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Mac People誌の特集記事、「ジョブズのプレゼンに学べ!」

060308_070237  「元MSエンジニア、ついにマックを買う」というエントリーを書いたのがわずか9ヶ月前だとは思えないぐらい、あっという間にアップル好きになってしまった私の一家には、今や iPod 3台と Mac 2台が大活躍をしている。私の期待していた通りの(参照)Front Row を搭載した新型Mac mini を発売してくれるアップルには、妙に購買意欲をそそられて困ってしまう。

 そんな私が少し前に書いた「スティーブジョブズに学ぶプレゼンのスキル」。それが、Mac People の編集者の目にとまったようで、特集記事への記事の投稿を頼まれた。

 このブログのおかげで文章を書くことにすっかり慣れてしまった私が、「あいよっ」と二つ返事で引き受けて書いたのがMac People 4月号の特集記事「ジョブズのプレゼンに学べ!」の冒頭のコラム。内容は先のエントリーを膨らましたものだが、編集部の人がその後3ページにわったって実際の基調講演の写真入りで解説を加えてくれたものだからとても説得力のある記事に仕上がっている。

 こんな形でブロガーのエントリーが編集者の目にとまって既存メディアにコラムを書くように依頼される、などということは今後もっともっと増えて行くはずだ。やはり雑誌やテレビという既存メディアにはそれなりの良さがあるので、こういう形でネットとのコラボレーションが起こっていくのが一番自然な流れなのだろう。

 ちなみに、この記事に添付された私の照会紹介文が、私の過去の経歴をずらずらと書くのではなく、そこはさらっと流した上で、「ブログ『life is beautiful』も開設 URL=http://satoshi.blogs.com/」と書かれていたのが妙に嬉しい。少しづつだが、私のアイデンティティが、「元Microsoftの中島」から「life is beautifulの中島」にシフトしているようだ。それが嬉しいのは、「いつまでも現在進行形の自分でありたい」私がいるからなのだろう。

Comments

monmon

>照会文
紹介文の間違いですかね?

Satoshi

確かにそうですね。ご指摘ありがとうございます!

Yos

「いつまでも現在進行形の自分でありたい」ってところに共感しました。

KOTARO

僕も現在進行形でいることを志しているところがとてもかっこいいと思います。

通りすがりの者です,,,

ジョブズのプレゼンのwebの記事を読ませて戴きました。とある大学で工学系の教官を勤めております。エンジニアの目線からジョブズのプレゼンを見た場合にどう映るのか,と思い読ませていただきました。と言いますのも,ジョブズの発表は研究発表のプレゼンとしては相応しくない,と思う点があるからです。実は私は,大学時代は英語劇の役者をやっており,今でも国際会議の発表は私にとっての舞台であり,聴講者の目線を見つつ,セリフを変えながら発表する,もちろん時には笑いをとる,,,くらいのことはやっている人間ですが,ジョブズのプレゼンは例えば国際会議などでは,嫌われる発表方法です。国際会議などの会場には,英語がよく聞けない方々もいます(日本人だけではありません)。そういう方々は文字の情報をスライドの中に求めます。「発表者が使用する言語」の運用能力があまり高くない方々に対しても情報発信する,という姿勢が国際会議などでは求められます。私の場合,英語劇の経験もあり,私が「純日本人である」と言うと「ウソだろ」と言われるような英語は話せますが,それでもきちんとキーワードは文字にします。読み上げるようなことはしませんが,自分が何を言っているのか,相当するテキストをきちんと指示するエチケットは守ります。発表者,聴講者ともに使用言語に堪能であれば,彼のプレゼンは非常に効果的ですが,その条件が満たされない場所では,恐らくその発表を開催した委員会から注意を受けるはずです。国際会議では「英語を母語としない方々を考慮した発表をするように」と指示されることも多いです。

そういう場での発表をしたことがあるエンジニアなら,彼の発表を無条件に褒めることはしないと思います。

#ちなみに,私は windows は使ったことが無いような Mac ユーザです。

Satoshi

 確かに、必ずしも言葉が通じない人がたくさん聞いている国際学会などでは、ジョブズのスタイルは適していませんね。また、プレゼンを見ることが出来なかった人に渡す資料としても、彼のスライドは適していません。結局のところは、どんな場所でどんな相手にするかどうかで適したプレゼンのスタイルも異なってくるのだと思います。

Steve Jobz

 「ジョブズの発表は研究発表のプレゼンとしては相応しくない」との意見があるようですが、もともと私のプレゼンはAppleという企業の利益を最大化するために行われているのであって、学術成果の発表の場ではありません。
 企業としてはいかに多くの顧客を魅了するかの点に関心があり、学会で行われるプレゼンとはその趣旨・目的が異なるでしょう。極論すれば、Appleとしては聴衆がプレゼンを「理解できなかったとしても」、それでiPodを買ってくれれば成功なのです。そういう点から考えると、上記通りすがりさんの意見は批判の仕方としては筋が悪いなという気がいたします。
 なお、通りすがりさんの英語力が大したものであるということはよくわかりました。

また通りすがりました,,,

また通りすがりました。Jobz さんのご意見,ごもっともです。何のためのプレゼンか,その目的によって,プレゼンの方法論は変わりますね。何もジョブズの方法を批判している訳ではありません。実はですね,keynote が出た時に,大学の生協のチラシ(だったと記憶しています)に,ジョブズのプレゼンに学べ,みたいな文章が踊ってました。当然「文字を減らして,,」なんてこともありました。私も彼のプレゼンは夜中に(ライブを)QuickTime で見る,,,というのがよくあるのですが,学生があれを国際会議でやるんかいな,,,と思い寒気がしたことがありまして(^_^);。大学生協がどのような目的のプレゼンを想定していたのか「?」ですが,プレゼンの目的,プレゼンが行なわれる環境,そういったものをきちんと考えてチラシ作れよ,生協さんよ,,,と感じたのを思い出しながら,昨日の記事は書いておりました。
ではでは。

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