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ユーザー参加型コンテンツビジネスのまとめ

  • 060409_092149  最近CGM(Consumer Generated Media)関連の質問をされることが多いので、一度頭の中にあるものを整理する意味でも、箇条書きにしておく。

従来のWeb1.0的なコンテンツビジネスと比べた時の利点
・常に新鮮なコンテンツをコストをかけずに提供できる点
バイラルマーケティング効果(コンテンツを作ったユーザーが他の人に宣伝してくれる)
・根本的にコミュニケーションツールであること(人がオンラインになるのは、他の人と繋がるため)
・ユーザーの数が増えれば増えるほどサービスの価値が上がる点
・長く使えば使うほど、そのユーザー自身の財産が形成され、サービスから離れにくくなる点

意識しておくべき点
・自社コンテンツを持っていない企業が新規参入できる点
・ユーザーは予想もしない使い方をすることがあること
・コミュニティの作られ方しだいでサービスの質が大きく左右されること
・積極的に参加するユーザーと消費するだけのユーザーの両方がいること(比率はまちまち)
・必ずしも一社が閉じた形で提供する必要はないこと(ブログが良い例)
・サーチ可能なPermalinkの重要性 (梅田氏の「mixiはWeb1.0」発言はこれが理由)

CGMだからこそ生じている新たな問題点・課題
・著作権の侵害 (まさにYouTubeはその代表)
・コンテンツの質・価値・量が不ぞろいなこと
・プライバシー侵害(意図的なものも、そうでないものも)
・未熟なビジネスモデル

問題の解決への糸口になりそうなキーワード
・フィルタリング
サーチ&ディスカバリー
・パーソナライゼーション
群集の知恵(wisdom of crowd)
・アフィリエイト
・プロシューマー(プロデューサーとコンシューマーの間)

 箇条書きにしたら、なんだかパワポの資料みたいになってしまった(文字が多すぎるけど)。でも、今度話す機会があった時に使えそうだ。

Comments

wa-ren

やはりフィルタリングですか~。パーソナライゼーションも出来ているように見えて、技術的にまだまだこれからの分野なので何かイノベーションが起きそうな(起こせそうな? ;) )気がしますね。

satoshi

 この辺りは、まだまだ開拓の余地がある分野ですね。インターネット黎明期のサーチがあれほどどうしようも無いサーチ結果を返していたことを考えれば、CGMのフィルタリングなどの技術もまだまだ進化の余地があると言えますね。

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