CTIA 一日目
2005.09.27
CTIAの第一日目、今回のハイライトは、何と言っても会社の創業以来始めてのブース。社員達の努力のおかげで、なかなか良いものができた。申し込みが遅れたためにメインフロアに場所が取れずに、二階になってしまったのだが、それが逆に幸いして二階で一番目立つブースになっていた。まさに「鶏口となるも牛後となるなかれ」である。
午後一のパネルディスカッションは、予想した通りの展開。司会役の人が「3Dはモバイルゲームに必要か?」などとやたら細かなことに時間を費やすのだ。3Dでも2Dでもいいから、アプリケーションを開発する立場としてはもう少しデバイスの仕様を揃えて欲しい。そんな意味では一気に端末の世代交代を起こしてくれる日本の通信事業者は偉い。しかし、端末の仕様がばらばらだからこそ UIEngine がより魅力的になるので、複雑な気分だ。
ちなみに、今年のCTIAでの一番のニュースは、Treo の Microsoft OS への乗換え。可能性は少し前から噂されていたが、やはり現実になるとインパクトは大きい。Sony の PDA マーケットからの完全撤退もほぼ確実なので、「これで Palm OS の命は完全に絶たれた」というのがCTIAに来ている業界の人たちの一般的な見方だ。PalmSource が Access に身売りをせざるおえなかったのもうなずける。
Comments