最新鋭のプロペラ機 Q400 初体験
2006.09.08
下の子供がモンタナ州の全寮制の学校に行くことになったので、先月に引き続きモンタナ州へ。だだし、今度はドライブではなく飛行機で。Horizon Airという近距離専門の飛行機会社の飛行機で行ったのだが、近距離だけあって70人乗りぐらいの大きさのプロペラ機。「プロペラ機なんて、観光地の遊覧飛行以外で乗ったことがあっただろうか。揺れないといいな。」などと不安になりながら乗り込む。
大げさなタラップも使わずに乗り込むので(写真参照)、まるでバスのようだが、以外意外に機内はきれいだしシートの座り心地も悪くない。席がプロペラの真横だったのでプルプルとうるさいのではないかと心配だったが、以外意外に静か―というよりも、ジェット機よりも全然静かだ。滑走路からの離陸も、普段乗りなれているジェット機と比べて滑走距離も短くあっさりと飛び立つ。
わずか一時間半のフライトは妻と「数独対戦」(ちなみに、紙と鉛筆を使ったローテクなやつ)をしながら過ごしたのだが、アッという間。飛行機に乗っていたとは思えないほど、全然疲れなかったのには驚かされた。
あまりにも乗り心地が良かったので、家に帰ってネットで調べると、私の乗った機種はカナダのBombardier社のQ400と判明。プロペラ機とは言え、最新式のTuboPropTurbopropというエンジンを使った最新鋭機だったのだ。経済性と乗り心地をうたい文句にした機種だが、それに恥じない乗り心地だ。
今まで機種を意識して飛行機のチケットを買ったことなどなかったのだが、「今度からは選べるものならばQ400に乗ろう」と真剣に考えてしまった私である。
最新式のタービンが
最新式の壷になってまーす。
Posted by: knot | 2006.09.08 at 22:59
1.意外に
2.Turboprop
でしょうか。
http://en.wikipedia.org/wiki/Turboprop
Posted by: たぶん | 2006.09.08 at 23:26
日本ではトラブルが多いということで、有名になってしまいましたねぇ。
>Bombardier
Posted by: h | 2006.09.09 at 02:34
ターボプロップそのものは古くからあって、こいつはジェットエンジンのタービン軸の回転でプロペラを回すため、ガソリンエンジンのような振動が無いのですが、まあ古い技術です。
身近なところではYS-11やC-135なんかでも使っております。
タービンエンジンのヘリも広義にはターボプロップかも。
中島さんの描写があまりに快適で本当に静かそうなので、Qシリーズのページを読んでみたところ、このシリーズの機体はバイブレーションのアクティブ制御をしているようですね。(http://www.q400.com/q400/en/quiet.jsp#nvs)
この技術、ひらたく言えばノイズキャンセリングヘッドフォンのようなものです。そんなので飛行機が静かになるなんてすごい。
まあ、電気が切れるとしっかり音がするはず。
http://ja.wikipedia.org/wiki/DHC-8_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29
によるとデハビランドの設計で、静音になったのは96年以降、しかも後付けらしい…
もちろん後退角とねじり下げの付いた低速回転の6翔ペラも、ノイズ低減にはかなり貢献があるはずなので、外から音が聞いてみたい感じです。でもワタシの地元の沖縄には来ないんですよ、この機体。
Posted by: 鴨澤眞夫 | 2006.09.09 at 07:14
すみませんが、マトモなメールアドレスを入れてしまいました。
削除願えますか。
Posted by: 鴨澤眞夫 | 2006.09.09 at 07:27
相変わらず誤字脱字が多い…ご指摘ありがとうございます。
Posted by: satoshi | 2006.09.09 at 08:36
>削除願えますか。
了解しました。ちなみに、URLを入力するとメアドが隠れるようになっています。
Posted by: satoshi | 2006.09.09 at 08:38
ありがとうございます。お手数かけました。
お礼に(?)、インターフェイス的にちょっと困るなと思ったことを書いておきます(こうした際のぼくの行動パターンは「出せるものをさっさと出しておいて、後から修正しようとする」です):
・デフォルトでメールアドレス/URLが公開であること
→SPAM防止システムがしっかりしているので、広義のセキュリティが良くできている印象でした。メールアドレスやURLについては警告が出なかったので、「個人的な情報は勝手に守ってくれるor後から選択画面が出るのかな?」とまったく警戒せずに先に進んだら投稿になってしまった。「確認」ボタンを押したときはレイアウトの確認だけしていた。
・しかも、コメントが後からまったく修正/削除不能であること
→そんなわけで、大変焦りました(笑)。さらに言えば、ぼくは初稿を出した後でたいていウッカリに気がつく、という面もあります。
書いていて思いましたが、ぼくは自分でブログエントリを書いて、トラックバックを送るべきですね。
それではまた。
Posted by: 鴨澤眞夫 | 2006.09.09 at 14:09