TVの壁掛け工事にチャレンジ
2005.07.02
今週末は、独立記念日(Independent Day, 4th of July)を含む3連休。残念なことに、初日の今日は雨。そこで、かねてから計画していた、プラズマTVの壁掛け工事に取り掛かる。
かねてから、買うモデルは決めてあったのだが(パイオニアの42インチ)、部屋の構造上、壁に取り付ける必要があり、買った日に工事の出来る機会をうかがっていたのだ。
早速朝一でコスコに行き、テレビを購入する。車に積むのに一苦労するが、ダンボールをばらして何とか押し込む。大きいだけでなく、プラズマTVは横置きで運搬できないため、苦労してしまった。
出来るだけ振動を与えないように車を運転して帰り、さっそく取り付け工事にかかる。まずは、ウォールマウントキットをねじ止めするため、壁の中のstud(縦に走る柱)を探す。めったに使うことは無いが、stud sensor が役に立った。壁の上からなぞるだけで、壁の中のstudを見つけてくれる。
慎重に計算し、ドリルで穴を開ける場所を決める。ここでは、水平を計測する水準器が活躍する。テレビを傾けて取り付けてしまうと、テレビを見るたびに気になって仕方がないことは十分に予想できるので、普段の大工仕事よりも何倍も慎重になる。穴あけも、釘で中心に印をつけ、ドリルの先を次第に大きくしながら、丁寧に行う。ウォールマウントキットを仮止めしてみると、チャンと水平になっているようだ。次にウォールマウントキットを壁に向かって2.5インチもある木ネジでしっかりと固定する。stud の感触を確かめながらゆっくりとねじ込むと、かなりしっかりと固定される。最初の難関は突破。
次はテレビのウォールマウントキットへの取り付けだが、これにはかなり苦労してしまった。プラズマTVが予想していたよりずっと重いのだ。一人では持ち上げられないので、妻に手伝ってもらったのだが(肝心の息子はこんな時に限っていない)、重くて壊れやすいものを肩の高さに持ち上げるのがこれほど難しいとは想像しなかった。辛うじて、段差のところまで持ち上げることが出来たが、最後のの20センチを持ち上げることが出来ない。仕方が無いので、電話帳を一冊づつ下に押し込みながら少しづつ持ち上げ、なんとかウォールマウントに引っ掛けることが出来た。第二の難関を突破。
次は配線だ。横のキャビネットとの間に、前もって用意しておいた大きな穴あけ用のドリルの先で、4センチほどの穴を開ける。初めてにしては、結構きれいに穴が空く。さらに下向きに穴を開け、AVシステムと繋ごうとするが、ここで問題が生じた。届かないのだ。AVラック代わりに使っているキャビネットは壁の右端にあり、壁の中心に取り付けたプラズマTVとの距離が大きすぎるのだ。
仕方が無いので、今までTVが置いてあったターンテーブルの上に、新たにAVラックを設置することにした。設置場所の大きさを測り、Magnoria HiFi にひとっ走りする。ほぼ理想的な大きさのラックが見つかるが、高さが2センチほど高すぎる。ただし、足をはずせば何とかなりそうだ。店員に「足ははずせるの?」と聞くと、「もちろん」と言う。そこで、それを購入して家に戻る。
ラックを組み立て始めると、店員がデタラメを言っていたことに気が付く。足が下の板を柱に固定するボルトもかねているのだ。こうなったら、サイズのマッチするボルトを見つけるしかない。再度車に乗り込み、今度は Home Depot にひとっ走り。大量のボルトの中からピッタリのサイズとネジピッチのボルトを見つけるのに15分以上かかってしまったが、何とかよさそうなものを2種類見つける。また足を運ぶのも辛いので、両方を買い求め、家に戻る。
幸いなことに、買い求めたボルトを使ってラックを組み立てることに成功する。もう少しだ。そこに、アンプ、DVDプレーヤーなどを移動させながら気が付いたが、ターンテーブルの上にAVラックを置くとものすごく便利だ。ターンテーブルごと引き出して半回転させると、配線がとっても楽なのだ。
全ての配線とテストを終えると、既に夕方になっていた。たかがプラズマTVの設置に、丸一日使ってしまったことになる。業者に頼むことも出来るのだが、普段はパソコンとばかり向き合っている私にはこんな大工仕事も良い息抜きになるのだ。
大工仕事の疲れを風呂で取った後は、妻に追い付くために見始めた「24」をさっそくプラズマTVで鑑賞。雨でゴルフはできなかったが、結構充実した一日が過ごせた。
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