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不惑のさんま定食

アフィリエイト型公衆無線LANサービス、『元気玉』

050915_063523  ヤフーがADSLモデムを無料で配布して通信業界に殴りこみをかけた当時のことは読者の記憶にも新しいと思うが、その当時業界の一部の人たちの間で、「ヤフーはあのモデムにWiFiのアンテナを密かに仕込んでいるにらしい」と噂されていたことはあまり知られていない。加入者の数がある程度増えた時点で、サーバー側から無線のスイッチを入れてモデムを「公衆無線LANの基地局」としてしまえば、あっという間に日本全国をカバーする無線通信網が出来てしまう、というワクワクするような秘密大作戦である。

 このアイデアが本当にヤフー内で議論されたのか、ただの噂だったのかは確認のしようが無いが、当時の技術(801.11b)では、電波の届かない所が多すぎて、都心部ですら「電波の穴」だらけになってうまくいかなかっただろう。今の技術(801.11a/g)を使えば、少しはエリアを広げられるが、まだまだである。やるなら、WiMaxが最適だ。

 ライブドアが公衆無線LANサービス「D-Cubic」を発表したのは、今年の6月のことだが、私にはどうもピンと来ない。そういった「通信事業者が自分のお金で基地局を設置する」形のビジネスモデルは、今から立ち上げるビジネスのやりかたとしては「あまり賢くない」と私には思えるのだ。

 私自身がもしこれから無線通信事業に乗り出すのであれば、迷うことなく、上で述べたような加入者の無線ルーターを基地局として使う、「インフラの不要なビジネスモデル」を採用する。とは言っても、駅でADSLを無料で配布するような資金力は無いし、いまさらそんなことをする時代でもないので、よりユーザーの力を借りた「元気玉的」なビジネスモデルがベターだ。

 そんなことを考えていたら、頭の中に投資家向けのプレゼン資料が出来てしまったので、ここで公開する。

1.ユーザーに対しては、「あなたの家に公衆無線LANの基地局を立てて、副収入を稼ぎませんか?」と宣伝する。「無線LANアフィリエイト」と呼べば分かりやすいだろう。

2.「アフィリエイト会員」には、あらかじめサーバーからコントロール可能な形に設定した無線ルーター(2万円程度)を購入してもらい、自分の家に引いたブロードバンドに接続してもらう。それがこのサービスの「基地局」となる。今なら 801.11a/g/b を使うしかないが、WiMaxも実用化されしだいすぐに採用する。電波の出力は電波法で許される限り最大にしておき、会員には「出来るだけ見通しの良い窓ぎわ」に設置するようにお願いする。(もちろん、出力を違法なレベルまで上げるような改造は法律違反であり、こちらは一切責任を持たないことを、虫眼鏡が必要なぐらい小さなフォントで印刷した「会員規定」で警告しておくことは忘れてはいけない。)

3.「アフィリエイト会員」は自分の家に設置した無線LANに自分のパソコンを繋ぐことが出来るのはもちろんだが、自分の家から離れた場合でも、他の「アフィリエイト会員」の無線LANの届く範囲であれば、ゲストとして無料で利用できる。自分の家に引くブロードバンド料金と、会員用の専用モデム以外、一切お金はかからないと点が特徴だ。自宅に設置した専用無線ルーター(基地局)がブロードバンドに繋がれている限り、「アフィリエイト会員」としてこのネットワーク網にアクセス可能なのである。

4.「アフィリエイト会員」の数がある程度増えた段階で(首都圏に数千人いればたぶん十分)、「一般会員」の募集を開始する。「一般会員」は、自分の家にブロードバンドを引く必要もなければ、専用ルーターを購入する必要もないが、500円(+消費税)の月額使用料を払ってもらう。宣伝の方法は色々とあるが、アフィリエイト会員にポスターを配り、窓の外に張ってもらうという古典的な方法も悪くはない、認証なしのオープンな無線LANにしておいて、繋げた非会員を申し込みのページに誘導するのもありだ。

5.サーバー側では、一般会員がどの基地局を主に利用するかをユーザー認証を利用して判断し、月額使用料の半分(250円)をアフィリエイト会員に還元する。つまり、平均して10人の一般会員がアクセスしてくる基地局を設置しているアフィリエイト会員には月々2500円が還元されるのである。つまり、モデムが2万円とすれば、8ヶ月で元が取れる。今の無線LANの技術では、高々10人ぐらいの一般会員がが限度だろうが、WiMaxの時代になれば、100人以上の一般会員を抱えて年間に数百万円の収入を得ることも可能だ。

 題して、「アフィリエイト型公衆無線LANサービス、『元気玉』」だ。最近上昇してきた「アフィリエイトによる副収入」の認知度をうまく利用すれば、人口密集地域に「アフィリエイト会員」を数千人規模で集めることがそれほど難しくないはずだ。もし、このエントリーに触発された人がいたらなら、このアイデアをどんどん実のビジネスに応用していただいて結構だ。私は常々、「ビジネスアイデアをオープンソース化したらもっと世界は面白くなる」と考えているので、自ら実践だ。

 ちなみに、この作戦には一つだけ「大きな落とし穴」があるのだが、読者の方々は気が付いただろうか。賢い投資家はまず気が付くので、投資家へのプレゼン前にそこをどうするかを良く考えておく必要がある。そこさえクリア出来れば、このビジネスは大成功間違いないのだが…

Comments

白髭

落とし穴は法律かセキュリティでしょうか?

電気通信事業法での第一種通信事業者の区分は廃止されたようですが、無線LANを使った草の根通信サービスは一般ユーザを巻き込むと法的に問題があるのかないのか。(やってみればわかる?)
Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E9%80%9A%E4%BF%A1%E4%BA%8B%E6%A5%AD

セキュリティ的にはどうでしょうか。パケットキャプチャを防ぐ仕組みは…作れるか?末端端末からルーターに直接アクセスし、ルーターとNW網の間にバカHUBとか噛ませられない様にすれば単純なキャプチャは防げそうですし。無線LANそのものの脆弱性に起因する危険性はあるやなしや。

satoshi

 白髭さん、レスポンス早いですね、恐れ入ります。「質問っぽいエントリーを書くとコメントが入りやすい」ということは、Six Apart の関さんから教わったのですが、本当ですね。

 まずは、セキュリティに関してですが、簡単な問題ではないとは思いますが、既存の技術を組み合わせて技術的な解決が可能だと思います。パケットそのものを暗号する方法は色々とありますし、ルーターと端末の両方のCPUが使えるので、サービス側の負担も少なくて済みます。

 法律の方は、電気通信事業法がテクノロジーの進化のスピードに追いついていないので、色々と問題はあると思います。電気通信事業法を厳密に適用すれば、パソコン用のメッセンジャーの運営にも許可が要ることになってしまいますから。もしここに書いたサービスを提供して、特に VoiP 端末とかを出し始めたら、既存の事業者から政府に対して色々な注文が入るでしょうね。結局は時間の問題なのですが、既存のインフラと法律にしばられた既存の事業者を「時間稼ぎ」で守ってあげるのは日本の政府の常ですから、覚悟が必要ですね。

 しかし、私が投資家の立場だったとしたら、問題視するのは上の二つとは少し異なる点です。(と、さらにコメントを促している私である^^)

mahiran

的外れを承知の上でコメントします。

「アフィリエイト会員が元々契約しているブロードバンドのプロバイダが、自社の契約会員以外の第三者が無線ルータを通じてインフラを利用することを許可するでしょうか?」

satoshi

mahiran さん、的外れなんてトンでもない、正解です!私もほとんどの人と同じく、ちゃんと読んだことが無いのですが、家庭用ブロードバンドの契約書には、「再販禁止」と書いてあるはずです。そこに無線ルーターを繋いで公衆無線LANサービスの基地局としてしまうことは、明らかに契約違反です。

 ここからが、私も答えを用意していない本当の問題なんですが、どうしたら良いでしょうか?「アフィリエイト会員に対して、「ブロードバンドプロバイダーとの契約書を読んで、再販可能なことを確認してからルーターを繋いで下さい。万が一、そうでないブロードバンドに繋いだ場合の責任は会員にあります」と契約書で伝えて逃げるのも手ですが、かなり無理があります。「既にセキュリティの無い無線LANを開放しているユーザーが沢山いるじゃないか」と主張するのも手ですが、こちらは有料サービスなので難しいですね。

 うーん、この問題さえ解決できれば、大成功するんだけどな。そうなると、NTT東西から資金をもらって、フレッツ限定の子会社ベンチャーとしてやるのがベストかも…。それならいっそのこと、VOD端末を基地局にしちゃうっていうのもありかな。ああ、妄想が膨らみすぎだ。そろそろ仕事に行かなきゃ。

yo-he

初めまして。的外れで勘違いだったら・・・ごめんなさい。
このまま行くと子ネズミの数が増えすぎるんじゃないでしょうか?一種のねずみ講なイメージを受けました。

satoshi

yo-he さん、良い質問ですね。この手のユーザーを使うビジネスは、「ねずみ講」にならないように気をつけるのはビジネスの上で必須です。この場合は、孫会員の下に会員を作る仕組みが無いので大丈夫です。ねずみ講は別名「無限連鎖講」と呼ばれており、無限に会員が増えない限り成り立たないビジネスにユーザーを巻き込むことに違法性があります。このサービスの場合、無限にユーザーが増えなくともそれなりにビジネスが回るので、その法律には引っかかりません。

 ご指摘のように、小ねずみ(アフィリエイト会員)が増えすぎる可能性は十分ありますが、一般会員の月額料金をブロードバンドの月額料金の数分の一に保てば、自然にバランスは取れて行くのではないでしょうか。

mahiran

>mahiran さん、的外れなんてトンでもない、正解です!

ああよかった(笑)。
実は、私が現在住んでいる地域でも個人でブロードバンドを契約している人は少ないらしく、先日隣のアパートに住んでいる学生さんから「もし無線LANの電波がうちまで届くなら繋がせてもらえないか」と持ちかけられたんです。実際にテストしてみたら十分届くようなので、個人的には使わせてあげたいのですがね。

やはり既存のブロードバンド業者としては、satoshiさんが考えておられるような「元気玉モデル」は、「うちが苦労して整備したインフラに乗っかって甘い汁吸おうって魂胆か」と敵視するでしょうね。たぶんその甘い汁(ショバ代とも言う)をあちらにも吸わせてあげればいいんでしょうが・・・

satoshi

ねずみ講を禁止する法律の資料です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%99%90%E9%80%A3%E9%8E%96%E8%AC%9B

Baatarism

>そこに無線ルーターを繋いで公衆無線LANサービスの基地局としてしまうことは、明らかに契約違反です。

何故それが契約違反になってるか考えてみるのも突破口になるかもしれませんね。
一番大きな問題は、回線容量ではないかと思います。
もしそのサービスの一般会員が常時接続でサーバーを運営したり、Winnyで大量のソフトを常時ダウンロードしたら、ブロードバンドプロバイダーの管理できないところで大量のトラフィックが発生してしまい、プロバイダーは回線の品質を保てなくなります。
だから、何らかの方法で「一般会員」に対してもプロバイダーの管理が及ぶような仕組みが必要ではないかと思います。

カザリヤ

落とし穴はベジータでは?と書こうと思ったのですが、みなさんまじめに議論しているので気が引けます。やはり世界のヒーロー・サタンが呼びかけないと元気玉は集まりません。

ringo

試しに、どこかのプロバイダの人に、売上の何%を渡せば許してくれるか聞いてみるといいのかもしれません。折半程度だったら、首都圏では成立するのかも。

ともぞー

こんにちは
どこかで聞いた話だな・・・と思い調べてみました。
http://japan.cnet.com/news/com/story/0,2000047668,20059810,00.htm
とか
http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20020329102.html
とか、既に試みられているようです。俺の記憶の中では、ボランティアベースのホットスポットというのもあったのですが。
mahiranの指摘通り、ISPとの帯域再販の問題があったと記憶しています。

で、これを解決するにはメッシュ型ネットワークかな、と

mhot

日本だと
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20050705/164005/
ですかね。従量制ではなく自分の使用量がただとなる固定料金支払い制ですが。(これは自由に開設はできないので意図がちょっと違いますけど)

himazu

最近WiFi付きのPDAを買いまして、都内及び近郊でWiFiを有効にしてみると、至るところでWiFi電波が溢れていることを実感しました。建物が立て込んでいるところでは路上で10個以上の電波が検出されることも珍しくありません。そして暗号化されていない電波もそれなりの数あり、ただでインターネットに繋がってしまうことが稀ではありません。駅のホームで近所から漏れてきた電波を使ってSkype通話できたこともあります。
なので、都内ではすでにハードウェア的には結構な規模の公衆WiFiサービスを提供することが可能な状態になっていると言えます。一般家庭に設置されている/設置されるWiFiアンテナを活用して工夫すれば本当のサービスにできるのではないかと思案していたところです。
たとえば「WiFiの輪」という名前の草の根活動あるいは業界を挙げての活動にしてはどうかと思うのです。ISPにも参加してもらうし、WiFi機器メーカーにも参加してもらいます。WiFi の輪に賛同するISPを使っている一般家庭は対応の機器を使ってWiFiの輪のアンテナを持つことができます。基本的には自宅で自分たちが使うための機器を購入するのですが、それがWiFi の輪の会員にも使えるということにするのです。WiFiの輪のアンテナを持つ人は自動的に無料でWiFiの輪の会員になれ、WiFi の輪を使うことができます。自分でアンテナを持たない人は料金を払う必要があるとします。
賛同してくれるISPを使っていることをアンテナ設置の条件とすることで、ISPの約款の問題はクリアできるのではないかと思います。活動の目的を営利よりは相互扶助的なものとすることにより、賛同が得やすくなるのではないかと思います。
技術的な問題として、インターネットへの接続を提供するのはいいが、自宅内のパソコン等に他人にアクセスされては困るということがあります。これは現状のWiFiアンテナでは対応できないと思いますから、WiFiアンテナのファームウェアにひと工夫必要でしょう。それから、SPAMの送信等に使われるのを防止・停止できるよう何らかのかたちで利用記録が残る仕組みが必要だと思います。それほど大きな課題ではないと思えますが。既存のWiFi機器のファームウェアをアップグレードすることでも対応可能かも知れません。
これが国を超えて広がったら楽しいですね。そこまで視野に入れて、活動の英語名称を「World-Wide WiFi」とでもしますかね。
こういう仕組みを作ってどうやって利益を上げるかは定かではありませんが、使える仕組みを作れば利益を上げる方法は必ず見つかると思います。Google方式で、まずあるべき姿のものを作ってから収益を上げる方法を考えるというのがいいのではないかと思います。多くのインターネット系のスタートアップ企業が現在はそうしているのではないですかね。

satoshi

皆さん、すごく建設的なご意見ありがとうございます。himazu さんの提案されている、「WiFiの輪」ってアイデア、とても面白いですね。ゲスト端末はインターネットにのみアクセスできるけれど、家庭内のデバイスには絶対アクセスできないようなルーティングをするルーターを作ってもらえれば、普及しそうですね。ルーターを作っている会社のCTOの方と知り合いなので、今度相談してみようかな。

ゆうじ

ユーザー登録が無料な公衆無線LANサービスにこんなものがあります.
みあこネット(http://www.miako.net/)

しかし,誰かが設置する費用を負担しなければなりません.
京都では,地域住民が共同?で負担する,という試みをしていました.

himazu

WiFiの輪はみあこネットと似ていますね。みあこネットの機器は
* みあこネット専用で自分用に使うことは想定されていない
* VPNの機能を持っていて安全に自分の組織のネットワークと接続することができる
ということですね。これに対してWiFiの輪で考えているのは
* 自分用のWiFiアンテナものをWiFiの輪にも利用する
* 提供するのは公衆インターネットへの接続
です。

himazu

一般家庭だけでなく、会社もWiFiの輪に参加するといいことがありますね。先に書いたような「インターネットにはアクセスできるけどLANにはアクセスできない」という機能が実現されている前提で、来客に対して安心して自社のWiFiアンテナを使ってインターネット接続を提供できます。
一般家庭や会社が自分用に設置した機器を使ってカバー範囲を広げるのはいいとして、やはりそれだけでは十分な範囲をカバーすることは難しいように思えます。WiFiを実用的に使える場所は、そして実際に使いたい場所は、やはり数分以上座る場所ではないでしょうか。たとえば:
・空港
・長距離列車のホームや待合室
・ホテルのロビー
・喫茶店
・レストラン
こういった場所には一般家庭や会社からでは十分にWiFi電波を届けられないと思います。なので、それらの施設に対して輪に入るメリットをどうやってもたらすか考えなければいけません。更にこれらの施設には既にWiFiアンテナがあることも多いので、それとの兼ね合いも考えなければなりません。
駅や空港は難しそうなので、とりあえずは置いておくのがいいのかも知れません。

himazu

Googleがダークファイバーを大量に購入していることから、WiFiインフラを作ろうとしているのではとの憶測も流れています。広告収入でWiFiの輪を回していくことはできるかも知れません。どのWiFiアンテナにつながっているかで、利用者の場所が把握でき、場所に応じた広告・情報を提供することができるからです。

himazu

米国ではともかく日本では根本的な問題としてWiFiにつながる機器を持ち歩いている人が多くないということがあるのではないでしょうか。利用者の数がある程度まとまらないとサービスを持続するのが難しいだろうからです。残念ながら日本ではPDAは全く普及していません。そして、ノートPCを持ち歩く人も米国にくらべて少ないのではないでしょうか。
PlayStationPortableとニンテンドーDSはどちらもWiFiを最初から備えていますからWiFiの輪の端末となる可能性がありますが、やはり最近ウェブラウザが普通に使えるようになったPSPでしょうね。
はたして多くの人が街角でPSPを使ってレストラン検索などをするかですね。電車の中では携帯電話でゲームをしている人は普通に見かけますが、それに比べると電車の中でPSPを使っている人はずっと少ないですね。

nob seki

自分も昔こんなネタを考えたことがあるな、と思ったら、2年ほど前にブログしていました(当時はまだ転職前で、いろいろビジネスモデルを考えていたころですね)。
http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/000488.html

Satoshi

関さん、お久しぶりです。私がこの「Yahooの秘密大作戦」の噂を聞いたのもちょうど2年と少し前ぐらいです。当時は、「そんなこと本当に可能か?」という感じでしたが、そろそろかなり現実的になってきました。NOP的なものでも良いからやってみたいですね、なんとか。

nob seki

中島さん、お久しぶりです。

そうですね。機は熟しすぎるぐらい熟しているような気がします。
技術的・政治的な問題は、走りながら考えられるフェーズにあるような気がしますので、なんらかの動きをしてみてもいいかもしれませんね。

もう一つのビジネスリスクは(ユーザーにとってのメリットは同じかもしれませんが)、東海岸で起きているような、WiFiアクセスポイントの公共化でしょうか。

hosoi

海外ですが...


個人の無線LANに相乗り、「FON」が日本で本格展開へ(@IT)
http://www.atmarkit.co.jp/news/200604/12/fon.html

catmore

いつも興味深く読ませていただいています。

落とし穴は何だろう??
と自分なりに考えてみました。

無線ルーターの電源を元から断たれたらサービスできません。最近のテーブルタップなどは、OFF/ONスイッチが付いていたりしますので、ノートPCなどと一緒に丸ごとOFFにされるかもしれません。(実際私はそうやっています。)

そうなると、サーバーサイドで稼働時間を計測して、非稼動時間が一定基準に達するとペナルティなどを課すなどの対策が必要になってきます。ちょっと面倒かもしれませんね。

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