映画「ザ・ホリディ」は今年一番のデート・ムービー
2007.01.01
米国の年末年始は、アカデミー賞狙いの大作の公開が目白押しで、どの映画に行こうかと悩んでしまうが、そんな中にいかにも私が好きそうなラブコメ「The Holiday」が、それもキャメロン・ディアス主演、監督が「年齢恋愛適齢期」のナンシー・メイヤーズと来ては、見逃すわけには行かないと、正月早々見てきた。
失恋したばかりの二人の女性が、「home exchange」というシステムを使って、イギリス郊外とLAにある互いの家を2週間ほど交換して「失恋から立ち直るためのバケーション」を楽しむという設定なのだが、脚本は愛とユーモアにあふれた特級品だし、見るだけで幸せになる。日本では3月に公開だそうだが、彼氏・彼女をさそって行くには最高のデート・ムービーだ。唯一の難点はジュード・ロウがカッコ良すぎることで、一緒に言った彼女が「ロウさま」に恋をしまっても私は責任はとらない。
ちなみに、キャメロン・ディアスの役どころは彼氏に「お前は俺と寝るよりもブラックベリーと寝る方が好きだ」と非難されるぐらいのワーカー・ホリックなのだが、いつでもどこでもメールがチェックできるブラックベリーがアメリカ人のベッドの中にまで進出しているのは本当の話。私の会社にも、奥さんに「ベッドの中にだけはブラックベリーは持ち込まないで」とクギをさされている男がいる。ちなみに、私も一時はブラックベリー中毒にかかったのだが、車を運転しながらメールをチェックしていて危うく事故を起こしそうになって以来、ブラックベリーは一切断っている。日本でも売り出されたらしいが、ブラックベリーはそれぐらい中毒性が高いので要注意だ。
ナンシー・メイヤーズ監督作品「Something's Gotta Give」の邦題は「恋愛適齢期」ですね。
Posted by: asano | 2007.01.02 at 09:22