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「滝川クリステルジェネレータ」で遊んでみた

Takigawa_1 以前に「Google Map API で早速遊んでみた」というエントリーを書いたのだが、この業界で働いている限り、この手の「新しいもの楽しいもので遊ぶ気持ち」はものすごく大切だと思う。

 そもそもブログを書き続けているのも楽しいからだし、はてなのブックマークで遊んでいるのも、Podcastを作ってみたのも、「勉強になるから」というのは表向きの言い訳にすぎず、本当のところは「楽しいから」である。

 考えてみれば、この業界に入ったのも、決して「ソフトウェア・エンジニアになろう」という志を持っていたわけではなく、単に「プログラミングが楽しくて仕方がないから」というだけの理由でプログラムを書いているうちに、いつのまにかそれを生業としてしまっただけのことである。

 大学を卒業したときに、一旦、「教授の推薦するままにNTTの研究所に行く」という間違いをおかしたのだが、その過ちにはすぐに気が付き(研究所ではプログラムは書かせてもらえない)、「たくさんプログラムを書かせてくれそうな」マイクロソフトに転職する決断をするのはとても簡単だった。民営化したばかりでマスコミからも注目を受ける天下のNTTから、86年当時はまだ将来がどうなるか分からないベンチャー企業だったマイクロソフトに転職しようという私は、上司や教授の目には「とんでもないうつけもの」に映ったに違いない。

 後になって、「86年当時にマイクロソフトに目を付けるとは、先見の明がありますね」と人に言われたことが何度もあるが、実はマイクロソフトに将来性があるかどうかなどは一切考えずに、単に「たくさんプログラムを書かせてくれそうだから」マイクロソフトに転職した私がいただけのことである。

 前置きが長くなってしまったが、そんな私の「遊び心のツボ」を刺激してくれたのが、この「滝川クリステルジェネレータ」。頭の固い人には、「こんな著作権法をやぶっているかもしれないお遊びツールと、Google Map API を一緒にするな」と叱られそうだが、私にとっては全く同じ次元にある「遊びの道具」である。

 ちなみに、彼女が読み上げているのは、一作日のエントリーにも書いた、「UIEvolution の日本法人設立」のニュース。

Comments

AKTK

著作権やら特許やら、知的財産から得るフィーをふいにして、アイデアを垂れ流しにする。
それが次代の流れを作るのに必要かも。
いつぞやのカセットテープのように。

satoshi

 確かに現在の著作権法とそれに基づいて作られたビジネスモデルは、Web2.0時代の remix/mashup 文化とは思いっきりミスマッチしています。次の時代のメディア・ビジネスの勝者は、その辺りの問題を上手にクリアしながら新しいビジネスを作ることに成功する会社ではないか、などと常々考えています。

makoto15

単純に笑えます。単純で楽しい。

楽しいサイトを紹介していただきありがとうございます。

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