書評、ヒューマン2.0
2006.12.18
出版記念パーティでいただいた渡辺千賀さんの「ヒューマン2.0」。さっそく「未読の本に関するエントリーを書いてみるテスト」というエントリーで紹介してみたところ、4日で6冊を販売。未読のままで「5冊販売」の義務を果たしたのは私ぐらいではないだろうか…。
そんな不謹慎な実験をした私も、ようやく妻とのショッピングの時間を利用してこの本を一気読みすることができた(どうして夫婦でショッピングに行くと読書の時間が確保できるかに関しては、身近にいる既婚者に尋ねていただきたい)。ユーモアにあふれた軽いタッチの本書、米国で暮らす私としては「そう、そう」とうなずく部分も多く、楽しませていただいた。
しかし彼女の毒舌はすばらしい。「アメリカ人にとって『爪に火を点して生活する』とは、クレジットカードで借金をしてバケーションに行くこと」などは、私の「ユーモア琴線」と激しく共振を起こしてしまい、不覚にも声を出して笑ってしまった。
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