podcastインタビュー初体験
映画「硫黄島からの手紙」とイラク戦争と

ゼンハイザー PXC300 の日米価格差を利用した「アマゾン・アービトラージ」で一儲け?!

Pxc300 昨日の夕食の席で、知り合い二人から、「中島さんぐらいしょっちゅう飛行機に乗っている人で、いまどきノイズキャンセラー付きのヘッドホンを持ってない人なんて珍しい」と指摘されてしまった。

 飛行機の中で眠るのにはあまり苦労しない方だが、確かにあのノイズをずっと聞いていると疲れる。一度Boseのヘッドホンを試したことがあるのだが、耳に熱がこもるのが気に入らず、それ以来避けていた。しかし、「ゼンハイザーのPXC300は小さいので耳が暑くならなくて良い」との言葉に、心が動く。

 さっそくアメリカのアマゾンで注文しようとしたのだが、219ドル(日本円だと今日の為替レートで26,600円)-聞いていた価格(100ドル強だったはず)よりずいぶん高い。Googleで調べてみると、他のオンラインストアもみな似たような値段だが、アマゾンだけは何らかの理由でつい最近までは139ドルで売っていたようだ。と言うことは、ごく最近値上げしたのだ。

 「少し前なら139ドルで買えたのに、今は219ドル」と言われると、妙に悔しくなるのが人の常。一気に購買意欲が萎えてしまった。

 しかし不思議なのは、なぜアマゾンのみが他の小売店よりも格安の値段で売ることが出来たのか、である。新製品が好きなブロガーたちを狙い撃ちした、発売当初の初期ロットのみの特売をしたのかも知れない。バイラルマーケティングを狙った、ゼンハイザーとアマゾンの共同作戦という可能性は十分にある。

 そこで「ひょっとしたら」との思いで日本のアマゾンをチェックしてみると、なんと17、353円。米国のアマゾンより9000円以上安い。今回の値上げはまだ日本のアマゾンには波及していないようだ(ちなみに、ヨドバシカメラは24、800円)。次に日本に行くまで手にすることが出来ないのは少し悔しいが、さっそく注文。

 これだけ価格の差があると、日本のアマゾンで買ったものを、米国のアマゾンのマーケットプレースで売る、という「アマゾン・アービトラージ」で一儲けできそうだ(アービトラージとは、この様に二つの市場での相場の違いを利用して儲けること)。もちろん、そこには為替リスクと在庫リスクが若干伴うので、必ずしも儲かるとは言えないが、少なくともマルチ商法で誰も使わない浄水器をネズミ講式に売りまくる(参照)よりはずっとまともだ。

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