クリスピー・クリーム、行列を作りたがるのは人間の本能か
2007.02.09
新宿のサザンテラスに開店してからもう二月ほど経つのに、相変わらず熱狂のおさまらないクリスピー・クリーム。平日の朝から二百人以上が並んでいる。
ところが、すでに熱狂のおさまっている米国の店(これはSalt Lake Cityの店)では、行列どころか「閑古鳥が鳴いている」という表現がぴったりな感じである。
こんな違いを目の当たりにして、「他の人がしていることをしたくなる、というのは人間の本能なんだな」と再認識した。「行列のできる店」には並びたくなるが、閑古鳥が鳴いている店には入りたくないものだ。
共通の話題、話のネタとして行ってみたくなるのだと思います。
「あの話題の○○に行ってきたよ!」「へー、あの○○に。どうだった?」
興味が分散しがちな世の中で、案外こうした「共通の話題」という需要は高いのかもしれませんね。
関連しそうな情報:
http://anond.hatelabo.jp/20070115181158
Posted by: muscovyduck | 2007.02.09 at 14:28
ここで話を聞いて出張ついでに行ってきました。行ったのは土曜日の16時過ぎですが、ガードマンに「どのくらい待ちますか?」と聞いたら、「1時間半ですね」とさらりと言われてしまいました。家族の土産にと思ったんですが、1時間半も待つほど暇人ではないので即効で帰りました。半年もしたら行列もなくなるでしょうから、その頃に再チャレンジします。
Posted by: iseeker | 2007.02.09 at 23:59
平日でも朝10時だとすでに30分以上待ちでしたが、
朝8時30分なら5分待ちです。会社へのおみやげに。
Posted by: こ | 2007.02.10 at 09:58
先日、「ものすごくならんで買ったんですよ!」と言われ、ここのドーナッツを1個もらいました。確かに他のドーナッツとは違う食感でしたし、おいしかったです。
でも、それ以上に買った本人が「ものすごくならんだ」という付加価値をプレゼントした人にアピールできるのが良いかもしれませんね!
一瞬、Satoshiさんはこの状況を利用して儲けることができるのでは?とも思いましたが、利益率が低いのと食品だからやっても意味がなさそうですね(笑)
Posted by: Nariken | 2007.02.10 at 15:52
「100人の集団のうち1人が右を向く」
「100万人の集団のうち1万人が右を向く」
この実験では前者では集団の中の1人が向いたという結果だったが、後者では1万人に釣られてドミノ倒しのように次々と皆が右を向いたと言われています。
比率はどちらも同じ1%だけど、集団という部分で見ると前者は1人、後者は1万人。
人間は自己判断よりも集団への追従行動を取りやすいものなんでしょうね。
Posted by: 悠 | 2007.02.10 at 19:56