レストラン matsuhisa に行って来た
2007.02.19
アメリカでもっともおいしい日本料理を作ると言われる松久信幸の店、Matsuhisa。私がシアトルで一番気に入っている店Nishinoのシェフが修行した店でもあり、一度は機会を見つけていかねばと常々考えていたのだが、やっと行く機会に恵まれた。
店は思ったよりも狭い上に、キッチンが3ヶ所に分かれた変な設計だが、出てくる料理は期待通りの絶品。アメリカでの日本料理と言えば、「テリヤキ」と「ベントー・ボックス」という固定観念を打ち破って創作和食に取り組んだ松久シェフならではの料理だ。
コース料理は、Nishinoより若干高めだが(Nishinoは60ドルから、Matsuhisaは80ドルから)、LAの物価を考えれば仕方がないのかもしれない。とは言え、飲み物を含めると一人100ドルを越すのだから、普通の日本食レストランの倍以上。
松久シェフの成功の秘訣は味だけでなく、マーケティングにもある。ロバート・デニーロとの共同経営で始めたNobuがMatsuhisaよりもさらに高級な創作日本料理レストランとして着実に成功を収めているし、「Nobu」はクックブックという形をとった彼の料理の写真カタログだ。
そもそも、なぜアメリカでの日本食で
「テリヤキ」が定着したんでしょう?
確かに日本では人気が高いですが寿司や天麩羅みたいに派手じゃないのに
どこらへんのポイントが定着した理由かちょっと知りたいです。
Posted by: eico | 2007.02.19 at 19:12
http://ja.wikipedia.org/wiki/照り焼き#.E3.83.86.E3.83.AA.E3.83.A4.E3.82.AD.E3.82.BD.E3.83.BC.E3.82.B9.E3.81.AE.E7.99.BA.E7.A5.A5
によると、米国でなんとか醤油を売ろうとしたキッコーマン関係者による努力の賜物のようですね。
Posted by: hy | 2007.02.20 at 21:15