おいしい親子丼を作るコツ
2006.11.18
親子丼のレシピは、「煮込んだタマネギと鶏肉に溶き卵を乗せて半熟になったところでご飯にかける」というとても単純なものだが、おいしく作るのは意外と難しい。私も、なかなかマスターできなかったのだが、ようやく自分でも満足できる味のものができるようになったのでここで私なりにあみだしたコツを披露する。
結局のところ、卵への火の通し方がキモなのだが、
(1)大きなフライパンで何人分も一度に作ろうとせずに、蓋付きの親子丼専用のなべで一人分づつ丁寧に卵に火を通すこと(タマネギと鶏肉をタレで煮込む工程は大きなフライパンでやってもかまわない)、
(2)卵は二回に分けて流し入れること、
(3)卵はどんぶり一杯あたり二個使うこと、
(4)卵にあらかじめ少しタレを混ぜておくこと、
(5)卵はあまり丁寧に混ぜずに使うこと、
(6)鶏肉の量は控えめにすること、
という大原則をしっかりと守り、後は「おいしい親子丼が食べたい!」という熱意を持って作るのだ。
ちなみに、タレは自家製のものを色々と試したのだが、なかなかおいしいものが作れず、結局ヒガシマル食品の「ちょっとどんぶり、うすくち」を使うのが一番良いという結論に達した。
妻は、タレが自家製でないことが少し悔しいようだが、私にとっては「おいしい親子丼をいつでも好きなときに食べられる」ことが一番大切なので、タレが自家製かどうかは問題ではない。例の、「ドリルを買いにきた客が、本当に欲しいのはドリルではなく、穴である」というのと同じである。
『親子丼』の『元祖』と言われているこのお店では…
http://www.tamahide.co.jp/oyako_tanjou.html
「タマネギ」は入らないそうです。
トリビアネタでした(^^ゞ
Posted by: SAKU☆彡 | 2006.11.21 at 03:09
はじめまして。
親子丼はあまりお金がないときによく作るので、参考にさせてもらいます。
あと、ブログのネタにさせてもらいますね。
Posted by: 桐生景一 | 2006.11.22 at 08:14
薬味が重要であると。下記は、「黒山椒と親子丼」。なお、TV番組では、店主が、薬味を振掛けてから、蓋をして少し蒸らすと良いと。
http://rakuaji.exblog.jp/tags/%E5%B1%B1%E6%A4%92/#545418
Posted by: snowbees | 2006.11.26 at 00:37
はじめまして。
いきつけ(?)の焼き鳥屋さんでは、
- 鳥は炭火で炙ったものを(炭火の上に網をのせ、網焼きにします。)
- 卵2個をざっくりと溶き、最初に白身の部分を入れちゃんと火を通す。2回目で、黄身がメインの残りを入れ半熟くらいで火を止める。
で作っていました。鳥の網焼きはご家庭ではなかなか難しいですが、卵の入れ方は参考になると思います。
Posted by: kensugi | 2006.11.30 at 00:19
鶏肉の皮の付いた側だけをまず、直火で炙ってから一口大に切ることと、切り分けだ鶏肉を数分でいいので割り下に浸けてから煮ること。
割り下はそれこそ好みだと思いますが、だし:みりん:醤油の比率を
4:1:1から4:3・1まででみりんの量を変えてトライすれば好みの甘さが見つかると思います。
Posted by: babi156 | 2010.12.07 at 08:50
最後のくだりが一番気に入りました♪
Posted by: ぴんくま | 2011.06.27 at 04:09