Hooters のウェイトレスとユーザー・エクスペリエンス
本当に生活の一部になると言及されなくなる

「おもてなしは大切」をモットーにする会社

Omotenashi  昨日のエントリーへのコメントでも引用されていたが(参照)、Naotakeさんの「ユーザー・エクスペリエンスの日本語訳としては、『おもてなし』が良いのでは」という指摘は結構正しい。ユーザー・エクスペリエンスを提供しているの良い例を引き合いに出そうとすると、どうしてもディズニー・ランドやセブン・イレブンなどの接客業を引き合いに出したくなるのも、うなずける。

 そう考えてみると、単一のデバイスだけでユーザーにとって価値のあるユーザー・エクスペリエンスを提供するのは難しく、ネットワークを通じて複数のデバイスを繋いで、なんらかのサービスを提供することが必須である、という前からの私の持論も、そのあたりの感覚から来ているのだということが良く分かる。

 その意味でも、この業界で明らかに一歩抜きん出いるのはアップル。iPod(デバイス)+iTunes(ソフト)+iTune Music Store(サービス)を巧みに組み合わせたユーザー・エクスペリエンスは、他のどのメーカーのものよりも一歩も二歩も上手(うわて)だ。

 UIEvolutionも、"User Expereience Matters"をモットーにする会社なので、アップルに負けない仕事をしなければならないと日々頑張っている。オンデマンドTVESPN Mobileと、サービス事業者向けのユーザー・インターフェイスの設計・勢作に力を入れているのは、まさにそのためだ(ちなみに、オンデマンドTVはスクエニとの共同開発)。

 ちなみに、"User Experience Matters" を日本語訳すると、「おもてなしは大切」。そんな接客業のような言葉をモットーにするテクノロジーの会社は、たぶんうちぐらいのものだろう^^。「おもてなし」に興味のあるソフトウェア・エンジニアの方は、ぜひともこちらを参照いただきたい。

Comments

Maki

『User Experience』と直接に関係ないかもしれないが、最近、素朴に感じることがある。現在、われわれの生活は20年前や50年前に比べると、『モノ』や『情報』に関して豊かになったといえるだろう。『果たして、本当に幸せになったのかどうか・・・?』
幼い頃、学校が終わると近所の友だちと一緒に「鬼ごっこ」「ベーゴマ」「凧揚げ」「かくれんぼ」などした。あまりの楽しさに時間を忘れ、ドロまみれで真っ黒になった。そこには、「一体感」「仲間」「チームワーク」が存在していた。時に、「自己」「自分勝手」「我がまま」など出現することもあった。だが、その幼い集団には、目に見えない「ルール」が支配していた・・・。『User Experience』を考える時に、この見えないルールを理解することが大切ではないかと実感している。ワンパク小僧やガキ大将たちは常にアンテナを張りめぐらし、「新しい遊びは何か」「給食」「宿題のシェアリング」など最適化を実践していた。彼らの『User Experience』を理解するには、子ども達のルールである『暗黙知』を知る必要があるだろう。ネットワーキングは生きているのだから・・・。

snowbees

http://www.google.com/search?sourceid=navclient&ie=UTF-8&rls=GGLC,GGLC:1970-01,GGLC:en&q=define%3A+user+experience
なお、グーグルによるUser Experienceの定義です。ご参考まで。

matto

私はWindows XPの"XP"(Experience)の訳語はてっきり「熟練」だと思っていました(^^)

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