ジミー大西は世界に通じるコメディアン
2006.06.09
会社の昼休みに、となりのブース(アメリカ人)からバカ笑いが聞こえる。何をしているのかと除くと、なにやら面白いビデオをインターネットに見つけたらしい。リンクを送ってもらうと、なんと日本のお笑い番組の違法コピーである。
http://www.break.com/index/dontyoulaugh.html
英語の字幕もないし、ろくな説明も付いていないのだが、ジミー大西の天然ボケのおかしさはアメリカ人にもそのまま通じるようだ。パフィーに続いてジミー大西がアメリカで大ブレイクする日も近い?!
ちなみに、これはYouTubeではなくbreak.com。この手のコンテンツの違法コピーはとどまるところを知らなくなって来た感がある。Winnyのようなものでコンテンツの複製に協力するのにはさすがに罪悪感を感じるが、この手のストリーミングものを見るだけなら抵抗感がない、と感じているのは私だけはないようだ。
こうやって雑草のように増え続ける海外のCGMサイトに、日本の放送局がいちいち英語や中国語でクレームをつけなければならないという状況が長続きするとは思えない。「じゃあ、落としどころはどこにあるんだ」と言われても困るのだが…。このエントリーで私がしているように「明らかに違法コピーと思えるコンテンツのリンクをブログに張ること」すらけしからんと主張する人たちの気持ちも分かるし、私も「たてまえ」上そう主張すべき立場にはあるのだが、「本音」の部分では大半の人はもうこの動きは止められないと感じているし、歓迎すらしているのではないだろうか。インターネット以前に作られた著作権法。そして、その法律に守られたコンテンツビジネス。社会のインフラがこれほどの変化を遂げつつある今、法律やビジネスモデルそのものを見直すべき時が近づいているのかもしれない。
Satoshiさん、ジミー大西さんの天然ボケは素晴らしく、大いに楽しませて頂きました。コンテンツの複製権に関しまして、世界の情報流通におけるグローバリゼーションは避けて通れない重要な問題であると実感しています。そのため、理想としては旧いルールを、早期に新しいものへ置き換えていく必要があると思われます。かりに、規制だけを強めたならば、経済や技術革新での国際競争に取り残されてしまう危険・兆候となる可能性をも秘めている。それでは、誰が『キマリ』を作ったのだろうか・・・? 少なくとも、識者を中心として大いに議論を高めていかなければいけない。同時に、われわれ個人としても、『モラル』『常識』を持ちながら前進することが必要だ。それこそが、本当の意味で『プロ中のプロ』といえるのではないだろうか・・・。
Posted by: Maki | 2006.06.10 at 19:37
初投稿失礼します。これつい先日ようつべで見ました。
http://www3.youtube.com/watch?v=plSfKHZZwZ4&search=%E7%AC%91%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84
たしかに100万回以上も見られているし、コメントも明らかに日本人以外が書き込んだと思われるものがたくさんあるので、外人にもツボなのかもしれませんね。
以上、ようつべにもupされてるという報告までに。
Posted by: pocketdaily | 2006.06.10 at 23:10
itunesみたく、格安でダウンロードさせればいいのでは?それだけ、市場があるという事なので。
Posted by: mun | 2006.06.12 at 07:39