教えるゴルフのレッスンとは大違いだ。それでも90分のレッスンの終わりには、三人ともなんとか波に乗れるようになったから不思議なものだ。
レッスンそのものは一人50ドルと妥当なものだったが、高くついたのが写真である。レッスンの最中にカメラマンが海の中にまで入ってきて写真を撮っているので、「勝手にこっちの写真を撮っておいて、後で高く売りつけようとするつもりだな、絶対に買ってやるものか」と心に決めていたのだが、レッスン後に見せられたスライドショーのあまりの出来の良さに買わざる終えなくなってしまった。DVD二枚で100ドルの言い値を80ドルまで値切ったのだが、もう少し冷静だったら40~50ドルぐらいまで値切れただろう、と思うと悔やまれる。
DVDの代金を現金で払おうとすると、「これに挟んで渡してくれ」とパンフレットを渡す。とても怪しい。税務署の職員に望遠カメラで撮影されるのを嫌がってでもいるのだろう、脱税の片棒を担いでいるようで気持ちが悪い。ちなみに、家に帰ってDVDを再生してみると、DVDビデオではなく、音楽をバックにJPEGファイルを順に表示するだけの単純な作りである。オリジナル・サイズのJPEGファイルをもらえたので、このブログに使えるので大助かりだ。一つだけ気になったのが、バックグラウンドで流すビーチ・ボーイズの「サーフィン・イン・USA」。どう考えても違法コピーのMP3ファイルが堂々と入っている。法律破りは、脱税だけじゃ足らないらしい…
親子3人でのサーフィン楽しそうですね。
jpg のスライドショーだけで、DVD2枚分もあるんですか!?
Posted by: shun | 2005.04.21 at 13:59
いえいえ、まったく同じDVD2枚でした。確かめていませんが、ひょっとしたらCDROM一枚に入ったかもしれません。
Posted by: satoshi | 2005.04.21 at 16:38