ギークな会話、Sudoku編
そしてチャーシューメン

焼き豚対決

 ピザストーンを使ったバーベキューグリルでの焼き鳥の成功(参照)に調子に乗った私が今度チャレンジすることにしたのが焼き豚。それも、タレの中で煮込む簡易焼き豚ではなく、タレに一昼夜漬け込んだ豚肉を遠赤外線でゆっくりと時間をかけて焼くという本格的な焼き豚だ。

 しかし、いそいそとタレに肉を漬け込む私を見た妻が、「それってオーブンで焼いた方がおいしんじゃない?」と言ったときから戦いは始まった。「いやいや、焼き鳥があれほどおいしく焼けるんだから、やはりバーベキューグリルだよ」と主張する私と妻の意見は平行線をたどり、結局、肉を二つに分けて、まったく同じレシピでどちらがおいしく焼けるかという「焼き豚対決」をすることになった。

 ただし、条件を出来るだけ同じにするため、オーブンの方もピザストーンと同じくセラミック製のLE CREUSETのBaking Dishの上にバーベキュー用の串を使って豚肉を吊るす形で焼くことにした。

Yakibuta1

 温度設定の出来るオーブンの方は350度F(約180度C)、バーベキューグリルは弱火で、どちらも約二時間、時々タレをハケでつけたり裏返したりしながらゆっくりと焼いて完成したのがこれ。

Yakibuta3Yakibuta2

 平らでキツネ色に焼けている方がバーベキューグリルで焼いた方、丸く縮んでいる方がオーブンで焼いた方、である。見た目ではバーベキューグリルで焼いた方がおいしそうだ。そこでさっそく試食(というか、これが今日の夕ご飯のおかず)。

Yakibuta4

 左がバーベキューグリルで焼いたもの、右がオーブンで焼いたものである。食べてみると、やはりバーベキューグリルで焼いた方が脂がのっている。しかし、オーブンで焼いた方も、脂は落ちているものの肉はとろける様に柔らかく、決して引けはとらない。

 「どっちもおいしいね。でも、どちらもおいしいなら手間がかからないオーブンの方がいいわね。」と早々と勝ちを宣言してしまう妻。言葉に詰まっている私に、「オーブンの方が光熱費もかからないし」と追い討ちをかける妻。「でも、バーベキューグリルだったら10枚ぐらい同時に焼けるし」と意味のない言い訳をする私。

 対決には負けてしまったが、おいしい焼き豚が食べられたので結果オーライ。残った焼き豚で明日はチャーシューメンだ!

Comments

かわうそ

美味しそうな写真に目がないのでまたやってきました。
おもてなしの点からすればバーベキューグリルのエンターテイメント性が勝ると思いますがそういう言い訳は無しですか^^?

wanwangorogoro

奥さんとの会話の様子が目に浮かぶ様です。
奥さんに言い負かされている夫の姿って、なんだかとても微笑ましいですよね。
私も妻によく丸め込まれますが、きっとこれが家庭円満の秘訣なんでしょう。
しあわせを感じさせてもらいました。ありがとうございます。

まより

参考にさせて頂きました。うちでは、べービーバックリブを焼きました。

この方法だと、こげる心配もなく、ジューシーに中までふっくらと焼き上がりますね。

とても美味しかったです!

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